ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

国内産ジャガイモを守ろう!

2015-08-30 | じゃがいも(デジマ)
先日、北海道網走市のじゃがいも畑で
病害虫「ジャガイモシロシストセンチュウ」が確認されたらしい。

国内での確認は初めてで、
害虫が付着したジャガイモを食べても人体に影響はないが、
ジャガイモの根に寄生し養分を吸い取るため、
ばれいしょ生産に甚大な被害を及ぼし収穫量が大きく減る恐れがある。

既に北海道などで確認されている
「ジャガイモシストセンチュウ」に似て土壌を介して広がり、
ヨーロッパや米国、ロシアなど世界的に蔓延しており根絶が難しいという。

今まで国内では確認されていなかったので、
植物防疫上、生のジャガイモは輸入がストップされていた。
つまり、スーパーや八百屋に並んでいるジャガイモはすべて国内産というわけです。

生産量が減少することで価格が高騰することも予想されます。

我々生産者にとってもうひとつ気になるのは、
これが国内でも蔓延してしまうと輸入をストップさせておく理由がなくなり、
外国からの圧力で大量のジャガイモが外国から入ってくることです。

農水省は、北海道庁に土壌の移動防止などの対策を徹底するよう要請し、
北海道産の種イモは、植物検疫で害虫が付着していないことを確認しているという。

北海道産の種イモをよく使っているわが家にとって、
今年の収穫分は検査を徹底してほしいものだ。


(農水省HPより)

【発生するとどんな被害が出るの?】
・根の生育が阻害され、葉っぱが小さくなったり黄色に変色したりし枯死してしまう。
・そのため、収穫量が非常に低下してしまう可能性があります。

【人体への影響は?】
・線虫が付着したばれいしょを食しても人の健康を害することはありません。

【生産地である畑ではどんな対策が行われるのか?】
・土壌の移動防止などの対策を徹底。

根絶が極めて困難なため、
発生した場合は、土壌移動によるまん延を防止するとともに、
発生ほ場は転作等により発生密度を低減し封じ込めを行うこととなる。

ぽてと倶楽部としてそういう事態だけは避けなければならない。



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