令和元年の最終レースは,昨年に続き「〜coast to coast〜房総半島横断レース(70km)」の予定でしたが,9月の台風15号によりコースはもとより人家・人身にも大きな被害を受け,特にレースのメインとも言うべき鋸山周辺は,倒木や土砂崩れで三つの登山道全てが通行不可能になるなど変わり果てた姿になり,とてもルートを確保できるような状況でなく大会はやむなく中止となりました。
しかし,日本遺産登録を目指す鋸山の惨状に心を痛めた多くの皆さんのご尽力により,少しずつ整備が進み,なんとか登山道のひとつ「関東ふれあいの道コース」の開通に目処がたち,復興の一環として「復活!鋸山トレイルランレース」の開催が実現することになった。とのアナウンスがありましたので参加させていただくことにしました。
参加費の一部と(復活支援)Tシャツの代金は,鋸山復興プロジェクトに寄付されるということです。
コースはこんな感じ(地図)で,浜金谷のフェリーターミナルをスタートして今回開通した関東ふれあいの道から鋸山山頂を目指し,東の肩を経由して竹岡林道,金谷元名林道と走りスタート地点に戻るシングル(約14km)と林道を降りたところから再びコースに戻って2周するダブル(約28km)の2種目があり,私が参加したのはダブルのほうでした。
ダブルの場合の高低図はこうなります。
小さなアップダウンのあとグーんと300mまで上っている部分だけが登山道のトレイルで,他はロードか林道なのでかなりのスピードレースになりそうな予感がしていました。
◯結 果(速報のとおりですが)
種目:ダブル(約15kmのコースを2周)
記録:3時間16分42秒
総合順位:第105位(男子第103位)
年代別順位:第2位 トップの方とは8分近い差がありました。(>_<)
◯スタート前
会場に到着すると早速チームおっTのだ〜まえさんに遭遇,その後もsadaさん,TKGのYMDさん,ジューシィさんとお会いしました。
準備を済ませてボーッとしているとおっTのみなさんが集まってこられました。
本日のメンバーは,だ〜まえさん,ミヨさん,ちょこさん,murasakiさん,親父,そしてサプライズ応援の40sおやじさん。
さらに衝撃の事実が・・・,はじめましてのミヨさんがなんとわが家から直線距離でわずか300mのところにお住まいということをお聞きしてほんとにびっくりでした。(今後ともよろしくお願いします。)
その後,まるさんやけーすけさん,ボラのKBTさんとも挨拶してスタート位置に並びます。
今回は周回コースでエイドも2回通るので,持ち物はバックパックにファーストエイドキット(エマージェンシーシートを含む)を入れ,ボトル(500ml)とスマホを挿して,ポケットにマイカップとハニーアクション1個,コムレケアを持ってスタートしました。
◯前 半(1周目)
真ん中あたりからスタートし,直後は狭い歩道を走るため全員徐行です。
そして徐行規制が解除されると先頭グループは一気に加速してその背中がどんどん小さくなります。
県道に出てトンネルに入ったあたりから周りのランナーさんもペースが上がっています。時計を見るとなんとキロ4分半,私には速すぎます^^;。400階段に入る前に好位置を確保しようということでしょうね。
金谷の街中に入ったあたりでふと前を見ると大会応援団長でアドベンチャーレーサーの鬼軍曹 田中正人さんがGo-Pro(?)を手にして走られているではないですか。
負けじと逆撮影(笑)
400階段手前の川沿いで40sおやじさんの応援を受けます。
いよいよトレイルの始まりです。まずは約400段続く階段を上ります。ありがたいことにハイカーさんもこころよく道を譲って応援してくださいます。
観月台を過ぎ,少し下ってあじさい広場を抜けると,今度は滑らかな石段を上ります。昔切り出した石を滑らせたことからこういう面白い石段になったそうです。
このあと,石切場跡とか地獄のぞきとか鋸山らしい光景が目に入ってきますが,1周目は休むことなく真面目に走っ(歩い)たので写真は撮っていません(笑)。
あちこちで台風被害の爪痕を目にしながら山頂を目指します。

(復興作業の様子:大会パンフより)
