モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

梅の掛け軸・フレーム作り

2023-02-27 21:13:11 | 親子

伊藤です。今日は暖かな陽気で春を感じますね。春の訪れを告げる梅の花。今ちょうど満開で見頃ですね。親子クラスも一面に梅の花が咲きました!8組ご参加頂きましたので、様々な枝振りの梅が立ち並び、まるで梅林のように見応えあります。

梅の木を描くというと難しそうに思えますが、クレヨンも筆も使わず、スポイトとストローを使うことで、遊び感覚で楽しく制作できます。

スポイトで墨を吸い取り、紙にポチャっと垂らします

紙を傾けると、墨が傾いた方に流れ、長い線ができます

線が長く伸びていく様子は、早送りで木が生長していく姿のようです

紙の上で、墨が溜まっているところをねらい、ストローで息を吹きかけると、墨が放射状に広がります

放射状に広がる勢いのある線は、梅の木の枝になります

こんな風に、色々な仕掛けによって線の動きを楽しんでいるうちに、あっという間に立派な梅の木が完成です。

お花は、赤と白の絵の具の量を変えて混色して、薄ピンクから濃いピンクまで、濃さの違うピンク色作り。お友達のピンクの濃さと自分の色を比べて見たり、写真のお花の色と絵の具の色を比べて見たり。きれいな混色ができたら、丸めた和紙を浸して色を染めました。丸めた和紙は立体感があり、これが梅の花となります。

こども達の背の高さと同じ位の長さの紙に描いたので、とっても豪華な掛け軸になりました。

こちらも2月に制作した作品です。白い粘土に色粘土を混ぜると、混ぜ方によってマーブル模様になったり、パステルカラーになったり、一人一人違う色合いになって、とても素敵です。

予め準備しておいたフレーム型の段ボールに、着色した粘土を貼っていきます。丸めた粘土を平らにしてから貼っているのですが、その大きさや凹凸がそれぞれ違うので、フレームの形が個性的ですね。さらにフレームの装飾として、たくさんの材料を机にずらっと並べてバイキング方式にチョイスしてもらいました。フレームのどこに並べてみようかな?どの組み合わせがきれいかな?と、迷うほどお皿にはいっぱいの材料があります。規則正しく並べたり、ランダムに並べたり、少し隙間を空けてみたり、、、一人一人の好きなやり方が見えてきました。

来月の予定  3月14日・28日(火)10:30~11:30


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柔軟さ。そして客観性 | トップ | 開花宣言 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

親子」カテゴリの最新記事