鈍色宝物~喫茶ワット~

日記や詩。過去に書いた記録。

もう、一月最後の日だ

2010年01月31日 00時09分52秒 | 現在ブログ
気がつくと、もう一月最後の日だ。

今月は、なんか妙に「枯渇」を感じて
「何か始めたい」、「何か吸収したい」と思い、
ダンベル体操に通い始めたり 本を借りてきて何冊も立て続けに読んだりした

まぁそれはそれでいい、よかったんだろうけど・・・
でも こーいうことやっててふと思ったことは、
常に何かしていると、何もしてないときにかえって「暇」というか
「時間の持て余し」を感じてしまうってことだ
本も、借りてきた本を次々読み終えて ストックがなくなってゆくと
妙な焦りを感じる
「あぁ、明日は図書館に行って別なのを借りてこなくちゃ」
なんて思ってしまう

これはコーラと一緒で、一種の中毒みたいなものだ
常に何か傍にあって、満たしていないと気が済まない
何かをコンスタントに続けられる、というのは
材料が揃い、体力気力が続くうちはいいが、切れると食欲と同じで
禁断症状が濃く出るものなんだな、と思い知る。

まぁ私にとってはそういうのは滅多にないことなので、
続けられるだけ続けるべきなのかもしれないけど(笑)。
そのうちパタリと何もしたくなくなるときが、来るに違いないから。

土曜の夜は

2010年01月30日 23時37分00秒 | 現在ブログ
「左目探偵アイ」と「ブラディマンディシーズン2」。。

なんでこう、息詰まるよなドラマを二つも入れるかね^^;
どちらも、先を見ずには居られない展開だー
・・・結局最後まで見ちゃうんだろうな(--;

。。山田涼介君は売れてるみたいだねぇ~
バンパイアも友達役で出てるし(爆)
横山裕は「ザ・クイズショウ」で憎まれ役をやったのを機に、
どうもそういう役回りが合ってるような印象を受ける。
まぁああいう役をこなしてくれるヒトが居ないと困るのも事実だ

そういう意味じゃJ役の成宮もうそうかな。
白髪の成宮はなかなか似合ってるね。
老けずにあんな感じで白髪になるなら、私も染めずに済むんだけど。(笑)

今日は

2010年01月30日 01時10分06秒 | 現在ブログ
きょうは・・・っていうかもう昨日になっちゃったんだけど^^;、
旦那が会社のヒトと外で飲み会だというんで、私も夕方から一人で町に出かけ
でにーずで夕食食べてきましたー♪(^o^*

・・・だけどなんていうか、どーしても一人でどっかで食べるときって、
「安くてなるべく実?のあるモノを~~~」
なんて貧乏根性が出てしまう(--;
本当は、一人で飲めるような呑み屋があれば、そこでゆっくり
飲んでつまみ食べていい気分になりたいとこなんだけど・・・

さすがに一人で呑み屋に入る勇気ないからね^^;

あっ私はほんとに酒のみなんで、一人で飲むの全然平気なのさ!
ただ、そういう場所を知らないし 
呑み屋があっても一人でカウンターに座る勇気がないだけ。

疲れたサラリーマンのオヤジさんが 気心知れた呑み屋に入ってゆくのを
ちょっと羨ましく見てる
私も男だったら、あんなオヤジになりたかった・・・(笑)←かなり本気

まだ私は、女だってことと主婦だって体面に一人で縛られてるんだなーって思う。

健全なランチやディナー、綺麗なお茶なんかに憧れちゃいないのさ。
私は酒が飲みたいのだ!!

すごい。

2010年01月29日 23時46分45秒 | 
引き続き、藤沢周平~珠玉集~を読んでいる。
先週末、図書館へ行ったら 続きの3、4巻目が借り出されていてなかったので、
5、6巻を借りて読んだ。
・・・なんとなく、巻が進むにつれて内容が重く、複雑になっていく感がある。
で、特にそれを感じたのがこの六巻目「逆軍の旗」。
短編集ではあるけれど、それでも比較的一話一話が長く、四話収録されている。

「逆軍の旗」と題された話しは、明智光秀が織田信長を本能寺にて撃ち果たす、その前後の
彼の心理描写を極めて繊細に綴った話しである。
また、四話目に入っている「幻にあらず」は、上杉領が米沢に移ってからの困窮にあえぐ藩財政を
なんとか立て直そうとする家臣・主君奮闘の物語だ。
苦渋の決断の末新しい城主を迎えた後、古い体制に拘る家臣たちとの確執、
何度も金策に追われながらも、藩建て直しに頑張り続けるが・・・
そうした中で何度も挫折や失望を味わううち、弱さと疲れに果ててゆく人間の。
最後、悲しいほど共感できる自分に驚いた(汗)。
もう、それらがたった80ページくらいの中に凝縮されていて、読み終わって感想はただ一言
「すごい・・・。」
以前「歴史秘話ヒストリア」(NHK番組)で、逼迫した藩建て直しをやってのけた君主のことを
取り上げていたが、あぁこのひとのことだったのか、と思った。
この物語ではその傍に仕える優秀な家臣のことが良く描かれており、君主と手を携えて
知恵を絞り、修羅場を渡ってゆくのである。

藤沢周平の書く話しは、今まで読んでいて地味でぱっとしないものが多いという印象だった。
だが、一つの物語を通して、ここまで人間の弱さや醜さ、強さも優しさも含めて読者自らが納得できる
(まるで我がことのように、)身近に感じる人間像を描いてみせるというのは凄いと思った。

いやー「幻にあらず」凄い。
やっぱ次は長編読んでみるかな。