練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

ナルホド!

2019年06月30日 08時00分00秒 | 講演会・展覧会・勉強会

先日、品川方面で行われたHEAT 20の報告会に参加したんです。

色々と確認できた事を住宅従事者向けに発信するという企画、その3回目となります。

情報共有が狙いです。

一番のトピックは、なんといっても『G3グレード』の創設およびRC造共同住宅版『C2・C3グレード』の創設です。

 

いつものシナリオにG3グレードが加えられました。

まだ『案』なんですね。

G3グレードはG2グレードの上位に位置するグレードです。

H28基準部分間欠暖房との暖房負荷増減率は、6地域で75%減。

全館連続暖房にしても、約40%減となります。

15℃未満の割合は、6地域で2%未満。

暖房期最低室温OTも概ね16℃を下回りません。

この16℃には、若干の?もあるようです。

シムヒートによるシュミレーションは、内部発熱の影響を過少評価しているのでは?との事。

近大の岩前先生曰く、18℃くらいなんじゃないの?

だとすれば、うれしいと思います。

こちらが共同住宅のシナリオ案です。

C2がG2、C3がG3に相当するようです。

やはり、RC造共同住宅の方が暖房期に関しては有利なようですね。

こんな資料も公表されました。

図中、右下から左上に向かって線が3本引かれています。

下から順に、部分間欠暖房・居室連続暖房・全館連続暖房を示しています。

そして左下から右上に赤・緑・青・黒の曲線が引かれています。

赤はG3グレード。

緑はG2グレード。

青はG1グレード。

黒はH28基準を示し、横軸は最低体感温度OT、縦軸は年間暖房負荷になっています。

シムヒートにて試算した、いくつかのモデルの結果です。

この図を見れば、最低体感温度と暖房スケジュールで必要なグレードを把握することが出来るんです。

また各グレードの比較をする事も可能です。

部分間欠暖房のH28基準を横にスライドし、居室連続暖房にすると、青いラインに当たります。

コレ、G1グレードの居室連続暖房がH28基準の部分間欠暖房と、ほぼ同じ負荷だという事を示しています。

そのまま横にスライドすると全館連続暖房の緑ラインに当たります。

G2グレードであれば、全館連続暖房でもH28基準の部分間欠暖房と変わらないことを示しています。

それではG3グレードはどうでしょうか?

部分間欠暖房のG2グレードと、全館連続暖房時のG3グレードが同じようですね。

この図を説明に使えば、わかりやすいかも?


ところで、この時期にG3グレードを発表した理由は何?

どんな狙いがあるの?

単なる『Q1.0住宅』や『パッシブハウス』の模倣なの?

こんな疑問をお持ちの方も多いですよね。

HEAT20委員でもある南雄三氏も、パネルトーキングの際にズバリ聞いていました。

でも、明快な答えは返って来ません。

次回は、事前のHEAT20賛助会員による意見交換で近大の岩前先生がお話になった事を書きたいと思います。

私自身、ナルホド!と思いました。

乞う、ご期待ください!

