ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

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ボースを訪ねて…お菓子スタンド

2006年03月28日 | インド

 「中村屋のボース」を読んで感動していた私は、デリーに行ったら、ぜひカトゥーラ・ドゥールヤーに行ってみたいと思っていました。ラース・ビハーリー・ボースが、英国人のハーディング総統に爆弾を投げつけた建物です。「中村屋のボース」の著者、中島岳史さんのブログによると、チャンドニー・チョークの中間地点、デリー駅方向の北側とか。

  チャンドニー・チョークは、デリー城(ラール・キラー)の門前町で、「どろぼう市場」という別名がある、常に殺人的に混雑した通りです。案の定、この日も混んでいました。せいぜい2~3車線分しかない道幅を、人、車、サイクル・リキシャー、オート三輪、ウシ、山羊などが、互いに押しのけあいながら、前へ前へ出ようとしています。サイクル・リキシャーなんか、車輪がからんでしまうのでは…というくらい、重なり合うように続いています。横断歩道も信号もないので、私は1人では道を渡ることもできず、いつものように、インド人の達人の後にくっついて、なんとか、チャンドニー・チョークの北側にたどり着きました。

 あちこちで「カトゥーラ・ドゥールヤーってどこですか?」と訪ねてみても、誰も知らない。ヤレヤレ…おなかも空いてきたなぁ…と、思った頃、目に飛び込んで来たのが、ピカピカのこのお店。

images ほとんど男のお客さんimages 

 大手菓子メーカーの「ハルディー・ラーム」のお店でした。エアー・インディアも機内スナックに採用しています。最近では、ボリウッド俳優、サイーフ・アリ・カーンの写真が袋に印刷された、ポテト・チップスも売り出しています。1階はお菓子屋さん、2階はレストランでした。

贈答用のお菓子、生菓子のケースと、袋入りスナック菓子

 

サモサ、ドークラー、パコーラなど、軽食コーナー

 

 店内には、サモサ、パコーラ、イドゥリ、ワダなどの軽食、ラス・グッラー、ラス・マライーなどのシロップ漬けの甘いお菓子、ジャレビー、アイスクリーム、ショート・ケーキやビスケットなどの洋風菓子、飴菓子、ミルクやココナッツで作ったインド風の生菓子や、豆の粉で作った団子状の干菓子、日持ちする贈答用のお菓子、ナムキンと呼ばれる、塩味のスナックなどなど、ありとあらゆるお菓子が並んでいて、さんざん迷いましたが、3種類選びました。2階はレストラン専門で、1階の商品は、椅子のないスタンドで食べます。

左から、ドークラ、ココナッツ味の生菓子、サフランのラスグッラー

 ドークラーは、豆と米を発酵させて蒸した、ちょっと酸味のある塩味のグジャラート・スナック。 真ん中のお菓子は、ミルクを煮詰めて、ココナッツと混ぜたもので、「黄身しぐれ」をしっとりさせたような食感。サフランのラスグッラーは、カテージチーズを、サフラン味のシロップに漬けたものです。ドークラーは3つありますが、これが最小単位。普通は「キロ」単位で買うものらしく、「1個でいいんだけど…」と無理を言って、少しずつ盛ってもらいました。ラス・グッラーは2個入りでした。

 おなかが満たされて元気になったら、すぐにカトゥーラ・ドゥールヤーも見つかりました。

 看板には「カトゥラー・ドゥリヤー」と書かれていましたが、路地に入り、布問屋のおじいさんに尋ねると、「ここだよ」とのことでした。「あんたは、ボースについて、何を知っているのかね」と聞かれましたが、つたないヒンディー語で、「中村屋のボース」の感動を伝えるのは無理でした。

 「日本で一番人気のあるメニューはカレーライスです。ボースは日本に亡命して、日本で初めて、本当のインドカレーを教えてくれました」 

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