まるみのあっちこっち巡り

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バレエ~究極の美を求めて~ そごう美術館

2019-01-18 00:15:52 | ミュージアム



イタリアで生まれ、フランスで育まれ、ロシアで花開き、
世界中に広まったといわれるバレエ。

(展覧会チラシより)

「くるみ割り人形」の映画や舞台を見た12月だっただけに
この展覧会はぜひとも見ておきたいと思いました。

日本でバレエブームが起きたのは、1922(大正11)年、
横浜に舞い降りた世紀のプリマ、アンナ・パブロワの
『瀕死の白鳥』が感動と衝撃を与えたからだとか。

1925年には鎌倉に初めてバレエ学校が開校され、
現在の日本バレエの礎を築きました。

服装の主流が和装から洋装に変化したこの時代に
日本女性の求める「美」にも変化が生じ、
脚やデコルテなど今まで見せてこなかった部分を
いかに美しくみせるかに関心が高まったのだそうです。

これほどのファッションの変化を経験したことはなく、
想像するしかないのですが、
メイクやファッションのお手本として、
婦人誌やバレリーナの存在価値も大きかったはずです。







世界でも有数の規模を誇る「薄井憲二バレエ・コレクション」の中から
バレエ史、美術、三大バレエをテーマに、資料300点の他、
アンナ・パブロワの貴重映像、牧阿佐美バレエ団の衣装30点、
藤田嗣治の『白鳥の湖』舞台美術資料などが展示され、
見応えのある展覧会で会場は賑わっていました。

神奈川県横浜市

2018.12.15
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