足助千年ゼミ

エコでおしゃれな21世紀の里山の暮らしを考えます

飯盛座の過去と未来について

2010-05-07 00:54:47 | ゼミの議事録
時間:2010年 04月 2日
メンバー:天野、原、斎木、カニ、杉の、市川、清水、竹内、金
テーマ :飯盛座の過去と未来について



今回は豊田市に指定管理されている設備がとても素晴らしい且つ音響効果が優れている飯盛座についてみんなで意見を交換した。この飯盛座は観客席が362席あって、とても立派な照明と音響をもっているそうだ。でも、問題はこんなに立派な施設が働くべき役割を充分果たしていないことである。現状を改善するためにどうような対策と努力をするべきかについてみんなは各自の意見を述べた。
飯盛座にとって一番望ましいのは観光集客として活躍されることであると皆が思った。観光集客を通して昔の伝統を多くの人々に伝えながら飯盛座ホールの活性化を図ることであった。この素晴らしい舞台で実に様々な形の出し物ができるからだ。昔、ここはプロ歌舞伎の舞台だったそうだ。しかし、時代の変遷とともに昔とは随分事情が変わってきた。現在の飯盛座は惜しくも数少なく利用されているのだ。まさに使おうとする人がいないぐらい廃れている状態である。これは全国的にも維持していくのに非常に難しいホールになっている。その中にはいくつかの原因がある。まずは、どんどん新しい物ばかり追求していく多くの現代人にとってこの飯盛座は「物足りない」存在であった。また、難しいことに飯盛座にはチケット販売の権利が無いことである。そのため営利目的には適用してないことでもある。その一方他の所には真似ができないことをすることが可能になった。それは、「格安」がキーポイントである。例えば、三時間でたった200円単位で夜の九時まで借りることができる。
このように廃れていく飯盛座を盛り上げるためにいくつかの実行可能なことを考えた。例の一つとして映画館として使うこと。それも普通の映画とは違った独特な近年ますます盛んに盛り上がっていく3D映画にすることによって観客を集めることができるかも。また、素晴らしい防音効果があるため、三味線教室や太鼓そしてピアノ練習場、披露場として使うことも充分である。また、地域住民の共同セミナーとしても使うことができる。最後の一手として昔足助の代表的物であった蛇センターも考えられると思いついた。
ということで昔の伝統と現代の技術を融合することによって発展を求める姿勢である。最後に足助なりの特徴を生かしたものを持って勝負することである。

最新の画像もっと見る