モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

箔の貼り方

2008-07-12 00:34:00 | スタッフ講師
St330029_3St330030_2St330031St330035_3 菊地 『インコ』 アクリル、金箔

こんにちは。今日は土曜クラスの菊地さんの金箔画をご紹介します。
箔を貼っていく作業を順に写真に撮ってみましたので、箔の貼り方について少し説明したいと思います。(詳しい箔の貼り方は赤尾先生作のプリントがあるので、欲しい方は気軽におっしゃってください♪)
まず、箔はそのままだと大変うすく、扱いにくいので、もともと箔と箔の間に挟んである紙に椿油を少しつけ、重ねるようにして付けます(箔をあかす、と言います)。次に、箔を貼りたいところにアートグルーというメディウム(接着剤の役割)を塗り、上から箔を置くようにして貼付けます。2番目の写真は全体に箔が貼れたところです!一旦、描いたインコが見えなくなってしまいますが心配ご無用!画面が乾いた後に、筆で画面を掃いてやると、アートグルーを付けたところだけに箔が残るので、インコが綺麗に現れてきます。ここが一番ドキドキするところですね。
そして、仕上げに、薄いどうさ液を箔を貼ったところに塗っていきます。そうすることで、箔の表面がコーティングされ、箔がしっかりと定着します(箔が酸化するのを防ぎます)。
金箔の鮮やかさに負ける劣らず、鮮やかな色のインコをモチーフにされているので、お互い引き立て合って、とても華やかな作品に仕上がりました!下地に塗った赤が、ちらちらと見えるのも、アクセントとなり素敵ですね。
菊地さんも箔を貼るのに少し苦戦されていましたが、箔は、「箔師」と言って、箔を貼る専門の職人がいるほど、習得するのが難しく、高度な技術が必要なんです。箔の部分だけ、箔師に頼む、という作家さんもいる程です!
一度、箔を貼る体験をしてみると、展覧会などで屏風絵を見る時の目も変わってくるかもしれませんね。





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