モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

うるさい油彩

2018-02-19 21:58:13 | 学生

学生クラス 知華子 油彩

どうも幸介です!本日は学生より、知華子の油彩をご紹介いたします。大雑把で声の大きい彼女の描く作品は、彼女自身の明るさがそのままダイレクトに感じられる作品ですね。っていうか声が大きすぎるのと、周囲の人の会話に気を取れられてついつい手元がお留守になってしまう事で、いつも僕や小原先生に怒られている彼女。講師とずっと話をしてしまうので、最近では「1回の授業につき先生を呼べるのは3回まで」という制限まで課せられてしまいました(笑)
ここのところ続けて油彩を描いていますが、そんな彼女に今描いている作品についてコメントをいただきました。以下コメントです。↓

『中学生の頃までは水彩を描いていました。高校生になり、美術系の高校に進学をしました。そこで3年間、基礎的なデッサンや油絵などを描きました。現在は美術系の大学には進まず、コンピューターや物理を専攻している大学2年生です。今では絵を描くのはアトリエミオスだけなので、趣味の場所として大切に思っています。ガイコツの油彩ですが、ただ真っ白にするのでは私らしさや、ガイコツらしさも出す事ができないと思い、周囲のフランス国旗のように描きました。
左の絵はロマンスカーです。ロマンスカーは、通っている大学の最寄り駅に停車しています。毎日乗りたいぐらい(通学に使いたいほど)ロマンスカーが大好きです。次回も違うロマンスカーを描きたいです。』

…長文コメントありがとうございます!ガイコツの絵ですが、ガイコツらしさと自分らしさの両立を図って、このような描写になったとのことですが、これ、すごく合点がいきます。このガイコツ、たしかに彼女らしいです。ガイコツなのに、どことなくうるさい感じが魅力的です。ロマンスカーも、停車中なのに賑やかというか、無機物なのに喋りそうな印象ですよね!なかなか面白いです。

だんだんと油彩の方向性が出来上がってきたようで、あと3枚は油彩を続けるようなので、次作も楽しみにしたいと思います!!

コメント
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