「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

UK S1-9「無言の嘆き」追記

2014-11-25 14:18:56 | ~UK S1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想です

ニックが、何故ファリスのことを言わなかったのか?
やはり・・・恩を感じていたってことで良いでしょうかね?
ニックの華麗なる前歴・・・・強姦罪に拒絶の反応のファリス。
ファリスは、脱税で刑に、でしたね。
自分でも「知的犯罪だ」などと・・・言ってましたよネェ(うろ覚え)
強姦罪の男など・・・・知っていたら・・・付き合わないし、仕事も世話しない。

ニックも、そのことについては、ファリスに話していない様で。
でも、釈放後頼ってファリスの元へ・・・
釈放後は、罪を犯していない・・・
更生したのか?捕まっていないだけなのか?
それは、ドラマ内では不明ですが・・・
まぁ、この考えだと、「ノーコメント」もまぁ納得で。

そして、ケイリーを愚かな母親として、描いていた気がしました。
薬物依存で、平気でウソもつく・・・・
「娘を愛している」というも、娘の立場で考える、ということは欠如。
策を講じて、というよりも、考えが浅はかな、愚かな犯罪。
反対尋問の時にケイリーの発言から
社会保障制度や福祉の不備に、話が広がるのか?と
懸念しましたが、それは回避されましたね。
その方面に飛んじゃったら・・・収拾つかないわ。
だから、スティールも、その辺は突っ込まなかったので、ホッと。
また、「ジョディとイビサ島へ行く」と言っていましたが
イビサ島は、スペインのリゾート地で観光地ですね。
コレは私見ですが、
娘を取り戻して、一緒に暮らしたいって言う割には、観光リゾート地・・・
全く説得力もないし、現実離れしている、という露呈に思えましたがね。

スティールが、
「あなたには母親の資格がない!」と断じるのは、筋が通っているかと。

この攻め方で、ドラマとして筋が通っていると思いました。
ちなみに、夫と一緒に視聴。
休日の朝食にUK・・・素敵ダァ(笑)
・・・・・・・・検事長なら、もっともっと!!素敵なのに(無念)
「面白いナァ」と夫。面白い、と大いに満足しておりました。
その後「検事(スティール)、マッコイより格好イイぞ」と言いやがって
朝から妻の機嫌を損ね、その日家事買い物雑用に、酷使される羽目に・・・(笑)

で、気になったというか残念というか、もっとネェというか・・・
納得感と重厚感が・・・・(フゥ~)

納得感は~
ケイリーを取り巻く2人の男・・・レニーとファリス、ですね。
もう少し、どうにかならなかったのか?とか・・・思いません?
夫レニー・・・レニーという名だから、夫婦関係が悪化&収拾不能なのか?(笑)
ケイリーの常軌を逸した言動、ある程度認識していたのなら・・・
疑わんかい!!
「彼女も大変で・・・」で、法廷でも涙を・・・
どこまで優しいのか?しかし、その優しさは、妻の為になっていないぞ!!とか。

で、ファリス・・・・知的犯罪を自認するなら
「取材で稼げる」など・・・どこが知的なんだよ!って。
ケイリーの暴走、分かっているだろ?そんな彼女に、そんな無責任な・・・

法廷で、2人が並んでいるシーン見て・・・思ったわ(笑)
あんた方が、もっとしっかりしていれば・・・とかね(笑)

そして、重厚感・・・これは、真面目な話で。
えっと・・・・本家を引き合いに出すのは、正直不本意です。
しかし、本家を例にとるのが、最も最適だと判断。
で、そうします・・・ゴメンなさい(ペコリ)

あぁ、勿論、私が勝手に思っていることですので(いつも通り)

このエピ・・・2本立てだと思うんですよ、母親のことで。
ケイリーとニック母・・・・この2人です。

本家を視聴された方は、まぁ思い出すと分かっていただけるかと・・・
本家を視聴されていない方は・・・
「誘導か!」と非難されても仕方ない・・・過去記事、お願いします。
ちなみに、UK&本家、どちらも誘拐犯はニック(笑)姓は違うけどね。

スティールが、ニック母から得る証言。
つまり、ケイリーが、ジュディを病院へも行かせず&口を塞げばと
指示を仰ぐニックに答えたと。
この証言です。
UKでは、ドラマ内では、この話は、ココだけですね。
これが、どうの~とかは無かったですね。