続く・・・。

posted by Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11 

電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

東武東上線 東武練馬駅下車5分  

コメント

あーあ・・・。

2019年06月29日 17時47分15秒 | 注文住宅 その他

練馬・板橋は、やはり雨でした。

梅雨なんて、大嫌いです。

『FPの家 H邸』

朝一番、雨が降り出す前に養生を行いました。

今日は2回目の『木材劣化対策工事』を行います。

前回の施工後に雨が降ってしまい、せっかく噴霧した高濃度ホウ酸水溶液も溶脱してしました。

まずは、これらの再処理から始めます。

今回は『1階全部処理』です。

1階構造材全てが処理対象部位となります。

前回噴霧しなかった、梁の処理も同時に行いました。

次に行うのが後日大工が施工する、外壁合板・FPウレタン断熱パネル(壁・床)への高濃度ホウ酸水溶液の噴霧です。

これら全ての裏表及び木口にたっぷりと高濃度ホウ酸水溶液を噴霧しますが、ひっくり返すのが大変なんですよね。

ホウ酸水溶液でびしょ濡れだった断熱パネル表面のクラフト紙も、ようやく乾いたようです。

白い粉があちこちに見られます。

木材劣化対策工事、無事完了です。

現場には『木材劣化対策 防腐・防蟻施工済証』が貼られています。

そして、その下には『ホウ酸チェック』シートもありました。

ホウ酸チェッカーによるホウ酸濃度の確認作業により、全ての対象部位に充分な濃度のホウ酸が残留している証となります。

雨にも負けず、ありがとうございました。

今後は、現場で雨対策を徹底しなければなりません。

念のため現場には、補修用のホウ酸水溶液も置かれています。

でも、これを使う事の無いように気を付けなければ・・・。

オレンジ色の配管は、給湯配管とヘッダーです。

青い方は給水配管とヘッダーとなります。

排水配管も完了しました。

合流部には、通気弁も設置済み。

ようやく、床パネルの施工を行えます。

断熱パネル周囲の木枠を土台及び大引きに木ネジで固定していきます。

2階部分の壁断熱パネルの施工も始まりました。

写真のパネルは23年前のパネルを再利用しました。

新しく入れたパネルは緑色。

並べると、違いがわかります。

昨日苦労して揚げたパネルが、早速嵌め込まれています。

灌漑ひとしおかも・・・。

大工さん、よろしくお願いします。

posted by Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11 

電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

ナルホド・・・。

2019年06月29日 08時00分00秒 | 講演会・展覧会・勉強会

先日、品川方面で行われたHEAT 20の報告会に参加したんです。

色々と確認できた事を住宅従事者向けに発信するという企画、その2回目となります。

情報共有が狙いです。

一番のトピックは、なんといっても『G3グレード』の創設ではないでしょうか?

でも、まだ書きません。

今回も長年の?から・・・。

ご存知の通り、G1グレードの外皮で建てられた建物の場合のシナリオは以下の通り。

H28基準で建てられた建物で、部分間欠暖房をした時の暖房負荷よりも30%程度削減する事が出来ます。

逆に全館連続暖房をすると、50%程度増加してしまいます。

これをG2にすれば、ほぼ同じ暖房負荷でいけるようになります。

ここで言う『暖房負荷削減率』とは、以下のようになっています。


もうひとつあります。

1・2地域と4~7地域があって、何故3地域が無いんだろう?

でも、考え方は一緒です。

これって、自立循環住宅のモデルプランで試算してるんですよね。

良く見掛ける、こんなプランです。

元々の部分間欠暖房って、どの位の能力のエアコンを何台使って、どの位のスケジュールで使ってるんだろう?

疑問ですよね。

会場で聞いてみましたが、明快な回答は戴けませんでした。

元になるデーターがよくわからないのに、その○○%削減と言われても説得力無いと思いませんか?

この資料にも『G3グレード』が載っています。

そろそろ、書かない訳にはいきません。

次回は、いよいよG3グレードの話を書きたいと思います。

乞う、ご期待ください!

続く・・・。

posted by Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11 

電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

東武東上線 東武練馬駅下車5分  

コメント

またしても失敗です。

2019年06月28日 15時47分10秒 | 注文住宅 その他

またして失敗です。

練馬・板橋に台風が近づいています。

昨日の段階で、今日の木材劣化対策工事を明日に延期しました。

それなのに、今日は曇り空。

時折青空さえ覗いています。

ままなないのが梅雨空というところでしょうか?

