モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

再び、日本画?

2010-06-10 22:10:36 | スタッフ講師
0609

幾重にも重なった花びらを一枚一枚丁寧に描かれたこの大輪の花は、昔から「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人の形容に例えられる花、芍薬です。
隣りの小さな可愛らしい花は、デルフィニウムといって鮮やかな青がとっても美しく、初夏に涼しげな演出をしてくれそうな花です。

いつもは元気いっぱいに賑やかにお絵描きをしていますが、こういった季節を代表する花が手に入った時には、心を落ち着けて自然の美しさを感じて、幼い時からも本物を見て描くということを大事にしたいです。

普段見慣れている花を描くとどうしても先入観があり、よく観察しないで描いてしまいます。
でも、自分が見たように感じたように描くと、どうです!!
今日ご紹介している3枚の絵を見比べると、何に心を動かされたかが一目瞭然ですよね!

クレヨンで描いた輪郭線と水彩絵の具のにじみがとっても効果的で、色紙に描いた花がどっしりと存在感があります。
さらに仕上げはというと、流行りの(?)日本画風に金箔まで貼ってしまいました!!とびきりゴージャス!!

幼稚園生親子にはなかなか縁のない日本画ですが、制作終了後には赤尾先生から本物の日本画を見せてもらい、日本画とは何ぞや・・・お話を聞き、お土産に砂金取りのように床に落ちている金箔を大事そうにお持ち帰り・・・♪

伊藤 絵里







コメント
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