まるみのあっちこっち巡り

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はとバス☆江戸後期から続く川魚料亭「川甚」

2013-12-11 00:17:22 | お出かけ 東京


創業220余年、江戸後期(寛政年間)から続く川魚料亭「川甚」
こちらで鰻重の夕食がいただけるということが、
今回のはとバス参加の一番の理由です。

創業以来、多くの文人や著名人の方々に愛され、
1969年公開の映画「男はつらいよ」の
記念すべき第一作にも登場しました。





こちらが本館です。

寅さんの妹さくら(倍賞千恵子)と博(前田吟)の
結婚披露宴の舞台で、本館の門構えは、
式に遅れて来たたこ社長(太宰久雄)が
原付で乗り付けたシーンそのままだそうです。

夏目漱石『彼岸過迄』、 尾崎士郎『人生劇場』、
谷崎 潤一郎『羹』、 松本清張『風の視線』などの
舞台にもなっています。





松本清張をはじめ、三島由紀夫、黒澤明、
手塚治虫のサインも新館に展示されています。

そして、夕食会場もこちらの新館です。





鰻重と吸物、香の物をいただきます。
ふっくらとした鰻と秘伝のタレ、
庶民の口に入るのは難しくなっている鰻です。

江戸川のほとりで開業していた当時と変わらない味

その当時生きていた人は誰もいないのでわかりませんが、
これぞ川魚料理という気がしました。

仲居さんの感じも良かったです。

ふつうのはとバスのコースでこちらを利用するときは穴子です。
会員限定のシークレットツアーはお得なのです。





店の前の駐車場で待っているはとバス。
帝釈天の裏手にあり、山本亭へは右に約250m、
その先に寅さん記念館、京成金町線柴又駅へも約500m。

矢切の渡しがある江戸川も近く、
ゆったり過ごす柴又散策にオススメです。

東京都葛飾区柴又7-19-14

2013.11.9

※「川甚」のHPから一部抜粋させていただきました。
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