練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

断熱施工の効果

2017年07月31日 17時13分33秒 | 断熱改修・リフォーム
今日も蒸し暑いですね。
弊社近所のリフォーム工事
現場発泡ウレタンによる断熱工事が終わったので、早速小屋裏の様子をサーモカメラで撮ってきました。
こちらは、前回の様子です。
この時は天井野縁の上に置かれた『厚さ50mmのグラスウール(10K)』を撤去してしまい、無断熱状態でした。
みごとに赤くなっています。
野地板の裏側温度は50℃近いと思われます。
そして、今回。
フォームライトSLを吹付けました。
職人さんのご厚意でたっぷりと吹付けましたから、それなりに効果が出ています。
おそらく30℃を下回っていると思われます。
こちらは、壁と既存サッシを撮ってみました。
窓はアルミ製。もちろん単板ガラスです。
見事にまっかっか。
壁の青さとは対照的です。
室内も風を取り込み、ウソのように涼しくなりました。
やっぱり断熱工事は効きますね。
 
そう言えば、先日のサマースクールで前先生が仰っていました。
「人間の目に見えるのは可視光だけです。」
「遠赤外線を可視化出来るのがサーモカメラ。」
「近赤外線を撮影するには、特殊なカメラが必要です。」
「へーっ、そうなんだ・・・。」
「サーモカメラなら、全部見えると思ってた。」
 
早速、両者の違いを見てみましょう。
 
紫外線スタイルというサイトによれば

赤外線

紫外線と比べると赤外線は、人間の身体にとって良いことばかりかもしれません。

太陽光からの赤外線は人間に害が無いのです。

逆に地表を暖めるという作用があるので、植生物が生きていくうえでは欠かせないものとなっているのです。

暖房機器に使われていることが多いですね。

赤外線は、紫外線よりも早くに発見されました。

すでに発見されていた光の可視光線(虹色)の赤色の外側にも、温度が上がっていく見えない光があるということを見つけ出したのです。

近赤外線

赤外線の中でも、私たちの目で見ることのできる赤色の光に一番近いのが近赤外線です。

これは、あまり使われてはいません。

人の気持ちを不安定にさせたりすることもあるのです。

また、暖める力が少し強すぎて人間の身体を熱くし過ぎてしまうため低温やけどにもつながるのです。

遠赤外線

赤外線の中でも、波長の長い光を遠赤外線と呼びます。

赤外線は熱を放射している光でしたが、遠赤外線も同じ働きを持っています。

しかし、直接熱を出しているわけではなく、電磁波が出されているのです。

この電磁波があることで、物や人間の身体に吸収されて熱へと変化します。

でも、遠赤外線では金属を暖めることができません。

電磁波なので、水分が含まれていない無機質の金属には反射されてしまうのです。

 
前先生曰く
「ガラスは、そもそも遠赤外線を透過しません。」
「透過するのは、近赤外線です。」
「ガラスにコーティングを施し、近赤外線の透過を抑制するのが日射遮蔽型ガラスであり、日射取得型は透過させます。」
写真は品川にある『YKK APの体感ショールーム』の窓のコーナーです。
奥から透明ガラス・日射遮閉型ガラス・日射取得型ガラスになっていて、外から太陽光代わりの照明が当たっています。
これをサーモカメラで撮った写真です。
日射によりカウンター天端の温度上昇の違いがわかると思います。
サーモカメラでは遠赤外線しか撮れない。
ガラスは遠赤外線を透過できない。
とすると、ガラスを透過した近赤外線がガラス表面およびカウンター天端を暖めた際に放射された遠赤外線が写っていることになります。
そしてこれが近赤外線を撮る事が出来るカメラの映像です。
カウンターを見ると、遮蔽型よりも取得型のガラスの方がたくさんの近赤外線を透過しているのがわかります。
すっかりお馴染みになつた感のあるサーモ画像ですが、まだまだ知らないことがたくさんあるもんですね。
絵としては、やっぱりサーモ画像の方がインパクトありますね。

 

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昨日のブログの続きです。

2017年07月31日 08時00分00秒 | たわいもない話

『第1種換気システム(全熱交換型)にヒートポンプ式冷房・除湿装置を装着して、家全体の除湿を行おう!』

と言う提案について考えてみました。

除湿にどの位の時間が必要なんだろう?