明日降ったらどうしよう・・・。

『FPの家 H邸』

屋根の下葺き材は既に終わっています。

ひとまず、雨が降っても大丈夫・・・。


そろそろ、仮設トイレの臭いが気になるシーズンです。

クレームが来る前に、いつものコレを投入しました。

ゼオライト消臭剤『スメルゲン』です。

1週間に1袋、コレを投入するだけでいいんです。

ゼオライトの持つアンモニア吸着効果により、諦めていた臭いを半減することが出来ます。

この季節の臭いって、近隣トラブルの元なんですよね・・・。

写真の袋には8袋入っているので、ちょうど2か月分となります。

これで、一安心。

さあ、本日の現場の様子です。

現場にトラックが到着しました。

床・壁に充填する『FPウレタン断熱パネル』です。

大型のトラックと小型のトラックに積んで来てもらいました。

でも、大型車は前面道路に進入できません。

大型車は近くの広い場所で待機してもらいます。

最初に小型車の荷物を下ろしてもらいました。

道路に車を停めての荷下ろしとなります。

いつまでも、道路に停めておく事も出来ません。

担ぎ屋×2名と私の計3人で、急いで敷地内に仮置きしました。

地面に直接置く訳にはいかないので、角材を並べ、その上に置きます。

荷下ろしを終えると、小型トラックは一旦現場を離れました。

近くの広い場所で待機している大型トラックの所まで向かい、荷物を積みかえて現場に戻って来るのに要する時間は30~40分。

この時間を利用して、仮置きしたパネルを1・2階に分けて建物内に運び入れなければなりません。

1階には、まだ床合板が張られていません。

910mm角に配置された土台&大引の上を歩いて行きます。

足場が悪いので、結構危険なんですよね。

現場のあちこちに仮筋交いが取り付けられているし・・・。

2階には合板が張られているので、安心なんですが、パネルを差し上げる必要があります。

ネットシート&足場板が邪魔になります。

これを一旦外して荷物を運び上げ、最後に復旧する事にしました。

小型トラックによるピストン輸送&荷下ろしを、合計3回行いました。

搬入作業も完了です。

疲れました。

腕・肩・腰・脚がパンパンです。

明日は筋肉痛だと思います。

大工さんにも頼めば良かったかなー。

当初は、木材劣化対策工事をする予定だったので休んで貰ってたんです。

高濃度ホウ酸水溶液をバシャバシャ噴霧するので、基本空けてもらいます。

ここでも判断ミスをしたようです。

出てもらえば良かった・・・。

運動不足の解消に役立ったと思って、諦めます。


そうそう、新しい釘も入荷しました。

リユースネイルと言います。

ロール状になっている釘です。

こんな感じ。

以前にご紹介した『鉄砲(釘打ち機)でバンバン打てて、電動ドライバーで抜く事が出来る釘』なんです。

これで効率良く、躯体と断熱パネルの木枠を留め付ける事が可能になります。

電動ドライバーでビスを留めるのって、案外時間が掛かるんですよ。

だからと言って釘で留めると、抜く時に苦労します。

「抜く事なんて、滅多にないでしょ?」

「取付間違いなんて、そうある事でもないでしょ?」

という方も、多いと思います。

でも、違うんです。

FPウレタン断熱パネルは、経年劣化の少ないパネルです。

そして木枠が付いているパネルなので、何度でも取付け&取外しが可能です。

だからビス留めをお勧めします。

こうしておけば、修繕や改築・建替えの際に簡単に取り外す事が出来るんです。

このお宅で使うFPパネルの半分も、23年前に取り付けたFPパネルです。

解体時に大工の手を入れて、取外しました。

大変だったんですよ、本当に。

何が大変って、たっぷりと留められた釘を抜くのが大変でした。

当時は釘留めが当たり前でしたから・・・。

玄翁とバールを利用して、一本づつ抜きました。

リユースネイルを使えば、今度は楽チンですね。

実際に使っている様子は、後日報告したいと思います。

お楽しみに・・・。

posted by Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11 

電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

ナルホド

2019年06月28日 08時00分00秒 | 講演会・展覧会・勉強会

昨日は終日、品川方面でお勉強でした。

HEAT 20の報告会に参加していたんです。

色々と新しい事を知る事が出来ましたので、ここで住宅従事者向けの発信をしたいと思います。

何回かに分けて書くつもりです。

情報共有出来れば幸いです。

一番のトピックは、なんといっても『G3グレード』の創設ではないでしょうか?

でも、待ってください。

まずは長年の?から。

ご存知の通り、G1グレードの外皮で建てられた建物の場合のシナリオは以下の通り。

H28基準で建てられた建物で、部分間欠暖房をした時の暖房負荷よりも30%程度削減する事が出来ます。

逆に全館連続暖房をすると、50%程度増加してしまいます。

これをG2にすれば、ほぼ同じ暖房負荷でいけるようになります。

ここまでは良いんですよね。

ここからが難しいんです。

15℃未満の割合がそれぞれこうなるらしい・・・。

H28 30%程度

G1グレード 20%程度

G2グレード 15%程度

どうゆうこと⁇

部分間欠暖房時の、建物内の温度状況を示していると思われます。

仮に複数台のエアコンを使って暖房をした時、トイレとか玄関のように温度が15℃を下回る部分がこんなにあると言う事なの⁇

G2でも15%、床面積が100㎡の建物であれば15㎡って事ですよね?

・・・。

その解答がコレです。

シムヒートでシュミレーションした結果を上記のように積算するそうです。

ナルホド。

グレードが高くなるほど、15℃未満が少なくなります。

あっ、G3グレードも出ています・・・。

でも、その解説は改めて別の機会にしたいと思います。

漸くスッキリしました。

確かに、夜間に暖房を切るスケジュールであれば、十分起こり得ると思います。

そうそう、改めて分かったことがあります。

15℃って、体感温度なんですね。

この場合の『体感温度』は空気の温度ではなく、壁や窓からの輻射の影響を踏まえた『作用温度』と思われます。

作用温度(operative temperatureOT)は効果温度ともいいますが、人体に対する温熱環境を評価する指標のひとつです。

気温が同じ室内であっても、壁面温度と周囲気流の状態により体感温度は違うことを加味しなければなりません。

周囲壁面との放射熱伝達と周囲気流との対流熱伝達と同じ量の熱交換を行なう様な均一温度の閉鎖空間での仮想気温となります。

続く・・・。

posted by Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11 

電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

東武東上線 東武練馬駅下車5分  

コメント

充填断熱材です。

2019年06月27日 11時00分00秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

練馬・板橋、今日も晴れは続いています。

良かった。

FPの家 H邸の充填断熱材の写真です。

木枠部分を屋根タルキに釘で固定したところを撮ってみました。

断熱材上部に張られた遮熱通気バットをタルキ天端に留め付けると、こうなります。

野地板と断熱材の間の通気層、見えるでしょうか?

こんな断面になっています。

裏から見ると、こうなっています。

先日の拙ブログでも、ご紹介させて頂きました。

そう、国際特許取得品です。

晴れた日の施工は大変なんですよねー。

陽光を反射するから眩しいし、兎に角暑いんです。

でも表面色が銀から緑になって、劇的に楽になりました。

かなり眩しさが減ったんです。

もうサングラスの必要は無いかも?

