超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

ドイツ木工研修留学 24:師匠のお仕事 2

2019-10-28 19:22:22 | 木工1・研修
「ウォークインクローゼット」

私は引き出しを作りました。
これもひたすら手加工でした。
私の仕事が遅いので、師匠によく「Zack!Zack!」(ツァック、ツァック)と言われました。
テキパキやれ、てことです・・・



「キッチン」

師匠は同じ御宅のキッチンのリフォームもしました。

私は、何をしたか覚えていません・・・何もしてないかな・・・?
というのも、この仕事にとりかかった直後、ドリルで5.5センチの穴あけをする際に失敗して右手を捻挫しました。

何が起こったかというと、途中まであけた穴に、もう一度ドリルの錐を入れてスイッチを入れたのですが、ドリルが傾いていたために、錐は回らず本体が回転してしまい、ドリルを握っていた私の腕や体が吹き飛ばされそうになったのです。
意味、わかります・・・?
師匠が、飛んでいくかと思った、と大笑いしてました^^。

最初はやせ我慢していましたが、だんだん痛くなって作業どころではなくなり、それまでの半年間の研修レポートを書くことになりました。
でも、デスクワークが苦手な上に、せっかくの研修期間を無駄に過ごすことになってしまうのではないか、という焦りから、つい痛みをこらえて作業をしてしまいました。

師匠は医者に診てもらおうと言ってくれましたし、海外旅行保険にも入っていたのですが、なぜか私は、これは気のせいだ、怪我なんかしてないぞ、と思い込もうとしてました。
結果、無理が祟ったのか、その後、何年も右手の痛みは続くのでした・・・。

大バカ者でした^^。

正面が水道とシンク、右側にはオーブン、左側には洗濯機。
天板はスギ。

近年、日本でもドラム式洗濯機が増えていますが、当時は斬新だな~と思ってました。
ドイツでは水道代が高いので、節水できるドラム式が良いのでしょうね。