「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

本家 S11‐12「線引き」 もう一度だッ

2016-06-17 15:32:42 | シーズン11


初視聴時記事<1>


初視聴時記事<2>


初視聴時記事 追記


コレ、もう一度見たかった=確認したかった部分があって…
量刑=死刑が確定するシーンですが。
ミッチの母親が、息子にしがみ付いて泣き叫ぶシーンがあって、
それから検察が映り=まぁ、苦々しい表情で、
その後マッコイが、後ろに座るナイ夫人を振り返る…

ナイ夫人は、どうだったっけ?
私の記憶では、頷いて~だったのだが
今回見直しましたら…ちょっと曖昧な動き、でしたね。
頷いている、とも思えるし、俯こうとしている、とも思える。

マッコイの表情は…苦い表情のまま?
で、何を「求めて」ナイ夫人を振り返ったのか?
「勝った」という宣言?
いや違うね…「これで良かったのですね?」という問い掛け?だと思った、私は。

ナイ夫人に、「これで良かったのですね?」と、許しを求めているのか?
「これで良かったのですね?」と、賛同を求めているのか?
自分の行為を、正当化したかったのか?

…わざと、曖昧にしている…んじゃないかなぁ~、と思った。
まぁ、マッコイ=検察=人間の迷いって感じ、かなぁ~って。
視聴者も迷って考えろ~ってエピ、ですよね?(知らんが・笑)

原題『Teenage Wasteland』ーこれは、ザ・フーの楽曲から。
タイトル?フレーズ?ちょっと不明(だって、聞いたことないし)

マッコイ
「…誰も無罪にしない。
 男性が命を失い、妻は夫を失い、幼子3人が父親を失った」

中華料理店経営者のナイ。
地道に真面目に、家族の為に懸命に働いていた。
夜中に注文を受け、配達に行った先で…殺害されてしまう。

殺したのは10代の若者達。
腹が減ったが、金はない…でも中華料理の出前を頼む。
最初から金を払う気はなかった…奪うつもりだった。
配達に来たナイに、いきなり毛布を掛け、その上から殴りつけた。
そして「顔を見られたから殺そう」とミッチ・レーガンが言い出し
ミッチ自身が、コンクリートの塊で、ナイの頭を殴打。これが致命傷に。
ナイはまだ生きていたのに…ミッチは、それも承知だった。

と、書いていても極悪な事件。
焦点は、ミッチが18歳になったばかり、ということ。
成人として裁くことができる…それでいいのか?

死刑案件ということが、ドラマに重く圧し掛かってきます。
死刑、について考えろよ~っていうエピでもあろうかと。

視聴した方々も、御自身の考えがあるかと。

『図説 死刑物語―起源と歴史と犠牲者』
            (カール・ブルノー レーダー)

読んだのですが…って、お勧めしている訳ではありませんので(ペコリ)

あぁ、このエピを考えようと、読んだのではありませんよ。
単に趣味の一環として…はい止めますね(そうですねっと)

御存知「目には目を、歯には歯を」的に、考えて~
人を殺したら、命を持って償う…って考えもありますし。
でも、こんな風に、「人の命」と重く考えるってことは、
人間の歴史のなかでは、ホント、ホンの最近のことでして(って言ってどうするよっと)

死刑、というか、人の命を奪う、には色んな「理由」がありますが。
まぁ、今回のドラマと関連するなぁ、と思うのは…

アビー&ルーウィン
………
「私の出身地では、生きる権利を残酷に奪えば
 その犯人も、生きる権利を失います」
「私の出身地では、その権利を検察だけが奪える」

アビーが言っているのは(はじめの台詞)
人を殺せば、自分も命を奪われることになる。
そういうことだと思います。これは、かなり広義でいっているかと。
で、次のルーウィンですが、
彼女は、人を殺した者を罰する(死刑にする)のは検察だけだ、と。
この検察も、広義、ですよね。
国、権力者、支配者、行政(者&府)、法…などなど。

