モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

画面の中の時間

2019-07-19 19:12:18 | 大人 日本画


松岡 日本画

大竹です。今回は松岡さんの二枚の日本画をご紹介させて頂きます。

まず左の枝垂れ桜の作品。小さな雪の粒が集まっているかのような桜の花が美しいですね。こうした穏やかな風景の花を見ていると、じんわりと心が柔らかくなっていくようです。今週は夏休みで元気が有り余る小学生達に埋もれないよう大声を張り上げてヘトヘトになっていたので、肩凝りを優しく解されたような、そんな気分になりました。こうした時に、やっぱり絵美術は人の心に必要なのだなと思ったりします。

こちらの作品、下書きも拝見させて頂いたのですが、それも凄く面白かったんですよ!赤と黒のペンと修正液で描かれていて、同じ枝垂れ桜の風景なのに雰囲気が全然違って見えて…(下書きの写真も撮らせて貰っておけば良かった…!)

そして右の雫がこぼれ落ちる寸前を切り取った作品。こちらは色の揺らぎが素晴らしいですね。一目でじっくりと時間をかけて作られたとのなのだとわかります。見れば見るほど様々な色が見えてきて、まるで宝探しのようですね。海の底にも見えてくるような背景の青にウットリしてしまいます。雫を生んでいる葉の形、色、入れ方も面白いですね。奥の葉の水はチョロチョロと流れていってしまっているのに、なぜこの水滴だけは大きく膨れ上がっているのでしょう?なんとも不思議な時間が流れている画面です。


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