あとりえ日記

しょうちゃんのひとりごとワールド。。
by shoko yukitake (hotaru)

夏の合同リトミック♪①

2009-08-08 | リトミック
今週のぽけっと教室は、
毎年夏休み恒例の特別合同レッスンの第1回目でした。


今年はこんなお天気だからか
体調を崩してしまった人もいて
人数は少なめだったけど、
普段一緒にレッスンしてないメンバーでするリトミックも
ちょっと新鮮で楽しかったです。

小学生のクラスは、去年は年長さんと一緒だったので
小学生だけでやるのは、今年初めてでした。
普段のレッスンはしてないので、リトミックは久しぶりだったから
最初はちょっと緊張ぎみ?だったけど・・だんだんほぐれてきて
小学生ならではの、ちょっと難しいことにもチャレンジできて
楽しかったです~


レッスンの様子は「ぽけっと日記」の方に写真と一緒に
アップしましたので、よかったら見てみてくださいね~♪


次回は20日です♪
今度は何をしようかなぁ。。

夏休みレッスンは、普段のレッスンの流れから
少し離れて、夏休みならではの内容を考えるので
準備もいろいろあるけど、楽しみ。。

試験体験会

2009-08-08 | リトミック
ひゃ~・・・・・・・という感じでした~←感想を一言にすると

日本ジャック=ダルクローズ協会主催の
「ダルクローズ免許取得試験」体験・説明会に参加してきました。

ダルクローズ免許というのは・・私もまだちゃんと把握できてないので
あまり詳しく書けないのですが、リトミックを創ったE.ジャック=ダルクローズの
リトミックを指導する指導者のための免許制度で、今までは国際的に通用する
国際免許は日本では取得できなかったけど、ここ数年で日本でも
国際免許制度がスタートして、試験を受けられるようになりました。

試験の種類には国内免許として、
日本だけで通用する(ジュネーブにある本部の承認は得ていますが)「エレメンタリー」と
国際的に通用する「サーティフィケイト」
があって、
その上に更に「ライセンス」というのがありまして・・
レベルが分かれています。。


どんな内容の試験なのか・・
実際、受けるかどうかもまだよくわからない状態だけど
せっかくの機会なので、体験会に参加してみました。


最初は「エレメンタリー試験」
午後は「サーティフィケイト試験」

試験の体験会なので、講習会ではなく・・
試験官の先生が去年実際に出題された試験問題を出して
みんなで体験しましょう・・というもの。

問題の説明や、アドバイスはしてもらえるけど
指導はしないということだったので、
先生方もいろいろ言いたいけど言えない?!
・・という、普段のレッスンとは違うリトミック体験でした~


午前中の「エレメンタリー試験」は、
「リトミック」「ソルフェージュ」「即興」の3科目。


いきなり最初から、6/8拍子4小節のリズムが提示され、
このリズムをクラップしたりステップしたり、指揮をしながら唱えたり。。

そんなところから始まり、
リズム聴取、記憶、クラップしてステップ、記譜・・
カノンや、拡大縮小の課題など次々集中する課題が出題されました~

次はソルフェージュ。
読譜の課題や、ピッチを聞き分けたり、与えられたメロディの主音を歌うとか
全音半音、音階・・


更に頭と耳を集中・・・


最後の即興では、与えられたリズムで即興したり
イメージ(海、森、宇宙など・・)を即興で演奏という課題など。。


エレメンタリーだけでも、かなり大変な感じで・・
うわぁ。。と思いながら緊張して体験してましたー。


お昼休みを挟んで、今度は「サーティフィケイト試験」の体験会。

もう次の時間は場違いなんじゃないか・・って友達と話ながら
恐る恐る参加・・


そして予想どおり・・
エレメンタリー試験の内容が更にグレードアップしてました。
課題も難しくなって、そこにエレメンタリーでは入ってなかった
補足リズムとか、ポリリズムとか、トランスフォーム(変換)とか
変拍子や、クロスリズム(4対3)とか・・・・・

ソルフェージュも、調の範囲が増えて音程や和音を聞き取ったり
かなり複雑な内容になっていて・・・
終わる頃には、頭がぼ~っとなって頭から湯気が出そうだったよ。。(笑)



普段のリトミックやソルフェージュのレッスンで
勉強したことがある内容だけど、難しい~って
その場で終わりにしてたこと。。

改めて試験されると、当たり前だけどやっぱりできない。。

難しい課題ばかりに挑戦する一日だったけど
先生方は、
「この試験は皆さんをいじめるための試験ではないですから・・」
そして、
「この試験に受かることが最終目標ではないですよ。。」と
おっしゃってました。

自分のレベルを確認するということ。。
指導者としての自分を高めるため。
みんなそれぞれの目的を持ってこの試験に関心を持って
集まって来られてるんだな。。


経験はいろいろだけど
向上心を持って、指導を続けてる人たちばかりだと思うので
そんな皆さんと一緒にこういう体験できたことは
貴重な一日だったと思う。


試験内容は難しかったけど
課題の中で一番求められていたことは

正確にやる・・ということも、もちろん大事で
まずはそれをクリアーしないとだけど

それに加えて
★動きの質や、音楽に合った適切な動きをするということ。
★その音楽に合った、一番良い「音色」が出せるように。
★繊細で豊かな表現力。
★表情豊かに・・・
・・ということが求められているみたい。

正確に出来ることだけが求められるのではなく・・

もし失敗して正確にできなかったとしても、それをカバーできる
その音楽に合った音楽的な表現ができていたら、
良い評価をしてもらえるということでした。

基本的なことだけど、夢中になると忘れてしまいがちな大切なこと・・

音楽を伝える人にはとても大切なことを
改めて意識させられたのでした。


試験を受ける日はいつになるかわからないけど
ホントに受けれるのか?って感じだけどね。。

これからも向上心を持って
少しでもレベルアップして
良いものを伝える人を目指していきたいと思う。


何でもそうだと思うけど・・
上を目指したら、どこまで行っても終わりがない。
果てしない道のりで
どこまで行きたいのか・・
自分でもよくわからなくなったりするけど
行けるとこまで行ってみよう。