以前は眩しくって、サングラスを掛けないと目が眩むくらいでした。

でも、暑さは変わらないかな。

仕方ありません、熱線反射率が下がったら意味がありません。

その為の遮熱通気層なんですから。

上にいると、脂汗が滴ります。

表面に手が触れれば熱い‼️

火傷しそうなくらいです。

汗が滴れば、ジュッと音がするかも?

ウソウソ、冗談です。

でも、目玉焼きくらいは焼けるかもしれませんね。

断熱材の施工が終わると、建物内の環境は劇的に変わります。

そう、涼しくなるんです。

日射遮蔽効果って絶大だと思います。

大抵は扇風機で凌げます。

雨養生を剥がし、野地板に防水紙を敷き込めば、雨も心配ありません。

posted by Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11 

電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

 

コメント

仙台の家達

2019年06月27日 08時00分00秒 | あせっと散歩

仙台古川にある、FP の家×5棟の展示場を見て来ました。

展示場と言っても、一定期間が経過すれば販売する、いわゆる移動展示場です。

昨日の拙ブログでは、敢えて個々の建物の紹介は避けていました。

でも、やっぱり紹介します。

こんな建物でした。

最初にお断りしておきます。

サーモカメラしか持って行かなかったので、画像が良くありません。

ご了承ください。

こんな感じの外観です。

サイディングの現場は少なく、モルタルやガルバの現場が目立ちました。

床は、ほぼ無垢フローリングです。

框や式台も無垢。

もちろん、階段や手摺も無垢。

造作材も無垢のところが多かったと思います。

こんな壁を作っていました。

室内建具にも、相当気を使っていました。

吹き抜けに面した通風窓です。

室内窓に木製引き戸を採用している建物もあります。

閉めれば、こんな感じです。

室内ドアともに、無垢板を使った制作建具です。

突板合板ではありません、凄いでしょ?

サッシの内側に障子&板戸を採用している建物もあります。

朝寝坊が多い地域なのかな?

全体的に建具が凝っています。

既成品を採用している建物はほぼありませんでした。

インテリアにも気を使っています。

照明だって・・・。

簡易間仕切りに制作家具を採用している建物もありましたよ。

裏が本棚になっています。

全体的に木使いに工夫を凝らしていました。

でも地場の木は使っていません。

そこが残念かな。

現場監督という職業柄、納まりが気になるんですよね。

そして換気及び空調の設備設計。

季節柄、外皮性能の違いによる室内環境の違いはさほど感じませんでした。

無冷房、窓開け通風無し。

だから、納まりを中心に見ました。

参考になりましたよ。

現場を管理している人と話が出来れば、もっと良かったと思います。

そうそう、2日目は隈研吾氏設計の建物を見て帰りました。

南三陸ハマーレ歌津。

そして南三陸商店街。

モアイ像も見てきました。

何故モアイ像⁇

初めて知りました。

期待していた建物とはちょっと違ったけど、色んな意味で見て良かったと思っています。

楽しい2日間でした。

関係者各位様、お疲れ様でした。

そしてありがとうございました。

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

 

 

コメント

差別化

2019年06月26日 08時00分00秒 | 講演会・展覧会・勉強会

アセットフォーの定休日。

FPの家グループ南関東地区のメンバーで、仙台に来ています。

FPの家が5棟並んで建っている、建売分譲地の視察です。

安い土地を探し、そこに家を建てます。

5社で資金を出し合い、合同でイベントを行ったりして集客をします。

最近ではつくば里山の取組みが有名になっていますが、ここも同様です。

でも少し違うんですよね。

様々なコンセプト・仕様で建てられていても、すべてがFPの家です。

どんな建物が建っていて、どうアピール戦を繰り広げているのか?

興味津々だったんです。

ここでは、個々の建物の話は書きません。

木材を多用した内装・建具、開放的な間取りやオシャレな設備。

そして何より、驚きの販売価格。

色々なヒントを頂きました。

でも。残念に思ったこともあります。

どの家も、外皮性能は大差ありません。

サッシは樹脂サッシが多かったし、採用している断熱材も同じですから、当然といえば当然です。

だから、断熱・気密の話はしないんだそうです。

他の部分で差別化をアピールしているとの事。

・・・。

それじゃー、FPの家らしくありません。

外皮性能に差が無いのなら、日射遮蔽や日射取得による冷暖房エネルギーの消費量や自然室温を競い合うべきでは無いでしょうか?

同じような条件で建てられた家の様々なデーターを集めて、今後に活かす工夫も欲しいと思います。

換気の考え方も各社で異なっているようです。

空気の質についても、検証すべきでは?

posted by Hoppy Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11 

電話:03-3550-1311  

http://www.assetfor.co.jp 

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

ご存知でしたか?

2019年06月25日 10時10分04秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

ようやく雨の上がった練馬・板橋。

梅雨の中休みと、いったところでしょうか?

