モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

スペースシャトルで宇宙旅行!

2020-04-25 23:11:09 | 幼児ワークショップ


連続企画第3弾となりました、旭です!ラストは幼児ワークショップ「スペースシャトルづくり」のご紹介です。
4月初頭のワークショップだった為、キャンセルが相次ぎ少ない人数での講座となりましたが、このワークショップは私が企画・試作・実行したので頑張りましたよ!

紙コップをつなぎ合わせてできるスペースシャトルは、そのままでは真っ白ですが、マジックで色をつけて、折り紙やシール紙を貼り付けるなど工夫をすれば、立派な工作になります。まずは恒例の10分お絵かきで宇宙飛行士を描く練習をします。人の体を立体的に捉えて描かなければならないので、首から肩にかけての繋がりや、まだあまり描いたことがない背中側から見た人間を描くいい機会になったと思います。宇宙服についている機械類にたくさん色を使って、「これは宇宙で宝石を集めるための掃除機だよ」「宇宙は寒いから赤いやつ(ヒーター)を背負ってる」など、宇宙服ですがそれぞれが思う宇宙旅行のための個性あふれるコスチュームになりましたね!
宇宙飛行士の絵が描けたら、スペースシャトルを作っていきましょう!

あらかじめ切れ込みを入れておいた紙コップに、ボール紙をX字に嵌め込んでスペースシャトルの骨組みを作っていきます(見た目としては、スターウォーズのXウィング・スターファイターに近いです)。紙コップの形を活かして、飲み口を後ろ向きにして接着することによってよりスラスターっぽさが出ますね!「自分の」スペースシャトルですから、前述の通り操縦するのも自分。透明なプラコップの中に紙人形を入れて操縦席にするので、お気に入りの服を着ている自分を描きます。ドレスを着ていたり、自分のイニシャルがプリントされたTシャツを着ていたり、「僕が私が大きなったら」が現れていてみんなかっこいいです。

生徒さんたちも、はじめは「宇宙船ってどんなのだっけ」「スペースシャトルってこんな形だったっけ?」と言ったような反応でしたが、お手本を見せて、「自分が宇宙旅行をするときに乗りたい飛行機を作ってごらん」と言うと、ワイワイと盛り上がってくれました。宇宙旅行なんてまだ誰も自由にしたことがないのですから、想像するのも自由です。速さを意識した青と黄色をたくさん使ったものや、ハートやダイヤ、宝石を散りばめたキラキラのもの、人気少女アニメのキャラの描かれたキャラ物スペースシャトルまで、心から子どもたちが「乗りたい!!乗って旅をしたい!!」と思えるスペースシャトルが完成しました。
自分のスペースシャトルを手に持って「ブーーン!!」「ゴーーー!!」と教室を走り回る生徒たち。私も昔はプラモデルやおもちゃを作ってはああして遊んでいたものでした。いつから自由に遊ぶことが恥ずかしいと思うようになってしまったのかな、なんてオッサン臭い感傷はさておき。生徒の皆さんがお家でもああして遊んでくれていたらとても嬉しいです。お家にあるもので簡単に作れて、飾ってもおけるスペースシャトルづくり、おすすめです!


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