ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

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マイブーム 『マハーバーラタ』

2011年02月06日 | 

電車の通勤がなくなり、本を読む機会がなくなりました。冬はすぐ寝ちゃうし。でも冬至が過ぎて日が長くなってきたせいか、だんだん起きている時間が長くなってきました。まだ外に行く気力が出ないので、おうちで読書三昧。

きっかけは数か月前のトリヴァリー。おなかにできるシワにまで名前があると知って恐れ入っていましたが、正月に詳しい説明が書いてある本を読み、ついでに一角仙人の話はどこで読んだんだっけ…?なんて本棚を探していたら、ちゃんとうちにある本(『インド神話』上村勝彦、筑摩書房)にも、『雲絶間雨夜月』への展開のことも書いてありました。はぁ~、本は持っていても頭に入っていないんじゃなぁ…と反省して、『ナラ王物語』を購読。『マハーバーラタ』の挿話のひとつなんですけど、これまたインド(文学)の常識を知らないので、随所にわからないことが出てきます…ダマヤンティー姫は色黒で、額の真ん中にある(たぶん大きな)ホクロがチャームポイントだったり、賽の目が読めるということが数学だったり、おそらく賭け事は王侯のたしなみで、卑しいこととは考えられていないとか。ナラ(=古代インド語で「人」という意味らしい)王は、人獅子(=ナラシンハ)や人間の中には並ぶものがいない…という表現も出てくるけど、ナラシンハってヴィシュヌのアヴァターラなのに、それよりすごいの?とか、ダマヤンティー姫の実家、ニシァダ国って、ラーマヤナとかに蛮族として登場するニシャーダとは別なの?とか。

こりゃ、いよいよ『マハーバーラタ』をちゃんと読み直さないとダメだな…と思い至りました(^_^;)。別にインド文学研究者じゃないけど。

うちにも『マハーバーラタ』はあるけど、もちろんダイジェスト版。なんてったって、聖書の4倍はあるというなが~い叙事詩。しかもサンスクリット語からの完訳日本語版はない。英語版からの翻訳ではいちおう完訳版があるのですが、底本として使われている英語版に加え、翻訳の評判もよろしくない。上村勝彦さんの訳本はサンスクリット語からの訳ですが、全11巻の予定のうち、8巻目を訳している時に亡くなってしまい未完です。しかも、手軽な文庫版で出版したのに、すでに新刊本では手に入らない。とりあえず、県立図書館で第1巻だけ借りてきてみました。

 

…ううむ。詩の形式ではなく、物語として書き下してあるのはとっつきやすくてありがたいけど、全体のあらましと人物説明だけでかなりのページが使われてしまっている。これはやっぱり借りるのではなく、入手しないとダメだろうな~。再刊してください >筑摩書房さん。 それにしても9巻以降はどうしよう。

『イーリアス』とか『源氏物語』とか、定期的に長いお話が読みたくなります。マハーバーラタ・ブームはいつまで続くことやら。2巻まで行くか?


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2 コメント

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インド古典文学 (笹団子)
2011-02-11 20:45:04
これからより深まることなるでしょうが、逆は無いといわれるインドとの関係を考えると彼らの常識的な古典、マハーバーラタの日本語訳があまり無いというのはいかがなものかと思います。

インド文学の先生方、がんばって下さい!
命を削る仕事 (とーこ)
2011-02-12 17:29:40
笹団子さん

はりきって読み始めましたが、まだ主な登場人物紹介までにも至っておりません。ダイジェスト版で読んだことがなければ、なんのことかさっぱりわからなかったかも。

マハーバーラタはとにかく長いので、完訳する絶対時間が足りないようです。英語訳をした人も、日本語訳に挑戦した人も、途中で亡くなってしまうケースが多いとか…。翻訳できるまでにサンスクリットを取得するまでの年数も必要でしょうしねー。チームを作って、複数で翻訳するとか?

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