モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

長いつぶやきです

2016-11-22 00:41:16 | 学生


オバラです。展覧会が終わってホッとする間もなく、ハロウィンパーティーがあり、すぐにクリスマスパーティーも来てしまいます。慌ただしさに忙殺されそうな日々に流されぬよう生きていくのが大変で、笑顔で過ごして行きたいのに子ども達や学生達からは「ノリ先生は怒るの趣味だよねー!」「俺まだ人生14年だけど、ノリ先生より怖い人に会った事ないわー!」と言われる毎日。
いや、ホントすみません。こんなに罵声を浴びせているのに、皆よくアトリエ辞めないで来るよなー、偉いなーといつも思っています。もしかして皆Mなんじゃ?なんて図々しい事は、これっぽっちも思ってません。その位酷い暴言を吐いている自覚ありますし。皆が我慢強いんですよね。強くて懐の深い皆に感謝してます!

話しは変りまして…展覧会中に佳絵先生と教育学サークルの学生達が企画してくれた『針路の描き方ワークショップ』は、たった2時間という時間制限や、たどたどしい大学生達の司会進行で、正直、中高生達にどのような種を蒔けたのか微妙な感じではありましたが、私が感心したカリキュラムが一つあります。
それは、相手の想いをきちんと受け止めた上で、他の考え方を提案していくというもの。しかも一つではなくたくさん、グループ全員で1人の為に。一つの提案なら逆に重くなりそうなところを、まずは相手の為に一生懸命たくさんのアイディアを出す。ジャッジは本人にゆだねその場で判定をくだす必要はなく、否定するのでも肯定するのでもないので、恐れずとりあえず口に出せたのです。

普段、親友と呼べる友達にでも、何かを助言するのは難しいですし、怖いです。例え真実だとしても「何様?」と思われそうで、自分にはその資格がないと弱気になってしまいます。口に出したせいで嫌われたり険悪なムードになるのも、学校という狭い空間では避けたい事態ですよね。本当は相手の事をすごく大切に思っているのに、切ないジレンマ。また、他人と積極的に関わるのが難しいと感じている場合、「どうせ私はコミュ症だし。」と逃げてばかりで、改善を諦めてしまうことも多いでしょう。
そんなモヤモヤにこんなアプローチの仕方もあるのかと感心しましたし、日頃自分勝手(に見える)学生達が隣人と向き合い、他人の人生について考えている姿は感動しました。

終わった後、何人かの学生に感想を聞くと「私のグループになかなかしゃべれない子がいたんだけど、別に心を閉ざしている訳でもなかったし、斜に構えている訳でもないのがわかったから、もっと話を引き出してあげたいと思ったけど、私の力が足りなかったと思う。参加しなきゃ良かったって、寂しい思いをしていなければいいんだけど。」「私は高3で他の子達より年上だったから、年下に気を使ってあげられる人にならなきゃいけないって痛感した。」「自分が意見を言った子が黙ってしまったのが、言い方が悪かったのか、見当違いの発言に怒ったのか、理解してもらえなくて悲しかったのか、すごく気になる。もっとスマートな言い方や、意見の伝え方を練習しなきゃダメだと思った。」「皆が自分なんかの為に一生懸命意見を言ってくれて嬉しかったのに、素直に返事できなくて悔しかった。これから変わりたい。」など、前向きな意見が出てきました。(中には「あまりに大学生がテンポ悪くて回すの下手で、普段幸介先生やノリ先生がいかに上手くクラス全員をいじって取り仕切ってるか、よーくわかった。」なんてのもありましたが、純粋に付き合いの長さと経験値の差ですね。)

決意の数だけ人は成長すると言いますので、今回のワークショップをきっかけに成長してくれると思います。
怒鳴られても耐え、他人への配慮・思いやりもあり、足りない部分を見付け改善しようと努力する。人として尊敬します。感動です。久し振りに「うちの子達、最強!」自慢、「みんな愛してるぜ!」告白が出てしまいました。


コメント   この記事についてブログを書く
« 長い付き合いです | トップ | 長くつぶやきます2 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

学生」カテゴリの最新記事