これは、アビーの言葉だと、私刑も含まれるからだと。
個人的な復讐ですよね。
このようなこと=社会の混乱を抑える為に、法や行政が「代わりに」行なう。

また、死刑を、被害者遺族の慰め(&納得)になる、という意見もあります。
この意見に「じゃ、天涯孤独な人(=遺族のいない人)に、死刑は必要ないって事?」
というものもあるそうですが…
この考えだと、「じゃ、天涯孤独な人を殺しても、死刑にならない可能性が?」
などと考えも出てくるようで…
これも、また社会の混乱になる、かと・・・

おっと、ドラマに戻ろう(汗汗ッ)

初視聴時追記にも書きましたが、年齢=18歳、が論議される、ですね。
更生の余地がある年齢・・・そう主張していますね、弁護士さんは。

でもドラマは、この「更生の余地」を見事に粉砕(笑)している。
それは・・・ミッチが16歳になる2ヶ月前に、暴行で逮捕されている、という背景です。
被害者は、片目が失明、というかなり、というかもう極悪、ですね。
また、動物虐待の過去もコソッと言っていますし・・・

一度、更生のチャンスを与えたが・・・どうも無駄だったようで、が背景にあります。
と同時に、周囲いる親=保護者にも、どうよ?と問うているかと。
16歳前に、酷い暴行事件を起こしている。
これを、相手は子供でしたっけ?同じ年位だったのかな?
単なる子供の喧嘩で、それが結果的に酷い被害になってしまった。
こういう解釈では・・・
少年の更生に、大人はどう関わっていたのか?までも・・・深読みか??????(笑)

・・・どうもドラマの筋は分かっているので・・・余計なことまで考えてしまうわ(笑)

それと・・・多くの方々が、とっくの昔に気が付いていた、と思いますが。
私は、情けないことに、今、気がついた・・・
ぬぁんとまぁ!!どれだけ『L&O』見ていたんだよ、自分???ですね(苦苦苦苦苦)

検察も弁護人も・・・自分が話す時、法廷内を動きますよね。
フラフラ~ではない!!(笑)
効果を狙っているんだわって、今気がついてどうするよ、自分(苦苦苦苦苦)
証人に対して質問している時、何気に陪審員の前に立って~
って、コレ、証人が陪審員に向かって話しているように、仕向けているんだわって。

・・・・・・・・・・・・・・今更・・・・情けない・・・・・・・・トホホ・・・・・・・・

っと、さて、立ち直って(笑)

えっと~、法廷がありましたが、これは裁判では、ありませんよね?
いつもの裁判はカットされて、もう有罪は決まったってことで
検察トリオの、廊下歩きながら会話から分かりますね。
今回の法廷は、処罰審査、ということです。
これも、検察トリオの会話から分かります。
なんかやっていることは、いつもの裁判と変わらんような~ですが
まぁ、詳細は、これまたこれまた(笑)検察トリオの会話で分かるっと。

・・・・この廊下歩きながらの会話、重要だわ(笑)

最後の弁論・・・判事が
「規定により、検察側が先に述べなさい」
と言っていますね・・・規定なのか?調べましたが、分かりません。
アッ、処罰審査というのは
ネット調べ=penalty phase、と英語で。
アメリカの制度で、陪審による有罪決定後、具体的な処罰を決める審査、だと。

じゃ、処罰審査では、最終弁論的なモノは、検察が先ってことなのか?
規定により・・・だから、規定なのか?(日本語、おかしい??笑)

ふ~ん、なにか意味があるのかな?
弁護側=被告人への配慮ってことかな?分からんが、勝手に考える私。
だから、いつもの裁判ではないので・・・ってことですね。
いつもの最終弁論なら、弁護人→検察、の順ですので。


冒頭に書きましたが、ナイ夫人の様子を知りたかったっていうのがメインでした。
マッコイのファッションは・・・初視聴時に書いたから・・・自主規制ってことで(笑)

でも(書くのか?自分??)
このニット帽&コート帽子、という二重被り(笑)って・・・
なんか、最近見たわ・・・と思いながら見ておりました・・・

ホント、この方、素の方のファッションとマッコイ・ファッションに・・・
迷いなし=そのまんま・・・

喜んでいいのか、泣いていいのか・・・ウ~ン・・・と〆ッ(ペコリ)
・・・・骨太なエピを、
検事長ファッションで〆て、申し訳ありませんっと言っておこう(ペコリペコリ)


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