早速、屋根タルキの間に断熱材の充填を開始しています。

こんな断熱材を充填します。

FPウレタン遮断パネルといいます。

国産杉の枠材で四方を組まれた、世にも不思議な断熱材です。

木枠部分をしっかり留め付けられるので、確実な施工が出来るんです。

裏表には、写真のようなクラフト紙が貼られています。

あれ?いつものとは色が違います。

そう、『プラチナパネル』なんです。

色だけではありません。

いつものパネルとは、中身が少し違います。

従来の水発泡をHFO発泡に変えた上位パネルなんです。

えっ、どこが違うのかって?

まず、熱伝導率が違います。

従来品の熱伝導率は0.024W/㎡・K、プラチナは0.020W/㎡・Kとなっています。

ちなみに、厚さ105mmのプラチナと同等性能を得るための従来品の厚さはどの位だと思いますか?

熱抵抗値で比較すればわかります。

厚さ105mmのプラチナパネルの熱抵抗値は以下の計算で求めます。

0.105m÷0.020W/㎡・K=5.25

これと同程度という事ですから、熱抵抗値を5.25とした時の厚さを求めれば良い訳です。

5.25=厚さ÷0.024W/㎡・K

厚さ=0.126m=126mm

つまり126mmの厚さに匹敵することになります。

これって、厚さ236mmの一般的な断熱材(グラスウール16K)に相当します。

水発泡もHFO発泡も、環境性能は同じです。

どちらも、オゾン層破壊係数(ODP)0/地球温暖化係数(GWP)1となっていて、以前に採用していたHFC発泡の0/1030に比べると、ずいぶん改善されているんです。

またHFO発泡の方が、気泡内の不活性ガスが空気に置き換わり断熱性が低下する『置換』現象が起きにくいのも、特長のひとつ。

どちらも良いパネルではありますが、弊社ではプラチナパネルにシフトする積りです。

日射面には、写真のような銀色のクラフト紙も貼られています。

広げてみると、中は緑色になっています。

これ、何だと思いますか?

正解は遮熱パッドです。

これを広げ先端を屋根タルキに留め付けると、上図のようになります。

日射熱を反射し、屋根棟頂部に設置された換気棟から熱気を排出させるための2層の通気層を確保するための部材なんです。

その効果を見てもらいたいと思います。

FPの家グループが行った実験結果となります。

まずは一般的な通気層の場合です。

屋根面温度は74.9℃、この時の断熱材表面の温度は48.1℃になっていました。

そして遮熱パッドを採用した場合の断熱材表面温度は30.9℃。

その違いは17.2℃です。

これって、かなり凄いことだと思います。

だからこそ、上記のような国際特許が取得できたんだと思います。

こんな凄い断熱パネルを、これから施工する訳です。

まずは、パネルを設置個所の下まで運び立て掛けます。

下に一人、上に一人づつが基本です。

下から持ち上げたパネルを上で引き揚げて、足場に立て掛けていきます。

全てのパネルを立て掛けたら、いよいよパネルを留め付けます。

天気予報によれば、晴天は2日間続きます。

パネルを設置し、遮熱通気層を留め付け、野地合板を敷き並べ留め付ける。

ここまでの作業を、この2日間で行わねば・・・。

そして木曜日は、ルーフィング(下葺材)を施工します。

時間との闘いになりますが、しっかりと施工したいと思います。

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

気密性能の確保

2019年06月25日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

昨日は、いつも貴重な情報を届けてくれる方との時間を共有する事ができました。

その時にも、少しだけ話題に上ったのが気密性能について・・・。

今回は、アキレスのキューワンボード/木造軸組外張り断熱工法推奨マニュアルの中から、気密性能に関するページを抜粋してご紹介したいと思います。

こんなマニュアルです。

P10

5.気密性能の確保について

気密性能の重要性

2009年の告示改正により、定量的基準である「相当隙間面積の基準」は削除されました。

でも、それは気密化の目的や相当隙間面積の基準を否定するものではありません。

もちろん、以下に挙げる①~④の要求性能が緩和される訳でもありませんし・・・。

①漏気減少による省エネルギー化と室内温度環境の快適性向上

②壁体通気抑制による断熱性能の低下防止

③壁内結露の防止

④計画換気の保持

上記の性能を確保するために「気密性能の確保」は重要な要素であり、現在も下記に規定されています。

気密性能の確保・防露性能の確保・室内空気汚染の防止等に十分配慮すること。~平成25年経産省・国交省告示第10号

室内に直接侵入する隙間風の防止による暖冷房負荷の削減・断熱効果及び的確な計画換気の実現のため、気密の確保のための措置を講じるものとする。~平成25国交省告示第907号

ここでは(一財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)発行の「住宅の省エネルギーの解説(第3版7刷)」を参考に、気密性能の確保にする概要を示します。

昨日上がった話題のひとつは、「住まいは中気密が良い」と言う方々についてでした。

「そもそも中気密って、どの位なのかな?」

中気密なら、換気システムなんて要らないとも言います。

「C値で言えば、5~10位なんでしょうか?」

これって、外壁合板やネダノン合板を採用すれば簡単に超えちゃうんですよね。

耐震性能を問われる昨今、これらを採用しない家なんてあるんでしょうか?

