モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

大きいに挑む

2021-11-25 22:43:12 | 学生


詩琪 中1 鉛筆・画用紙 / 梨愛 中1 木炭・木炭紙

湿度が高い方が部屋が暖かいと知り暖房と加湿器を合わせ使いし始めました、ホノカです。
今回は木曜学生クラスに通う中1女子2人のデッサンをご紹介します!一緒に同じ時間をかけて鉛筆、木炭と異なる画材で牛骨にチャレンジしました。紙はどちらも木炭紙大(油絵のキャンバスだとF15500×650mmくらい)とかなり大きめなサイズなので、実物大で描きました。2人とものびのびと描けているだけでなく、骨の質感や量感にまで迫る描き込み量です!

私自身牛骨を見た時の第一印象は「なんだこの細かくて難しそうなの!」でした。(恐らく彼女たちと同じくらいで学生クラスの時に描いた記憶が...)実際に牛骨は骨というだけあり、細かい関節や歯、ヒビなど人工物には無い複雑さがあります。また形も鼻先に向けて細くなる形となっており、角度によっては奥行きと細くなる形で混乱しかねないモチーフとなっています。2人のデッサンは側面側から捉えたものですが、隙間から見える奥側の骨や骨の厚み、眼窩の暗さなど様々な要素がしっかり描き込まれていることで立体感がもたらされています。

また牛骨はアイボリーのような明るい色となっていますが、その固有色だけに捉われ描き込みが少なくなると牛骨のずっしりとした重量感が失われてしまいます。ですが描き込みを重ねすぎても絵全面が暗くなり立体感が失われてしまいます。そのため描き込んだ後に、練りゴムで上面の明るさを調整する作業が重要な難しい部分です。

大きいサイズということで、手を動かす量も小さいものより必要になりますが、その中でもきちんと形を捉え、明暗が描き込まれたボリュームのあるデッサンになりました。紙のサイズや画材、普段のデッサンとは少し異なる環境でしたが丁寧に描かれたことが分かります。2人ともお疲れ様でした!


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