いつまで続くか!ぐ~たら日記

いつ更新するか、どんな内容になるかわからないけど、ぼちぼちと。

派遣とサークル活動

2005年08月01日 | ようやくひっき
登録要約筆記者の中には、派遣の立場とサークルの立場の違いを理解していない人が多い

今日もある現場で、終わってから別件の手話通訳さんからの情報でわかったこと。
派遣申請は、要約筆記が必要な人は一人なのでノートテイクを依頼。
こちらは2名を派遣。
で、いってみると顔見知りの難聴者があと二人いる。
でもこの難聴者は「私たちは手話を見るので今日は要約筆記はいらない」とその場で言っている。
それに、その現場の部屋は狭いのでOHPはしなくてもよい、とも言っている。
でも、要約筆記者は自分のサークルが近くでいつも練習しているからそこのOHPとスクリーンを持ってくる、と聴覚障害者(依頼者たち)を待たせて取りに行った。
結局、約3時間OHPで2人で書き続けた。
サークル活動でのボランティアで行ってるのではないんだよ
この2人のうち一人は初派遣。

派遣で行っているときは“プロ”に徹してほしいのがコーディネイト側の気持ち。
もし、現場で対象者が予想以上にいるときはコーディネイト側に連絡をしてくれ!
(本来は、申請通りの派遣をしなければいけない。今回は一人に対してノートテイク)
現実に、他の2人の難聴者は「手話でかまわない」と言っているのに、一人の要約筆記者の“暴走”で依頼者側を待たせてまで(開始時間20分遅れ)のOHP要約筆記。

私は今、この要約筆記者に対し怒っております。
あなたのような方がいるから、派遣制度が崩れるのです。
なんのための派遣制度か考えてほしい。
ただ要約筆記者を手配するだけの制度ではないのです!