深夜の住宅街。
数人の仲間と共に急ぐ帰路。
「おなかすいたねー」
「だいじょぶ?終電」
「ん、たぶん・・・」
「えっ、こっち?」
「あ、そうか・・あっ」
「あっ」
はんなりとした甘い匂いに歩調がゆるむ。
あたりを見回しても確認できないけれど間違いない。
鼻腔をいっぱいにふくらませて深呼吸。
至福の香り。金木犀。
9月20日のこの夜は、解剖学的見地から身体治療の理論と実践を学ぶ勉強会。タイ古式マッサージの仲間数人で、先生との質疑応答も盛り上がり、3時間の予定が5時間以上に及びました。学びたいことに終点は無し。
熱くなったからだとこころに、瞬時まとわりつくやわらかな花の匂い。鼻の穴広げて呼吸器全開。おおきく吸い込む。
吐く息と共に「あー、いひにほひ~」
金木犀といえば10月のイメージなのですが、もう咲いたんですね。ちょっと早いんじゃないかしら・・・と、次の日の朝、目視確認。ゆりの木通りに何本もある大きな金木犀。確かに花開いておりました。近寄っては鼻をつっこんで、ふがふが。北沢川緑道の木は、なぜかあまり花を付けていませんでした。
この香りが続くのはほんの数日。煌々たる満月の夜にこの香りが漂うと、この上なくシアワセで、ルナティックな気分になれるのですが・・・。
残念ながら今宵は新月。
「あー、いひにほひ~」
みなさまもどうぞ、匂い逃しませんように!。
今日の写真は1920年代のフランス、リモージュの陶板。Atelie 紗羅のオイルトリートメントルーム、入って左の壁に掛けてあります。
いひにほひ~に誘われて、踊っているのかな?!
数人の仲間と共に急ぐ帰路。
「おなかすいたねー」
「だいじょぶ?終電」
「ん、たぶん・・・」
「えっ、こっち?」
「あ、そうか・・あっ」
「あっ」
はんなりとした甘い匂いに歩調がゆるむ。
あたりを見回しても確認できないけれど間違いない。
鼻腔をいっぱいにふくらませて深呼吸。
至福の香り。金木犀。
9月20日のこの夜は、解剖学的見地から身体治療の理論と実践を学ぶ勉強会。タイ古式マッサージの仲間数人で、先生との質疑応答も盛り上がり、3時間の予定が5時間以上に及びました。学びたいことに終点は無し。
熱くなったからだとこころに、瞬時まとわりつくやわらかな花の匂い。鼻の穴広げて呼吸器全開。おおきく吸い込む。
吐く息と共に「あー、いひにほひ~」
金木犀といえば10月のイメージなのですが、もう咲いたんですね。ちょっと早いんじゃないかしら・・・と、次の日の朝、目視確認。ゆりの木通りに何本もある大きな金木犀。確かに花開いておりました。近寄っては鼻をつっこんで、ふがふが。北沢川緑道の木は、なぜかあまり花を付けていませんでした。
この香りが続くのはほんの数日。煌々たる満月の夜にこの香りが漂うと、この上なくシアワセで、ルナティックな気分になれるのですが・・・。
残念ながら今宵は新月。
「あー、いひにほひ~」
みなさまもどうぞ、匂い逃しませんように!。
今日の写真は1920年代のフランス、リモージュの陶板。Atelie 紗羅のオイルトリートメントルーム、入って左の壁に掛けてあります。
いひにほひ~に誘われて、踊っているのかな?!
私も2、3日前に金木犀の香りに気がつきました。朝、急いで駅へと向かう途中、あっこの香り!と思って、秋を感じました。
私は、今年の夏休みは病院で過ごしたので、夏をすっ飛ばして秋が来ちゃったって感じです。
金木犀に気付いたってことは・・・日本?
ヴェニスじゃないよねー。
え?ある?えぇ?
東京にいるのなら、どうぞ遊びに来てくださいな~。
手足の動き、レーシーな布地、土の質感、豊満な肉体の緊張感まで、みごとに表現されていて、今までリモージュの陶板を興味をもってみたことはなかったけれど再認識しました。
何を踊っているのでしょう?
アラヴの踊り?
紗羅のダンスを想像しています。