まるみのあっちこっち巡り

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「みつをの一生」「蕗谷虹児展」 相田みつを美術館

2019-01-15 00:19:26 | ミュージアム

教科書やカレンダーなど様々な場所で目にする
書家であり、詩人である相田みつをの作品。
挫折の連続だったという
若い頃のことも知ることができます。

古い封建的な伝統にに安易に縛られる
書の世界に窮屈さも感じていたようです。

人々の共感を呼ぶ言葉を紡ぎだしたのは、
このような人生を送られたからかもしれません。

「一生勉強 一生青春」
相田みつをの言葉ですが、こうありたいと思います。





かつて年上の友人に誘われ「蕗谷虹児展」へ行きましたが、
彼の作詞である童謡「花嫁人形」は知っていたものの
懐かしい絵というより、古臭い絵と思ったものです。

「花嫁人形」や「うたたね」の絵はがきを購入しており、
今回はそれらの作品の再会となりました。
やはりオリジナルは違います。
花嫁には涙が・・・。

竹久夢二に才能を見出され、
藤田嗣治に「オレの後を継ぐのは虹児だ!」と言わしめ、
三島由紀夫から「私の本の挿絵は虹児に!」と
指名させた凄い画家であったのだと再認識。

パリに留学するも弟二人の窮地の生活を知り、急遽帰国、
幅広い誌面で挿絵画家として活躍、人気絶頂期を迎え、
大正から昭和の女学生を熱狂させた蕗谷虹児。
昭和を振り返るには忘れてはならない人物のようです。

東京都千代田区丸の内3-5-1
東京国際フォーラム地下1階

2018.12.13
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