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9月11日:拡張された色の冥王星

2015年09月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

冥王星は見た目よりカラフルである。7月の接近飛行の間にロボットニューホライズンズ宇宙船によってとられた、太陽系で最も有名な矮惑星のカラーデータとイメージがデジタル的に結合され、この予想外に若い地表を見せる古代の世界の誇張された視界を与えている。この誇張されたカラーイメージは、地球的に見て美しいばかりでなく、視覚的に際立つ異なる化学組成の地表領域を明らかにし、科学的に有用である。例えば、右下の明るい色のハート型のトンボー領域(Tombaugh Regio)は、異常に滑らかに見える最も左のスプートニク平原と、地質学的に異なる二つの領域に分けられことがはっきり示されている。今、冥王星を越えて飛び続けているニューホライズンズは、更に多くのイメージとデータの送信を続け、2019年1月に小惑星 2014 MU69 を飛んで過ぎるコースに変更するように指示されるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

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