まるみのあっちこっち巡り

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西武鉄道ポイントDayウォーキング 東京最古の谷中七福神めぐり

2019-03-03 00:03:43 | 駅からハイキング(西武鉄道・JR東日本)



西武線池袋駅の西武南口で受付、
山手線に乗り、JR田端駅北口をスタート、
東京最古の七福神といわれる
「谷中七福神」を巡るウォーキング。







最初に訪れたのは、駅から6分程の福禄寿の東覚寺。

山門に体中に赤紙が貼られた金剛力士像があり、
病を患った人がその部分に相応する箇所に
赤紙を貼ると治癒されると言われ、病が治癒すると、
草履を供える風習が現在も残っているとか。







田端文士芸術家村は、明治時代末期から昭和初期頃、
東京府北豊島郡滝野川町字田端(現在の東京都北区田端)近辺に
多くの文士や芸術家達が集まり、文士村が形成されていた
地域の呼称で、駅近くに記念館もありました。







次は、恵比寿尊の青雲寺です。

江戸時代に花見の場所として賑わったことから、
「花見寺」とも呼ばれていたそうです。
境内には「南総里見八犬伝」の作者滝沢馬琴の
筆塚の碑や硯塚の碑などがあります。








「ひぐらしの布袋」が祀られている布袋尊の修性院。
江戸時代の中頃から「ひぐらしの里」と呼ばれ、
江戸近郊の行楽地としてにぎわっていたそうです。

歌川広重の「名所江戸百景」日暮里寺院の林泉は、
ここの境内の春景色が描かれています。







下町情緒あふれる谷中銀座は、
台東区と荒川区にまたがる東西約170mの通りに
70軒ほどが軒を連ねる商店街です。
外国人観光客の姿も多いようでした。







「美しい日本の歴史的風土100選」に
2007年に選定された谷中の
最寄り駅はJR、京成線の日暮里駅。







広大な谷中墓地の一角にあり、静寂な環境の天王寺。
この毘沙門天は江戸の昔より谷中七福神の一つとして
篤い信仰を集めているのだそうです。

5番目に訪れた養老人の長安寺。
七福神は建物内にあり、写真はナシです。







大黒天の護国院は、寛永寺の子院で
上野公園の一角にあります。
三代将軍家光から贈られたと伝えられる
大黒天画像は谷中七福神の一つになります。







最後は、弁財天の不忍池弁天堂。

谷中は江戸時代の都市計画で多くの寺院が集められ、
門前町として発展、「寺と坂のある街」として
親しまれていますが、谷中七福神は神社が含まれず、
寺院だけという珍しいものでした。

ここでコースは終了するのですが、
もう一カ所、立ち寄ってみたいと思います。

東京都北区・荒川区・台東区

2019.1.10

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