まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

映画 レオニー

2010-12-16 00:23:06 | 映画(劇場鑑賞)
世界的彫刻家イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアの
波乱の生涯を描いた作品です。

映画館のロビーで待つ客層に驚きました。
オシャレなシニア女性のグループに後じさり。
この中で一番若いのは、まるみだと確信しました。
口コミで良い映画だと広まり、観に来られているようです。

大人の映画だと言えるでしょう。
色々な体験をしてこそ、レオニーを理解できるのだと思います。

平凡でつまらない人生より、波乱に満ちた人生を選ぶレオニー。
強固な意志の持ち主だからこそ成し遂げた生涯です。

息子の才能を信じていても10才の子どもに
自分たちの住む家を設計させることなど
凡人にはできないでしょう。

天才を育てた母親というのは、こういうこともさせるのと
驚くばかりなのです。

洋画、邦画のどちらの雰囲気もあり、美しい映像。
脚本や構成も巧みであり、演技力のある脇役も良いです。

19世紀末から20世紀前半、
「坂の上の雲」と同じ時代を描いています。
津田梅子、小泉八雲夫人とも交流のあったレオニー。
歴史ファンも楽しめるのでは…。

シネリーブル池袋

2010.12.7
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