まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

紙の博物館 紙で祝う・紙で愛でる~干支飾り・ひな人形~

2012-02-16 00:03:30 | ミュージアム

日本の伝統行事に古くから使われていた紙。
ペーパーレスが叫ばれて紙の消費量は、
近年、減少傾向にあります。
それでも生活の中で様々な場面で生き続けています。

白く清浄な紙は、神聖なものとして、
身の穢れを移す媒体として、
人々に大切に受け継がれていきました。

色鮮やかな千代紙などは、ハレの行事や
日々の暮らしにも彩りを添えてくれています。

新年を祝う張子などの干支飾り、縁起物や切紙、宝船。
桃の節句を祝う立ち雛・流し雛・創作雛などの紙雛、
浮世絵、千代紙などお正月や
ひな祭りの紙製品を展示しています。

江戸時代の紙雛が大切に保管されているのには驚きです。
新災などの災害や戦争もあったのに燃えることなく、
今日まで存在していたかと思うと感激してしまいました。

この紙の博物館では毎週紙すき教室が開かれたり、
こいのぼりやおひな様を作ったりのイベントがあり、
親子で楽しめる博物館です。

まるみは常設展のボランティアガイドさんを質問攻めにし、
有意義な時間を過ごして博物館を後にしました。

桜の季節の飛鳥山公園がオススメではありますが、
冬こそじっくりミュージアム巡りを楽しむまるみです。

公益財団法人 紙の博物館
 東京都北区王子1-1-3
(飛鳥山公園内にあります)

2012.2.3
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