ある幼稚園でのお話です。
先生が子供たちに「うさぎとかめ」の絵本を読んであげました。
うさぎさんは自分の足の速さに安心して、昼寝をしてしまいます。
かめさんは遅いながら頂上を目指して一歩一歩休むこともなく 進んでいきます。
うさぎさんが目を覚まして気がつくとかめさんはすでにゴールに達していました。
うさぎさんはゴールのことよりかめさんと自分を比較してゆだんしたんですね。
かめさんはうさぎさんのことは目もくれずにゴールだけを目指しました。
するとあるひとりの気の弱そうな子が先生に質問したんです。
「先生…どうしてかめさんは、昼寝をしているうさぎさんをおこしてあげなかったんだろう?」
「ぼくだったら、寝ているうさぎさんをおこしてあげたいな!!!」
先生は、その子に聞いたそうです。 「どうして、そう思うの?」
「だって、ひとりでゴールするよりも、うさぎさんといっしょに楽しく ゴールしたほうが嬉しいんだもん!!!」
大人たちはウサギのようじゃだめだぞ!
かめのように生きなさい!
目標を目指すことが大切なんだぞ!
そんなことを子供たちに話します。
それがいけないとは言わない。
でも…何かが取り残されているような気がするんです。
こんな話があります。
ある小学校の運動会での100メートル走。
ある女の子は6年間いつもダントツで最下位でした。
でもこの日は、同じコースに怪我をして出る子がいたんですね。
その子の親御さんはひょっとすると今年は最下位じゃないかもしれない。 そう思ったそうです。
この子は生まれながらの遺伝病で、筋肉が他の子の半分。知能も1年生程度なんです。
でもいつもいつも皆にニコニコと笑顔を振りまいている優しい子でした。
そして100メートル走が始まりました。
8人で走って、他の6人ははるか先を走っていました。
この子はそれでも怪我をした子の前を走っていたんです。
突然・・・後ろから「ぎゃっ~」と言う声が聞こえました。
この子が振り返ると怪我をした子が転んでいたんです。
すでに他の6人はゴールしていました。
この子は何を思ったか突然に後ろで転んでいる子のところにゆっくり駆け寄り…
その子を抱きかかえて走るとはいえないゆっくりした歩みで怪我をしている子の肩に手をまわして
いっしょにゴールへ向かったんですね。
その光景を見ていた運動会会場の人々や生徒や先生方がわれんばかりの拍手をその二人に送っていました。
とってもとってもあたたかでやさしい空気に包まれていました。
そして・・・ ゴールのテープが再度張られて・・・そのゴールに着く瞬間・・・
この子は怪我をした子の背中をそっと押してその子を先にゴールさせて自分はニコニコしながらいつものように最下位だったんです。
競争って? 人に勝つ事って?成功する事って? 目標を達成する事って?
自分という個の光を尊重しながらそれぞれの美しい光を協奏してゆきたい。
うさぎとかめ
「先生・・・どうしてかめさんは、昼寝をしているうさぎさんをおこしてあげなかったんだろう?」
「ぼくだったら、寝ているうさぎさんをおこしてあげたいな!!!」
「だって、ひとりでゴールするよりも、うさぎさんといっしょに楽しくゴールしたほうが嬉しいんだもん!!!」
幼い子供の純真な心・・・
←競争より協奏の道を。今日の話は良かったなぁ~、
とうるうるしてしまったアナタ!私には涙よりもクリックを!(笑)
先生が子供たちに「うさぎとかめ」の絵本を読んであげました。
うさぎさんは自分の足の速さに安心して、昼寝をしてしまいます。
かめさんは遅いながら頂上を目指して一歩一歩休むこともなく 進んでいきます。
うさぎさんが目を覚まして気がつくとかめさんはすでにゴールに達していました。
うさぎさんはゴールのことよりかめさんと自分を比較してゆだんしたんですね。
かめさんはうさぎさんのことは目もくれずにゴールだけを目指しました。
するとあるひとりの気の弱そうな子が先生に質問したんです。
「先生…どうしてかめさんは、昼寝をしているうさぎさんをおこしてあげなかったんだろう?」
「ぼくだったら、寝ているうさぎさんをおこしてあげたいな!!!」
先生は、その子に聞いたそうです。 「どうして、そう思うの?」
「だって、ひとりでゴールするよりも、うさぎさんといっしょに楽しく ゴールしたほうが嬉しいんだもん!!!」
大人たちはウサギのようじゃだめだぞ!
かめのように生きなさい!
目標を目指すことが大切なんだぞ!
そんなことを子供たちに話します。
それがいけないとは言わない。
でも…何かが取り残されているような気がするんです。
こんな話があります。
ある小学校の運動会での100メートル走。
ある女の子は6年間いつもダントツで最下位でした。
でもこの日は、同じコースに怪我をして出る子がいたんですね。
その子の親御さんはひょっとすると今年は最下位じゃないかもしれない。 そう思ったそうです。
この子は生まれながらの遺伝病で、筋肉が他の子の半分。知能も1年生程度なんです。
でもいつもいつも皆にニコニコと笑顔を振りまいている優しい子でした。
そして100メートル走が始まりました。
8人で走って、他の6人ははるか先を走っていました。
この子はそれでも怪我をした子の前を走っていたんです。
突然・・・後ろから「ぎゃっ~」と言う声が聞こえました。
この子が振り返ると怪我をした子が転んでいたんです。
すでに他の6人はゴールしていました。
この子は何を思ったか突然に後ろで転んでいる子のところにゆっくり駆け寄り…
その子を抱きかかえて走るとはいえないゆっくりした歩みで怪我をしている子の肩に手をまわして
いっしょにゴールへ向かったんですね。
その光景を見ていた運動会会場の人々や生徒や先生方がわれんばかりの拍手をその二人に送っていました。
とってもとってもあたたかでやさしい空気に包まれていました。
そして・・・ ゴールのテープが再度張られて・・・そのゴールに着く瞬間・・・
この子は怪我をした子の背中をそっと押してその子を先にゴールさせて自分はニコニコしながらいつものように最下位だったんです。
競争って? 人に勝つ事って?成功する事って? 目標を達成する事って?
自分という個の光を尊重しながらそれぞれの美しい光を協奏してゆきたい。
うさぎとかめ
「先生・・・どうしてかめさんは、昼寝をしているうさぎさんをおこしてあげなかったんだろう?」
「ぼくだったら、寝ているうさぎさんをおこしてあげたいな!!!」
「だって、ひとりでゴールするよりも、うさぎさんといっしょに楽しくゴールしたほうが嬉しいんだもん!!!」
幼い子供の純真な心・・・
←競争より協奏の道を。今日の話は良かったなぁ~、
とうるうるしてしまったアナタ!私には涙よりもクリックを!(笑)