モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

美大生の日常2

2011-07-17 07:56:00 | スタッフ講師
酒井です。夏休み前最後の講評が終わり、前回一度<ahref="http://ateliermios.blog.ocn.ne.jp/ateliermios/2011/05/post_a49a.html">「美大生の日常」でモデルを載せた作品が完成しましたので、少し紹介させて頂こうかと思います。

今よく売られている大型の家具は、基本的に全て無垢の木から作られているものは少ないです。というのも、中身のしっかりつまった木は重いですし、湿度や温度によって膨らんだり反ったりしてしまうからです。複雑に組んである家具の一部だけ木が膨らんでしまったりすると、例えば引き出しが開かなくなってしまったりするんですね。そのため、フラッシュ版という加工された板材を使います。芯になる安くて軽い木材で額縁のように四角を組み、そこに3ミリ厚程度の薄い皮を張り付けて、中身が空洞の板材を作るわけです。家にある家具を見てみて下さい。木で出来てはいるけれど、なんだか表面に人工的なつるつる感があるなぁ、と思ったことがありませんか?

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Honndana_3

板材を全て切りだしたら、板同士が重なる部分にボンドを塗り、しっかり組み合わせて固定。24時間くらい放置しておけばがっちり固定されます。組みあがった状態が右。今回はブナの木を使いましたが、イメージは黒木だったので木目の出る黒めの塗装をしました。塗ってはヤスリをかけ、また塗って・・・、と何度も繰り返しているうちにとても滑らかな手触りになります。塗装が終わって完成した状態が左です。相当印象が変わりました!
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ここまでくるのにかかった時間は10週間ほど。高さは120センチくらいです。前回の机と椅子は子供用の可愛らしい家具をイメージしたので、今回は和室に置くしっとりとしたアンティークな飾り棚を目指しました。部屋に置いてみたイメージ画像はこんな感じ!この季節、金魚鉢なんかを置いて楽しみたいなぁと想像を膨らませております。うちにはこんな素敵な和室は無いのですが・・・。小学生たちの「宝箱」を見ながら、今度は小さな作品も作りたいなぁなんて思っています。

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