C値が10の家って、漏気でQ値が1.0W/㎡・Kも低下すると言われているんですよね。

仮にQ値が2.7W/㎡・Kの家であっても、実質的には3.7W/㎡・Kになってしまう・・・。

逆に、Q値を1.7W/㎡・Kにしておけば良いのかな?

彼らの考え方って理解できない・・・。

前述の「気密性能の確保」、しっかりと読んでみてはどうでしょうか?

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

腰が痛い・・・

2019年06月24日 11時52分54秒 | たわいもない話

練馬・板橋は雨模様・・・。

でも、段々明るくなってきました。

雨もだいぶ小降りになっています。

でも、昨夜の雨が基礎に溜まっています。

深さ4cmというところでしょうか?

基礎の面積71.90㎡ですから、およそ2.9㎥(2900リットル)の雨水となります。

早速、水汲みを行いました。

用意したのは、塵取り・バケツ・ポンプ&ホースの3点です。

バケツにホースを繋いだポンプを入れ、そこに塵取りで掬った水を入れていきます。

ホースの先からは、まだ水は少ししか出ていません。

このポンプ、下から40mm程度の水は吸い上げてくれないんですよ。

だからバケツにある程度の水が溜まらないと、吸い上げません。

溜まると、あっという間に排水します。

そして、しばらくは排水しない。

この、くり返しでした。

ポンプの排水能力は170リットル/分です。

2900リットルであれば、17分ちょっとで空っぽになる筈。

でも、結局1時間半も掛かってしまいました。

大工さんと2人掛かりです。

途中から、腰が痛くて・・・。

腕も筋肉痛になると思います。

そうそう・・・。

水を汲み始める前に、柱と土台にコレを噴霧しました。

ホウ酸チェッカーです。

柱や土台に噴霧したホウ酸水溶液が、一定濃度に達しているかどうかを確認する為の試液です。

今回の雨水で、噴霧したホウ酸が溶脱していれば反応しません。

流れずに残っていれば、赤く発色する筈。

外周部の柱です。

この柱は、ポーチ柱。

そして、外周部の土台です。

水汲みを終えて、確認してみると・・・。

外周部の柱は問題ないようですね。

でもポーチ柱は、溶脱したようです。

土台もダメでした。

基礎に塗ったホウ酸も当然ダメ!

噴霧時に撥水剤を混入しているようですが、あまり効果は無いようです。

作業している方に聞いた時も、こう答えてくれました。

「撥水剤入れてるから、万が一雨水に当たっても大丈夫なんでしょ?」

「いいえ、撥水剤を入れていても雨水に当てるのは厳禁です。」

「溶脱していれば、再施工が必要となります。」

再施工の必要があるようです。

雨が上がり次第、屋根下地の施工を行います。

幸い、明日・明後日は雨も降りません。

しっかりと雨対策を行うつもりです。

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント (2)

おにぎりの袋とウレタンフォーム

2019年06月24日 08時00分00秒 | 住宅を取り巻く環境

ニュースを耳にしました。

セブンイレブンの販売するおにぎりの話題です。

袋を植物由来プラスチックに変更するんだそうです。

海洋プラスチック問題の影響?

それとも、化石燃料を減らすため?

いずれにしても、良いことだと思います。

大歓迎です。

こうしたニュースを耳にする度に、心配になるんですよね。

だって、弊社の採用している断熱材は『硬質ウレタンフォーム』です。

発泡プラスチック系断熱材に分類される、れっきとしたプラスチックです。

ウレタンフォームの原料は、ポリオール(アルコールの一種)・イソシアネート(硬化剤)・水・着色剤などです。

これらを混ぜ合わせることで発生する炭酸ガスが膨らみ、密集した気泡となりウレタンフォームになります。

ポリオールの種類により、エーテル系とエステル系に大別されるそうです。

見た目に違いはありません。

でも前者は結合分子内に―O―を持っているため、H2Oに影響を受けず加水分解を起こしません。

硬質ウレタンがこれに当たります。

後者は結合分子内に―COO―を持っているため、H2Oと反応して―COOHと―OHに分解されやすいので一般的に耐水性に劣ると言われています。

加水分解を起こしやすいのが、軟質ウレタンの欠点です。

いずれにしても、石油由来なんですよね。

このままでいいの?

植物由来のウレタンって無いのかな?

