モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

好きこそ物の上手なれ!

2019-05-07 23:14:56 | 大人 水彩


小板橋 透明水彩

猫好きなのに猫アレルギー、一平です。今日は水曜の夜のクラス、小板橋さんの作品をご紹介します!
普段は風景の絵が多い小板橋さんですが、今回は動物に挑戦されました!アトリエに15年以上通う方が3人も在席する水曜夜間クラスの中では新しい、まだ入会して1年足らずの小板橋さんですが、毛の質感の追い方や猫以外の部屋の物もしっかりと描いている、とても好感が持てる絵です。写真では伝わりづらいですが、身体に沿った毛の流れや瞳の明暗の入れ方、爪の方向など細かいところまでとことんこだわって制作されています。
だからこそ床のタイル、木の扉、カーテンなど全てを100%パワー全開でやってしまうとせっかく1番見せたかった猫の魅力がかすんでしまうという事件が起きてしまいます。なので今回の絵の中で猫を1番見せたい時、他の部屋のものは少し抑えめの30%〜65%くらいのパワーで描く事が重要なのです。例えば木の扉の部分は薄い茶色をはじめに塗って、少し濃い茶色で暗い部分に色を入れて終わり、の2〜3色くらいで十分です。
「いい絵にするために描かないっていうアドバイス?!」という違和感がある方もいらっしゃると思いますが、ここで言う「描かない」は「手を抜く」ではなく「あえて描かない」ということです。ここの塩梅を勉強すると、より自分の見せたいものや伝えたい事を明確に描き表す事が出来ます!
とは言いましたが、やはりここまでのこだわりを絵にするのは中々出来ることではありません。僕が思うに、小板橋さんはアトリエでの絵を「ここがダメだからもっと練習しなくちゃ」と課題的にやるのではなく、本当に自分の描きたいものを楽しみながら描いてるからここまで描けるのかなと感じます。楽しくて手が止まらない!という経験が皆さんにもあるのでは…!?ちなみに小板橋さん、いつも授業が終わった後「あれ、もうこんな時間?」と言いながら片付けをされています(笑)
もちろん課題的にやるのが悪いとは全く思いません。絵が上手くなりたいという感情はみんな持っていますから!ですが、たまにはリラックスして自分の好きなものを描いてみても良いのでは、と思います!


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