モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

戦闘力、デッサン力

2017-02-27 21:51:07 | 学生


学生クラス 構図の取り方・基礎編

どうも幸介です!先日の木曜日学生クラスで大竹先生が実施した構図の取り方講座を、たまたま火曜日クラスに来ていた大竹先生にお願いして火曜クラスでもやりました!詳しい授業内容は先日のブログをご覧下さい。もともと火曜クラスではやる予定はなかったんですが、たびたび火曜学生クラスの様子をブログでもお伝えしているとおり、このクラスの生徒達はあまりにも『絵画』的な事をしてなさすぎる!!ってかもはや絵を描きに来ていないのでは!?ということで、半ば強制的にこのカリキュラムにいたしました。

美術の学習においてデッサンは大事~なんて言われますが、デッサンをするということは、もちろんモチーフの質感などを描写する力を鍛えるということもあり、それと同じぐらい「構図を取る力」を鍛える行為でもあります。何枚も描いて、その構図を取るセンスが磨かれていくわけです。画面にどう納めるか、モチーフのどこを切り取って絵にするかというのは、実は作品を作る上でのキモなんじゃないかなって思います。そんな構図センスを鍛える授業でしたが、けっこう生徒達も久々に大人しく取り組んでいたので、中々手応えあったかな?という感想です! 

業界用語というか、デザイン系でよく使われる言葉で「デッサン力(りょく)」というものがあります。戦闘力や女子力と同じ感じでイメージしてもらえばいいと思います。仕事でデザインを行う、もしくは他人のデザインを見る場合、良い制作物に対してよく「デッサン力を感じるね~」なんて言ったりするんです。このデッサン力が高いデザイナーほど、デザイナーレベルが高いという訳ですね。”デッサン力”ってところを”構図センス”って置き換えてもらうと分かりやすいと思うのですが、そんぐらい構図って作品の良し悪しを決めるポイントなんですね。

ということでこのまま火曜クラスはしっかりと授業を行い、学生達の戦闘力、もといデッサン力をどんどん高めさせたいと思います!!

コメント
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