くぐってみました。

・・・

ありました

植物由来のポリオールが開発されているようです。

以下、バイオベース株式会社のページより抜粋・転載させていただきました。

植物を原料とするポリ乳酸は、再生可能な植物資源を原料として石油消費の抑制に貢献すると共に、燃焼時に有害 物質を発生せずカーボンニュートラルであることから、環境負荷が低い材料として注目されています。

しかし、ポリ乳酸は結晶性高いため、硬くてもろい性質を持っており、幅広い用途展開を図る上での1つの課題となっ ています。この柔軟性に乏しい物性を改善することが求められています。

まだまだ、問題があるようですが・・・。

興味のある方は、以下の頁をご確認ください。

http://www.chem.eng.osaka-u.ac.jp/~uyamaken/biobase.pdf#search='%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%B3+%E6%A4%8D%E7%89%A9%E7%94%B1%E6%9D%A5'

他にもあるようですね。

今後に期待したいと思います。

植物由来のプラスチック・・・。

なんかシロアリや腐朽菌・カビに弱そうですよね?

でも、時代にマッチしたプラスチックだと思います。

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

勢い余って・・・

2019年06月23日 08時00分00秒 | 注文住宅 その他

昨日の打合せもそうでした。

勢い余って、折っちゃうんです。

えっ、何の事かって?

こんなキットです。

アイスの棒より少し細い棒が3本あります。

1本はそのまま、別の1本は半分くらいが黒く変色しています。

そして最期の1本はピンク色です。

2本目と3本目は、木材腐朽菌の存在する土に3ヶ月挿しておいた物なんです。

前者は、そのまま挿しました。

そして後者にはホウ酸水溶液を加圧注入してあります。

コレ、腐朽菌による木材の強度低下を体感する為のキットなんです。

白が新築当時の柱です。

折ろうとしても、撓ってしまい中々折れません。

でも黒ブチは、いとも簡単に折れてしまいます。

スカスカなんで、あっけないほど簡単に・・・。

大抵の場合、ビックリして「ごめんなさい。」と謝られます。

いえいえ、良いんです。

その為のキットですから。

そしてピンクは折れません。

防腐処理って有効なんですね。

弊社の場合、全ての建物で許容応力度計算による構造安全度を確認しています。

そして可能であれば、耐震等級3をお勧めします。

だって、地震の際に安心出来るじゃないですか。

でもどんなに頑丈な躯体にしても、躯体が健全で無ければ、黒ブチの棒と同じなんですよね。

地震が来たら倒れてしまいます。

だから、木材劣化対策が重要です。

徹底したシロアリや腐朽菌対策を行います。

ついでに、その方法をご紹介します。

もちろん、高濃度ホウ酸水溶液による安全で安心できる方法です。

このプレゼン、地味に効くと思ってます。

耐震強度を語るなら、こうした劣化や内部結露対策もセットで語る必要がある筈なんです。

でも大抵の方は、他所で聞いた事ないと言います。

他所の担当者は、解ってないのかな?

それとも、既に解決した問題だから説明の必要を感じてないの?

そんな事ないですよね?

大抵の建物は、内部結露や木材劣化対策が不十分だと思います。

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

失敗です。

2019年06月22日 16時30分32秒 | 注文住宅/木工事

毎月22日はショートケーキの日。

えっ、なんで

と思いますよね?

カレンダーを思い出してください。

22日の上は15日になっています。

上に15(イチゴ)が載っている。

だからショートケーキの日なんですって

ラジオで聞いて、関心しました。

よく考えますよね・・・。

さて本題です。

今日は失敗しちゃいました。

天気予報では、曇のち雨。

午前中に屋根タルキを施工すれば、ブルーシートを掛けられそうだなと思っていたんです。

どうせ、たいした雨じゃないだろうし・・・。

甘かったですね。

朝一番の写真です。

既に超怪しい空模様。

昨日の建て方の後に屋根タルキの施工を始めていたので、結構進んでいます。

ヨシ、イケそうだな。

でも、屋根構面の関係で北と南のタルキ間隔が違うんですよね。

これが、結構地味に手間取るんです。

こんなのは初めてです。

勾配天井ではないため、鋼製火打ちだって設置しています。

なんで455mmピッチじゃダメなんだろう・・・?

後で聞いてみたいと思います。

上棟日の翌日です。

いつも通りに、高濃度ホウ酸による防蟻処理も手配していました。

土台&基礎

土台裏にも、ノズルを差し込んで噴霧します。

柱は土台から梁下まで噴霧します。

梁については、別日にしました。

基礎の打ち継ぎ部分の金物には、防蟻シールも行いました。

 

この分ならば、なんとかなりそうです。

 

雨が降り出す前にホウ酸水溶液を噴霧して、雨養生すればいいと思ったんです。

 

午後は雨になるかもしれないから、作業急いでね

そう言って、一旦現場を離れました。

この時には、雨は降っていなかったんです。

事務所に戻り初見のお客様にプレゼンをしていると、突然の雨が降ってきました。

しかも、土砂降りです。

えっマジ・・・

降ったり止んだりを繰り返しつつ、雨は降り続きました。

ネット天気予報を見ると、練馬は大雨注意報との事・・・。

ウソでしょ

現場に戻ってみると、基礎の中には水が溜まっていました。

防蟻処理も途中で断念したようですね。

「後日、再施工します。」

という電話が入りました。

ホウ酸による防蟻処理って、濡らしたら御終いなんですよね。

様々な利点があるホウ酸ですが、溶脱したらオシマイ。

これが数少ない欠点のひとつなんです。

この状態じゃー、作業は出来ませんよね。

今日の作業は中止となりました。

完全に読み違えです。

休業にすれば良かった・・・。

梅雨の時期って、本当に難しいと思います。

雨を恐れていたら、現場は進みません。

でも、無理しても意味が無くなる場合があります。

今日が正にそれでした。

この遅れ、月曜日以降で取り戻すことが出来ればいいんだけど・・・。

でも月曜日以降の天気予報は、曇り一時雨。

えーっ、ケーキの良い話どころではありません・・・。

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

どこが違うの?

