アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

令和3(2012)年、美術ファンにお薦めのカレンダー(入江泰吉)

2020-12-03 05:38:15 | お気に入り、自慢の一品
 いよいよ12月、来年のカレンダーをどれにするのか、気になる季節でもあります。そこで来年、令和3(2021)年のお薦めカレンダーをご紹介。

 それがこの「入江泰吉」カレンダーでございます。もうね、これを新宿は紀伊国屋書店のカレンダー売り場で見つけたときは、嬉しくて。

 「おお! こんなのが出ているのか」と素直に感動。即買いましたの、私。

 1ヶ月1枚のカレンダーでして、じゃあ、どんな写真が使われているのか、気になるところ。

 それがこちら。



 と、まあこんな感じでございます。

 これね、写真なんですよ。でも絵画みたいです。それが写真家入江泰吉の真骨頂。驚くべき世界であります。優れた写真は絵画的になるという。

 日本の四季を題材にした写真のカレンダーをお探しの方、これぞ極めつきです。よろしかったら、お使いあれ。


 付)去年のお薦めカレンダーの記事(「令和2(2020)年、美術ファンにお薦めのカレンダー(若冲、田中一村)」(2019-12-05 の記事参照))で紹介した、若冲と一村のカレンダーは、どうやら毎年出ているみたいです。来年(令和3年)度版もありました。

 蛇足)この「入江泰吉カレンダー」なんですが、ちょっと事情があり、断腸の思いで自分の部屋ではなく、父の寝室に飾ることに。あまりにも悔しいので、1ヶ月遅れで写真の分だけを額装し、自室に飾つもりです(さすがに同じカレンダーを2つ買うわけにもいかず)。