山頂を過ぎたあたりで点眼中のだ〜まえさんに追いつきそのまま先に行かせていただきます。
いつのまにか東の肩を過ぎて6.5km地点のエイドに到着しました。
コーラとバームクーヘンをいただき先を急ぎます。エイドからは竹岡林道を走ります。若干のアップはあるものの基本下り基調です。
約2kmほど走ると分岐に到着し,竹岡林道と分かれて金谷元名林道を下っていきます。
11.5km付近でしたか,まるで鹿のように軽やかに走るランナーさんが声を掛けて抜き去って行かれました。30分後にスタートされたシングルの部の先頭ランナーさんです。
砲台山ハイランド(旧陸軍金谷砲台)跡との分岐手前付近まで移動してこられた40sおやじさんに喝を入れていただきました。写真もありがとうございました。

(写真:40sスポーツ)
県道まで降りてくるとチェックポイントです。待ち受けていたKBTさんにナンバーカードにチェックを付けてもらい2周目に突入です。
1周目:1時間34分14秒
◯後 半(2周目)
トンネルを抜け金谷の街中に入っても1周目と違いバラけているのでマイペースで走ることができます。
が,
トレイルに入るとどうしても詰まってきますね。
400段階を終え,観月台に向かう岩だらけの凸凹上りです。
鋸山復興プロジェクトのこんな掲示があちこちに掲げられていました。
観月台から見た金谷の町と東京湾,多くに富士山の姿も見ることができます。
あじさい広場を過ぎ,滑らかな石段ゾーンに入ってきました。
石切場跡も近くなってきました。
地獄のぞきのせり出した岩上には人影も見えます。
岩の切通しです。
せっかくなので人がいなくなるのを待って・・・,いっぱい抜かされた〜^^;
ラピュタの壁付近でしょうか?
このあたりはまだまだ紅葉も楽しめます。
車力道と合流して絶壁階段に挑みます。
上り切ったご褒美です。昨年はここから綺麗な虹が見えました。
ここからは本格的なトレイルです。
ほどなく山頂に到着します。329.5mと言えども低山をなめると痛い目に遭いますから気をつけましょう!^ ^
テンション上がりますねー
東の肩の手前ではこんな景色も・・・
元名ダムです。千葉県唯一のロックフェルダムです。
勝山海岸や浮島も見えています。
そして2度目のエイドです。ありがとうございます。
コーラをいただき,ハニーアクションを投入して林道を走ります。
金谷元名林道に入ると左手に鋸山が見えるようになります。裏鋸山?
このあたりから両の太腿あたりが攣りようになってきました。気をつけてはいたのですが,鋸山の上りで大腿四頭筋を使いすぎたようです。
それでも下り基調のここでタイムを稼ぐしかないので,攣ったままでも走ります。
しかし,県道と合流したところでついに内転筋まで攣ってしまったので小休止・・・
なんとか回復して残り2km弱を走り切り無事にゴールできました。
2周目:1時間42分28秒
2周目は,写真撮っている間にかなり抜かされたようです。
◯ゴール後
穏やかな東京湾を眺めながら着替えて名物「カジメ汁」をいただきます。
ちなみにカジメは故郷壱岐の名産でもあります(笑)。
だ〜まえさんと先にゴールしているシングルのメンバーを探しますが,所用もありすでにここを後にされたようです。
しばらくミヨさんのゴールを待ちながら戻ってくるランナーさんの応援をしていましたが,時間も押してきたのでお昼をとって帰ることに・・・ミヨさんすいませんでした。
お昼は行列のさすけ食堂さんやはまべさんなどは避けて,だ〜まえさんの車に乗せていただき海岸沿いのかなやさんまで移動しました。
だ〜まえさんノンアルですいません。
美味しそうなかき揚げ丼と金谷といえばアジフライ
このあと君津駅まで送っていただき,たいへん助かりました。ありがとうございました。
各地のトレイルの大会が中止になる中,大会開催に向けてギリギリまでコース整備していただき,こうして大会開催を実現していただいた鋸山復興プロジェクトや大会関係者の方々,そして地元のみなさんには感謝しかありません。ありがとうございました。
まだまだ道半ばですが,鋸山や金谷を含め房総地域の一日も早い完全復興と房総半島横断レースの再開を願っています。