モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

描いて、時々休んで

2022-11-03 21:17:25 | 小学生 絵画

早くもこたつに入りたい。マユカです!今回は10月の小学生カリキュラムの、鉛筆デッサンについてお話していきます。
11/1のブログでもホノカ先生が授業の様子や、描き方のポイントをお話してくれているので、そちらも是非ご覧ください。

こうして並べてみると、同じようなかぼちゃを見ながら描いているにも関わらず、それぞれの目線の高さや、筆圧。影の濃さなど、細かく違う所によって個性が出ているのが、よくわかりますね!
見本として置いていたかぼちゃが小さめで、鮮やかなオレンジをしていたため、「これって本物?」「食べられるの?」等、友達と話しながら実際に触って質感を確かめ、ついている傷や汚れなどを、少しずつ描いていきました。そういった細かなところまで丁寧に拾って描いた結果、立体感のあるゴロっとしたかぼちゃに、自然らしさが追加され、本物そっくりなかぼちゃに寄せることができました。

ただ、やはり長時間集中していると、眠くなってしまったり、なんだか筆が進まなくなってくるものです。皆がデッサンに飽きてきた頃、小原先生が、「餅じゃ~!」と皆に真っ白な練りゴムを配り、みんなでもちもち、ねりねり。誰が一番長く伸ばせるかな?と、伸ばして競ったりしました。練りゴムをもらってご機嫌に息抜きができたので、またデッサンに集中し、どんどんと描き進めていくことができました。
私も課題をやっていく上で、数時間ごとに好きなことをして一息つくのですが、そうすることでまた違うアイデアが浮かんだり、心機一転頑張ろう、とやる気を出しているため、絵を描く上で、メリハリは大事だなぁと改めて感じました!

今回かぼちゃを描いてみて、複雑な形のモチーフでも球や立方体などの簡単な形に置き換えて考えることで、立体感をしっかりと表現できることが分かりましたね。他にも鉛筆の持ち方や影の塗り方、形のとり方など、今後デッサンを描くうえで大切なことをいっぱい知ったと思うので、いつかまたデッサンをする時には、描き方を思い出してくださいね!


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