本家では、同じくマッコイが、ニック母から証言を得ます。
話を聞いた後、クレアがマッコイを非難「偽証教唆では?」と。
しかし、マッコイは、そんな事、気にしないし(笑)
多分この証言は、真実ではないだろう。
この母親は、多分以前から何度も「息子の為」とウソをついていたんだろう。
今回も同じだ・・・それも自慢気に・・・
法廷で証言させる気はないし・・・いいんじゃないか。
まぁ、意味はこんな感じですね。

これは、マッコイの狡猾さを現すと同時に
ニックの母親の、息子愛ゆえの愚かさを、現しているかと。
本家では、本筋の母親の愚かさ(本家では夫への憎しみが原動ですが)
と共に、ニック母親の愚かさも見せている。
2人の母親の、子供を愛するゆえの愚かさ・・・・
二重に見せることで、重厚さが・・・・つまり世界が広がるんですわ。

1人じゃない・・・もう1人いる・・・
そして、そういう感覚は、広がりを可能にするように思います。
ドラマ内にも・・・ドラマ外にも・・・・つまり視聴者側、ですよね。
こんな母親は、いっぱいいる・・・・そういう感覚を提供できるかと。

今回、UKでは、残念ながら、こういう広がりを感じることができなかった。
ここは、残念だなぁ~と感じたので。
と同時に、勿体ないナァとかも。スンマセンがね。

容疑者と対峙するのは、刑事さん方が多い様な?
検事さん方は、モニター映像を見ているのですが・・・・
どうしてなんだろ?
英国は、こういう風ってことでしょうか?
今回のロニーのように、刑事さん方にドラマ性を感じてしまって・・・
検事さん方にも、もっと容疑者または関係者と対峙して欲しいと、希望。

ウ~ン、日本ではデブリン人気はどうなんだろ?ですが
今回も、最初父親が容疑者候補で、スッゴイ視線だたっと。
また、母親が黒幕と分かってからも・・・
顔を背ける姿が、私はアァ=って思います、いつも。

どうもローガンと同じ反応になっているわ・・・
どうも、こういうことに、弱いのね、自分・・・・(認識)

えっと・・・・誰にも惚れないので、ちょっと困っています(エッ?笑)
惚れないと、視聴意欲に影響が・・・・
オープニングに惚れた!じゃ、持たんかね・・・・??と自問(笑)

前回ローガン、今回レニー・・・
私が気が付かないけど、他にも登場あったのかしら?
そのうち・・・美形な中年のマイクや
サイコな犯罪者のベン、そして女たらしのジャックなど・・・・
出てくるのかなぁ・・・・出てこないかなぁ・・・・(笑)

UK S1-9「無言の嘆き」

2014-11-25 14:18:36 | ~UK S1
ベースは、本家S6-1「復讐の代償」
S6オープニングであり、法廷で銃をぶっ放す派手派手エピですね。

UK原題は『Hidden』=隠された、人知れず、等々・・・
邦題は、隠されていたのは嘆き、だそうですが
原題では、隠されていたのが「何か」は限定していませんね。

で、今回、ちょっと本家の原題を調べたら・・・『Bitter Fruit』でした。
これは・・・・どう解釈すれば良いのか・・・?
真っ先に浮かんだのは、Billie Holidayの『Strange Fruit』
この歌の詞の元と言われている詩『Bitter Fruit』

でも、これから採用したタイトルなら・・・・ハード位じゃ済まないし。
考えると面白いかもしれないが・・・今はUKだ!!(ビシッ)

誘拐された少女ジョディが、遺体で発見される。
ギター教室の教師、送り役のタクシー運転手。
容疑者が次から次へと・・・しかし本命が!
ニック・カールトン。多彩な前歴で賑やかな男。
ガラス片、ジョディを包んでいたシーツ。
ニックの関与は明らかだ。しかしニックは「ノーコメント」を貫く。

保釈審理。検察の奮闘空しく、ニックは保釈へ。
しかし、そのニックを、ジョディの母親ケイリーがナイフで刺すという暴挙に。
騒然とするマスコミ。そして警察&検察。

ニックが死亡する。
娘を殺された母親の、心情を察すると・・・
英雄扱いの世論。
しかしスティールは、殺人で起訴すると。

・・・・
「罪状は、挑発による故殺よ」
「これは復讐による殺人だ」
「挑発はないと?相手は娘を誘拐し、殺した男よ」
「カールトンの罪は、確定していない」
「それを陪審に話して、理解されるはずがない」

