音楽堂

昨日今日と、素敵建物探訪をしてきました。

昨日行ったところは、7月の整理収納勉強会の会場にさせていただくところ。
なので、7月にまたご紹介するとして・・・


今日は、とある方のご紹介により、

交野市にある「星誕音楽堂」というところに行ってきました。


我が家から車で30分ほどのところにあるそこはごく普通の住宅地。
その中に突如あらわれる　純日本家屋＆コンクリートの現代建築？！



そう、ここは民家を改築して作られた　小さなコンサートホールなのです。


星誕音楽堂

という名前からして、ファンタジー映画好きの私をそそってしまうのですが、
建物の外観や中もまた、その名に劣らずそれはそれは素晴らしいのです。



なだらかに膨らんだ瓦屋根が不思議な日本家屋


そこへ違和感なくつながるなんだかアートなコンクリート建築


中は高い天井に湾曲した何本もの梁と随所に曲線を意識されたデザイン


最大50人収容できるそのホールは
足を踏み入れたとたんまぁるく包み込まれるような感覚


実際のコンサートホールとして、もっとも重要である「音」に関しても、
天井の梁の向こうに楕円形の凹みの部分からうまく音が逃げるようになっているため、
残響音が少なく、プロが「シンフォニーホール並み」というほどの質の良さだそうです。


質の良い音と建物の形状、雰囲気により、ひとたび演奏が始まると
そこにいる人すべてが楽器の中に入って音楽を聴いているような
一体感を生み出すのだそうです



音楽についてまったくと言って疎い私ですが、
お話をお伺いしているだけで、ぜひここでのコンサートを聴きに行きたい！
と強く思いました。
ほとんど口コミだけでされている場所ですが、
建築から15年たった今では
年間10回以上のオリジナルコンサートと各ジャンルの音楽家によるコンサートがたびたび開かれているそうです。



今日はなんと、フルーティストであるオーナーのお嬢様と、
その生徒さんに（といってももう10年以上のキャリア）、2曲聞かせていただけて・・・・


感激


オーナー様も、ご紹介していただいたとはいえ、初対面の見ず知らずの私に、
星誕音楽堂を作ろうと思った時のお話や、建築段階のお話、
音楽堂ができてからのこと、現在どんなコンサートが行われているかなど・・・

たくさんお話ししてくださり、
また、そのお話自体がホールに響き、もっともっとここにいてお話を聞いていたいなぁ～


と思ったのでした。・・・娘の帰宅時間があるので、かないませんでしたが



6月6日にこちらで行われる

アイルランドのバロック音楽と伝統音楽のコンサート　行きたいです！


星誕音楽堂を建築された方のHP→★