超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

ドイツ木工研修留学 21:木工専門用語

2019-10-20 20:39:27 | 木工1・研修
師匠は日本に住んでいたこともあり、日本語が堪能でした。
でも、母国語ではないですし、私には初めて聞く専門用語も多く、それが間違った日本語であるとは、なかなか気づかないこともありました。

ノミの裏押しをした時、これくらいでOKだろうと思い、師匠に確認してもらうと
「『ハガキ』ミタイニシテ下サイ」と言われました。

葉書てことは、長方形?直角?平らに?紙みたいな質感?と思いながら研ぎ直すと、「モット、『ハガキ』ミタイニ」

正解がわからなくて、何度も、葉書ですか?どういう葉書?どこを?としつこく聞くと、
師匠は鏡を指して、
「コレハ、日本語デ何ト言イマスカ?」と。
「鏡ですよ。」
「あ、そう!?ハガキジャナイ!?カガミ!?」

鏡面仕上げのことでした^^。

他にも、師匠の間違いなのか、私の聞き間違いなのかわかりませんが^^、
私が『チョクバン』という名だと思っていた機械は、三木さんから「『昇降盤』ですよ」と教えていただきました。

また、師匠は『自動一面かんな盤』や『手押しかんな盤』は丁寧にそのままの名前で教えてくれたのですが、日本に帰ったら、職人の皆さんは『プレナー』とか『ハンド』と呼んでいたので、ちょっとカルチャーショックでした。

ちなみに、複雑な継ぎ手の名は全て『カッコイイ継ギ手』と教えられました^^。

今でも、あまり木工用語を知りません・・・
難しいんですよね~

ドイツの鉋とノコギリ (これはミニチュアです^^)