法廷 カールトン殺害で起訴されるケイリー。
「カールトンにも、公平な裁判を受ける権利がある」
スティールは主張するが・・・
ケイリー、故殺については有罪。懲役12カ月に。
しかし判事、情状酌量により・・・執行猶予2年と。

陪審員の判断は、世論と同じだ。
どうしようもない・・・
しかしブルックス&デブリン、アリーシャに新たな情報を。

ニックの上司であるファリス。
彼が入所していたグローブウッドの更生施設に
ケイリーも入所していたことが分かる。
娘を殺した男の上司と、同じ施設に?
コレを偶然と片付ける訳にはいかない・・・・

ファリスに話を聞く。
関与を否定するファリス。
しかしブルックス、断酒記念メダルを見せながら・・・

「“己に誠実であれ。
 さすれば夜が昼に継ぐがごとく、何人にも偽ることあらん”
 ・・・・この言葉のお蔭で、今がある。
 自分を偽らねば、断酒できる。
 他人に対しても正直になれば、克服できるんだ」

ファリス、ニックをケイリーに紹介したと白状する。
ケイリーは、娘と暮らしたいと思い、更生施設に入った。
自分と関係を持った為、施設を退所させられてしまった・・・借りがある。
ニックの電話番号を教えただけだ。事件のことは知らない。

ケイリーが、自分の娘を誘拐させたのか?
身を震わし、悲しみに苦しむ姿は、一体何だったんだ?
依存症の禁断症状では、との疑いが。
ケイリーに話を聞く刑事コンビ。
関与の証拠がある。
しかしケイリー「誘拐するだけだった」と・・・・

それでも刑に問える。
では、ジョディの死については、関与していないと?
死んだニックは、何も語れない・・・
ケイリーの言葉だけだ。

ニックの母親に話を聞くスティール。
・・・・・・
「あなたの証言があれば、ケイリーが有罪になる可能性が高い」
 ・・・・ニックから、何か聞いていますか?」
「・・・ジョディの具合が悪くなり、ニックはケイリーに電話した。
 医者に見せるべきだと。
 でも病院の話をすると、ケイリーに止められた。
 バレたら、2人とも捕まるから、と。
 ニックは、ジョディが泣くからうるさいと、訴えた。
 すると彼女は、“口にテープを貼れば静かになるから”と・・・」

ジョディの死の直接の原因は、自分の嘔吐物による窒息死だ。
口にテープを貼ったから・・・
その行為が、ケイリーの指示であったのなら・・・・

ケイリー、再び法廷へ。
スティール、ケイリーへの反対尋問
自分は娘を殺した男を刺したのだ。英雄的行為だ、とケイリー。
・・・・・・
「なぜカールトンに誘拐させようと?」
「ファリスが提案したんです。
 子供が行方不明になると、母親が取材される。
 ファリスは“うまくいけば取材で儲かる”と」
「娘の命を危険にさらして?」
「殺すとは思わなかったのよ」

「娘の命を懸けてまで、なぜ大金を手に入れようと?」
「(泣きだすケイリー)・・・普通の母親になりたくて・・・
 私の母親とは違う・・・お腹の中で大事に育てたのに
 生まれた途端に、うまくいかなくなった。
 レニーは、私から娘を取り上げ奪ってしまった。
 元通りにしたいのに、できなくて・・・
 お金は、更生施設の入院費だった。申し込みもして・・・
 薬をやめたら、ジョディと暮らせると」

「だったら、なぜ正当な方法で、薬をやめようとしなかったのですか?」
「無理だわ。2度目じゃ保険も下りない。
 助けを求めて叫んだけど、誰も聞いてくれなかった。
 ・・・誰も私を見てくれない。関わると面倒だから・・・
 皆が避けて通っていく・・・・
 薬をやめて、娘を取り戻したかった。
 ジョディとイビサ島へ行くの。レニーや薬から離れて暮らす・・・
 娘と共に母親として生きられる・・・」

「娘を愛する父親から、引き離すつもりだった?」
「愛情は、私の方が上だわ」
「突然見知らぬ男に誘拐される娘の気持ちは?」
「そんな・・・」
「ジョディが縛られ、口をふさがれても、何とも思わない。
 それが普通の母親か?
 ・・・・あなたは、母親の資格はない!」

・・・・護送車に乗り込むケイリー。
それを眺めるスティール&アリーシャ・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想は次で