ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

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『Gus & Me』 ガスじいさんとはじめてのギターの物語

2014年09月14日 | ローリング・ストーンズ

 キース・リチャーズ初の絵本、『Gus & Me』。イラストはキースの娘、セオドラ、日本語訳は奥田民生。

 

 ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズがギターを始めたのは、母方の祖父、ガスの影響、というのは、キース本人が以前から話していましたが、この絵本は、そのきっかけのお話。

  セオドラのイラストもなかなかよかったけど、30ページで2000円(税込み2,160円)なので、読後に、ストーンズ・ファンじないと買わないよな…なーんて、不満に思ったけど、付属のCDを聞いて、撤回!なんと、キース・リチャーズによる語りでした。普段のキースの声はちょっと聞き取りづらいのですが、これは「語り」を意識しているせいか、かなり聞きやすい英語。30年くらい前に、デヴィッド・ボウイーが息子(ゾウイ→ダンカン・ジョーンズ)のために吹き込んだレコード、『ピーターと狼』を思い出しました。

 「朗読」をレコーディングしたというより、最初にキースが話すのを録音して、絵本用に文字をおこしたのでしょう。それから絵本用に朗読したものを再録音したとは思うけど。というか、たぶん、キースの自伝『LIFE』用に録音したものだよね。内容は、『LIFE』のCHAPTER2の一部と同じだもん。さすがストーンズのメンバー、1度で2回、3回稼ぎますな。『LIFE』は大作なので、1回読んだきりになっていましたが、今回、検証(笑)のために、ページをめくり直してみました。ガスに習った「マラゲーニャ」が、マチュプチュ近くのウルバンバという辺鄙な場所で役に立ったというエピソードを確認。これはミックにとっても忘れがたい思い出なのか、プロモーション映画『Running Out of Luck』の「ジャゲーロ」のネタに使われています。

 

  閑話休題。『LIFE』の英語版を持っている人は、CHAPTER2のあたりを読みながら、キースの語りを聞くと、さらに楽しいかも。日本語では、「ポロンポロン」と鳴らすギターの音は、英語では、「Dinka-Plink」なんですねぇ。 

 おじいちゃんのガスの本名は、「セオドア・オーガスタス・デュプリー」で、キースによると「デュプリー」というのは、ユグノー派の名前で、多くはチャンネル諸島の出身であり、フランスから亡命してきたプロテストタントなんだとか(『LIFE』より)。「ガス」はミドルネームの「オーガスタス」からとったのね。もしかして私と同じ8月生まれ?イラストを担当したセオドラの名前も、ガスじいちゃんのセオドアからもらっているそうな。

 著者紹介では、セオドラは、「アーティスト」となっていますが、モデルだったはずなので、これがアーティストとしての初仕事なのかも。セオドラのイラストもいいけど、巻末に出ているキースのスケッチもなかなか。さすがはアート・スクール出身でございます。キースの著者紹介には、「5人の子ども、5人の孫がいる」と書いてありますが、現存している子どもは4人では?生後数ヶ月でなくなったタラも子どものひとりに数えているあたりが、キースっぽいのか。家族愛にあふれた、あたたかい気分になる1冊です。ストーンズ・ファンにはおすすめ。

 

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2 コメント

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秋ですね (ばーば71)
2014-09-20 06:19:43
 お元気ですか?
 こちらは朝夕寒いほどで、炬燵など出しました。
 
 秋明菊の花盛り。そして村々の秋祭りが済むと、稲刈りが始まります。

 「ばーば71のブログ」再開。
すっかり秋メニュー (とーこ)
2014-09-22 05:14:32
ばーば71さん

こちらは、日中はまだ半袖ですが、空気が乾燥してきて、秋らしくなってきました。

夕べのご飯は、「ブリ大根」(カンパチのアラでしたが)と、きのたっぷりの「芋の子汁」。いつもは11月以降に作ることが多く、9月に作ったのは初めてです。冬が早そうで、いやです~。

ブログ、拝見しました。

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