2019年06月22日 08時00分00秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

先日、LIXILの方から『スーパーウォール』のカタログを頂きました。

久し振りにマジマジと見させて頂きました。

実は以前に勤めていたのがスーパーウォール会員工務店、私も泊まり込み研修に参加しているんです

随分と前の話です。

当時と比べると、資料の内容がかなり変わっているんですね。

同じ硬質ウレタンフォーム断熱パネルを使う『FPの家』会員工務店としては、参考になる所が満載です。

例えば耐久性の頁には、こんな事が書かれています。

04耐久性

通気層構造と高性能断熱材が住まいの耐久性を高める。

末永く快適に暮らすために、世代を超えて住み継げる家であるために、また資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはなりません。

一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えること。

特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。

最高水準の性能を持つ断熱材が壁の内部結露を抑えます。

スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。

その特長は湿気を通しにくく、グラスウール(16K)比およそ2倍の断熱性能。

壁の内部結露を抑えることが出来る為、住まいの耐久性向上に効果を発揮します。

また瑕疵保証では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。

現場発泡ではなく工場生産にこだわる理由があります。

硬質ウレタンフォームは、イソシアネートとポリオールの2液を用いて混合・化学反応させて合成した発泡体です。

単純なメカニズムで成形するため、条件を間違えると良品のウレタンは成形されません。

LIXILの工場では、2液の調合比率・温湿度環境・発泡体の温度・発泡方法等、徹底した品質管理を行っています。

現場における発泡ではなく工場生産にこだわる理由は、高性能なウレタンフォームの安定した品質を維持するために、細部にわたる品質管理が必要であるからです。

さすが天下のLIXILです。

いちいち書いてある事が、ごもっとも・・・。

参考になります。

イラストや写真もわかりやすくて、きれいですよね。

資料の出来では到底勝てません・・・。

以前は、熱伝導率が0.026W/m・Kになっていましたが、最近は0.024W/m・Kに変わっています。

FPパネルと同じになってるし・・・。

でも他の性能では負けていません。

例えば、壁内結露による劣化保証は35年を上回る50年です。

硬質ウレタンフォームパネルのパイオニアだからこそ、出来る保証だと思います。

何と言っても、歴史&実績が違います。

そして、もうひとつの違いが発泡剤の違いによる断熱性能差です。

SWパネルは水発泡です。

空気中の水蒸気と反応して発泡します。

だから微細な気泡の中身は二酸化炭素となっています。

そして、FPパネルも水発泡なんです。

でも、HFO発泡の『プラチナパネル』も用意しているんです。

両者の断熱性能は、だいぶ違います。

例えば、105mmのHFOパネルは、126mmの水発泡パネルに相当します。

SWパネルの厚さは65mmですから、105mmのHFOパネルの熱抵抗値を比較すると2.70:5.25、およそ2倍にもなるんです。

熱抵抗は熱貫流率の逆数ですから、値が大きいほど性能が高い事を示します。

この違い、大きいですよね。

SWの場合、厚さ100mmの不可断熱用パネルとを65mmのSWパネルの外側に施工する場合もあります。

この時の熱抵抗は、6.875になります。

厚さ120mmのプラチナパネルの熱抵抗は6.000、これに30mmの硬質ウレタンフォームを付加すれば7.500。

付加断熱材の厚さ分だけ、敷地を有効に使うことが可能です。

水発泡とHFO発泡の違いは、断熱性能だけではありません。

環境性能も後者の方が優れているし、経年による断熱性能の劣化も後者の方が少ないんです。

「パネルのHFO化は考えていないの?」

担当者に聞いてみました。

「HFO?」

「社に持ち帰って、確認します。」

後日、回答を頂きました。

「今のところ、HFO化は考えていません。」

との事。

本当かな?

日本ウレタン工業会では、HFO化を進めているのに・・・。

とりあえず、信じるしかないですよね。

弊社では、プラチナパネルを勧めていくつもりです。

だから、SWよりも高性能になる訳です。

断熱性能だけで、快適性が担保される訳ではないし、耐久性だって同じです。

あくまでもプラスアルファーに過ぎません・・・。

緑字およびイラスト&写真は、LIXIL SWテクニカルガイドから、一部を抜粋・転載させていただきました。

 

posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311   

http://www.assetfor.co.jp   

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

コメント

東武練馬/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)