カレーじゃない季節

　寒くなってきました。

　今朝の「めざましテレビ」の星占いでは、私の星座は最下位。「（不運から免れるためには、）タンドリーチキンがいいでしょう」とのお告げでした。…おお、タンドリーチキンもいいねぇ。そういや、長いことインド料理を作っていないや。せっかくスパイスをたんまりもらってきたっていうのに…。

　材料はだいたい家にあって、あとはレモンとトマト、あればコリアンダー（香菜）くらい買ってくれば作れちゃうなと、買い物に出かけましたが…さ、さぶい。買い物の前に髪の毛を切ったのもよくなかったのか、スースーします。こりゃ、カレーという気分じゃないわ、と、今晩のメニューは鰤大根に変更。明日は鍋。

　インドにも寒い地方はあるし、そこでもカレーを食べているんですけど、どうも、寒くなると、カレーは食べたくなくなります。私が好きなカレーはインドの暑い地方のものなのか？でも、タンドリーチキンは、北インドのパンジャーブ州の代表料理なんですけどねー。

　インドで一番北にある、ジャンムー・カシミール地方の出身者に、カシミーリー料理の特徴を聞いたら、「肉食が有名で、油をたくさん使って煮込んだ羊肉カレーが有名。塩気も他の地方より多い」とのことでした。インドでは、季節によってスパイスの調合も変えるというから、冬のカシミーリー料理は、体を温めるスパイスを使うんでしょうか？



　脂ののった鰤と大根を醤油で煮込む鰤大根も、北日本の食べ物。やっぱりこの季節はこっちだなぁ。