モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

黄昏時に潜むものは?

2017-11-17 14:16:08 | 大人 油絵・アクリル

馬込 油彩

大竹です。今回ご紹介させて頂くのは馬込さんの油彩の作品です。

こちらは中世の街並みのイメージで制作されました。まだ家の中には灯りは灯されず、どこか怪しげな雰囲気です。私は昔からドラクエやゼルダのような中世をモチーフにしたゲームが大好きだったので、こうした街並みは堪らないです。作品の町の中を、ちょっと怖いなあ、なんて思いながらランタン手に歩き回って探索したいです。

細かく沢山の色を置いた筆使いが中世のレンガ造りの家や橋とマッチしていますね。特に手前の橋などは、同じ色のレンガブロックは1つもないほど豊富に色が盛り込まれているのに、散らかった印象は全くありません。画面全体の中で主張しすぎず、しかし埋もれすぎず非常に魅了的な存在になっていますね。

そして黄昏時の空の色合いがとても美しいですね!この空の色を目にした時、ブラックオパールの遊色を思い出しました。夕陽が落ちる束の間の時間帯特有なトワイライトに悩まれ、壁に当たる明るさの調整に苦労されたそうです。最終的には明るくし過ぎた壁に思い切った暗い影の色味でおつゆ掛けをされ、グッと明度を落としたことで調和がとれました。その為全体的に暗めの画面ですが、それにより屋根の赤の鮮やかさがよりいっそう印象的に演出されていますね。

小原先生によりますと「私の馬込さんのイメージは、幻想的な中に隠された邪悪なものに心惹かれる、なれるものなら魔女になりたい人。」だそうです。そう思って改めて作品を見てみますと、右下の橋の下の闇に何かが潜んでいるような気がしてきました…。眺めていると、色々とストーリーが膨らんでくるステキな作品ですね。個人的に、こうした雰囲気で廃墟や森なども見てみたいな、と思いました。現在も油彩を描かれているのでしょうか?次回作も楽しみにしております!


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