ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

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勝手に憶測言語学23 「はつり」

2014年02月12日 | 日本語・ことば

 先日、初めて目にした漢字、「斫」(正しくは「石斥」)。

 

 読めなかったので調べたら、「はつり」と読むそうです。意味は、石や壁、コンクリートなどを人力で解体作業すること、またはその道具だそうです。もともとは、「削り」と書いて木などを削ったり削いだりすること、また、布や編み物の糸がほどけること(解り)だとか。動詞は「はつる(斫る)」。

 

 「はつり」ということばも、初めて聞きました。

 「はぐ」「へぐ」「けずる」「そぐ」「すく」など、似たような意味のことばがたくさんあるけれど、「はつり」にしかないニュアンスってあるのかな?「はづり」ともいうそうですが、「は」は、「端」で、端(外側)から剥がれていったり、ほどけていく感じなのでしょうか。ササガキゴボウは、「ハツリゴボウ」、ドネルケバブも「はつり肉」と言えるかも?

 

 「けずる」(他動詞)といえば、「髪をとかす/すく」ことも「くしけずる」といいますね。固まっている髪を「ほぐす」という意味で「けずる」を使っているとしたら、布が端からほつれていく「解る(はつる)」(自動詞)とますます似ているような気がします。

 鋏が普及する前は、切るといえば、剃刀や斧で、徐々に切っていくしかなかっので、一瞬にして「断つ」ことはまれで、削ったり、削いだり、剥いだりする方法が一般的だったのかも。

 

 「斫」(石斥)は、石などかたいものを「はつる」ことに対して、後天的に使われるようになった漢字だそうですが、現在では、「けずる」「はぐ」という意味より、「解体する」「叩き割る」といった意味で使われているようです。

 

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4 コメント

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Unknown (やぬす)
2014-02-13 00:27:33
ご無沙汰してます。
大工さんたちが、よく「はつる」と言いますね。
「はづす(外す)」も仲間?
建設現場 (笹団子)
2014-02-13 20:03:08
「はつり」は建設現場で使いますね。

コンクリートの床に固定されたものが腐食して再度組みなおすときに

1.コンクリートの床をはつって既存のものを撤去。
2.新たなものを設置、再びコンクリートを流して固定です。
Unknown (とーこ)
2014-02-14 05:42:53
やぬすさん

なるほど、聞いたことない音だと思っていましたが、「はづす」も仲間かもしれませんね。「外す」も外側から、形のあるかたまりを取り除く感じですね。
Unknown (とーこ)
2014-02-14 05:46:03
笹団子さん

建設現場用語としては、一般的なものらしいですね。今まで知りませんでした~。

大規模にするときには、「はつる」を使わないで、「解体する」と言うらしいです。人が手に道具を持ってする作業までは、「はつり」なんでしょうかね。

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