モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

妄想する空き箱

2016-05-24 21:12:04 | 小学生 工作
仕事に忙殺されてご無沙汰しておりましたが、久しぶりにブログを書かせていただきます、南澤です。

今回ご紹介するのは、小学生火曜クラスのドールハウスであります。理想のマイルームの制作。
思えば子供の頃、理想のマイルームを実現したくて、毎日、部屋の絵や模型を造っていたものです。そして今や建築やインテリアのデザインを主な生業としている僕でありますから、今回は水を得たサカナ。手芸の時の屈辱を晴らさんと力が入ります(笑)
毎回教室に入るや、ゼネコンの鬼現場監督が憑依して、星一徹のような形相で厳しい指導にあたりました。机は3回程ひっくり返しましたか。



その甲斐があったかどうかは分かりませんが、彼らも、僕が子供の頃そうであったように、いや、それ以上に夢中になって、理想のマイルームづくりに没頭しておりました。
素材選びにもそれぞれ個性が現れます。木材をひたすら加工する子や、布をはり巡らせる子。そんな姿を横目に見ながら、うむ、良い家具職人になれるぞ。或は、そうか、君はファブリックがやりたいか、等と、僕はいつしか勝手な妄想をふくらませているのでありました。

さて、今回は自分のおうちから持ってきた、靴やお菓子の空き箱を使っての工作でしたので、結果的に、それぞれの内面世界が強力に出たような気がいたします。もちろん、柔らかすぎる箱や、重ねるにはいささかサイズの合わない箱は、時にいびつに見えてしまったかもしれません。けれども、もしこれが、統一された箱を供給されていたりすると、それがどんなに綺麗にまとまっていたとしても、きっと妄想は未来には羽ばたいてくれないのかもしれません。

そんな出来映えには現れない何かを見て、僕は、よし明日もお仕事頑張ろうと、静かに誓うのでありました。



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