モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

静かなデッサン

2020-10-13 22:23:52 | 大人 デッサン


瀬戸 鉛筆

眼精疲労で目が石のようです、一平です!本日は日曜クラスの瀬戸さんのデッサンをご紹介します。

夜に見たらヒヤッとしてしまいそうな雰囲気の骸骨と頭像のデッサンです。2枚どちらも瀬戸さんご本人のように淑やかな空気感が流れていて、絵を見ているとこの骸骨や頭像が置かれている空間を思い浮かべてしまうような、そんな絵以外の思考の広がりも持たせているとても素敵な出来栄えです。

一見、明度差の少ない暗めのデッサンで目立たなさそうに思えるかもしれませんが、平面の台上にしっかりと置かれているように見えたり、表面の凹凸だけでなく、大まかな立体感や重量感を出し、モチーフと空間の関係性を絵を見ている人に違和感なく理解させる、などデッサンにおいて大切な事がしっかりと落とし込まれています。確かな基礎力を感じさせる静かな強さがあるデッサンです。瀬戸さんは今まで木炭紙大という大きいサイズで描いていましたが、この二枚は八切りという少し小さめのサイズで描かれました。サイズダウンする事で描きやすかったのではないでしょうか??受験生は描いているサイズを選べませんが、ミオスの生徒の方々は選ぶことが出来ます。ぜひその権利をフル活用して自分に合ったサイズを見つけていただきたいと思います。

デッサンは基本的に受験のためのもの、絵を始めたての人がやるチュートリアル的なものなどと思われてしまいがちですが、瀬戸さんのレベルまできたら誰が見ても「作品」と言えますね、素晴らしい!

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