今回、このシステムを提案した建物の容積はおよそ410.58㎥。

まずは空気の重さを計算してみます。

気体22.4リットルの時の質量はその気体の分子量に『g』をつけたものになるそうです。

酸素分子(O2)は、分子量32。

よって、22.4リットルで32gになります。

窒素分子(N2)は、分子量28。

よって、22.4リットルで28gになります。

空気のように複数の気体が混合されている場合は、その構成比によって質量が決まるそうです。

他の気体は構成比率が小さいので無視して、空気の構成比を窒素80%/酸素20%と仮定すれば22.4リットルの質量は

28g×80%+32g×20%=28.8gになります。

これは22.4リットル時の質量なので、1リットル時の質量は

28.8g÷22.4リットル=1.285714・・・。

乾燥空気の質量は大体1.3g/ℓになる事が判りました。

建物全体の空気410.58㎥に1.3gを掛ければ、空気の質量を求める事が出来る訳です。

1㎥は1000リットルですから、410.58㎥は410580リットルになります。

建物内の乾燥空気の質量は、410580リットル×1.3g=533.75㎏。

結構すごい質量ですね。

昨日の朝の弊社駐車場の空気は、気温:26.4℃/湿度:78.3%(絶対湿度:17.0g/㎏DA)でした。

空気に含まれる水蒸気の重量を表したのが絶対湿度です。

乾燥空気の重量が533.75㎏ですから、これに17gを掛ければ建物の空気中の水蒸気量が算出できます。

答えは9.07㎏になりました。

水1リットルの時の質量が1㎏ですから、およそ9.1リットル分の水に相当します。

除湿装置の能力は、説明書を読むと1.7リットル/hになっています。

9.1リットルの水蒸気であれば、5.3時間余りで除湿してしまいます。

さすがに絶対湿度『0』は無いですよね。

快適な絶対湿度は12g/㎏DAと言われています。

であれば、17g/㎏DAから12g/㎏DAを差し引いた5g/㎏DAを除けばいい事になります。

5g×533.75㎏=2.6リットルになりました。

これならば、1時間半ほど稼働すれば事足ります。

でも、2時間に1回の割合で室内空気は外気と入れ替わってしまいます。

結局、ずーっと回しっ放しになるんでしょうか?

今回採用予定の換気システムには、回転型全熱交換器が組み込まれています。

図のように、排気側と給気側をセパレートしたケーシング内でハニカムロータが毎分十数回の速度で回転する構造です。

構造原理的には回転型顕熱交換器と同じですが、ハニカムロータに吸湿性を持たせ、湿度交換も同時にできるようにしていることが異なります。

冬期の例で原理を説明すると、呼吸により二酸化炭素が増え、換気の必要な暖かな湿った室内空気を全熱交換器の排気ゾーンを通過させることによって、排気する空気に含まれる全熱(顕熱と潜熱)がロータに蓄熱され、排気は冷却減湿されて屋外に排気されます。

一方蓄熱したロータは給気側に回転し、給気ゾーンに取り入れた外気が、ロータ内を排気と対向する方向に通過すると、外気はロータに蓄えていた全熱を受け取って、暖かく湿った空気となって室内に給気されます。

夏期の場合は、換気の必要な冷たい低湿度の排気を、同様の作用で全熱交換し、高温高湿度の外気を予冷減湿して室内に給気します。

従来の顕熱タイプに比べれば半分くらいの除湿・加湿に必要なエネルギーで済むでしょう。

除湿に必要な消費電力が判れば、電気代を算出する事が出来ます。

東京電力のスマートライフプランの場合

午前1時~6時までの5時間は17.46円/kwh

それ以外の時間は25.33円/kwh

それぞれの単価を消費電力×運転時間に掛けるだけ。

カタログには、載っていませんでした。

早速、メーカー担当者に聞いてみようと思います。

一般的には、室温を下げる方が湿度を下げるよりも安上がりに済む事が多いんです。

でもエアコンだけで絶対湿度12g/㎏DAの環境をつくるのは非常に難しいと思います。

冷水をつくる方が、空気の温度を下げるよりもさらに消費電力は大きいと思うし・・・。

健康・快適な室内空気環境をどこまで省エネに出来るのか?

電気代の事を考えつつ快適さを調整することが出来るのも、このシステムの良いところですね。

その後、メーカーから回答が来ました。

やはり終日稼働を原則とし、能力調整で除湿量を調整するのが一般的なようです。

消費電力につきましては、各種条件に因りますので計算では
出せません。
そこで、一つの試算として、
①魔法のトンネルの性能は1920W。
②今回利用するヒートポンプのエネルギー消費効率(COP)は、カタログ値で3.59。
消費電力は1920W÷3.59≒540wとなります。
なお、この値はヒートポンプの圧縮機がフル運転した場合であり、2次側の負荷にもよりますが、一般的に圧縮機の稼働率は30~50%程度と考えられます。

つまり0.540kwhに
5時間×17.46円
19時間×25.33円
を掛け、その30~50%が1日当たりの光熱費となる訳です。
0.54kwh×(5時間×17.46円+19時間×25.33円)×30%=92円
0.54kwh×(5時間×17.46円+19時間×25.33円)×50%=153円
これを1か月の光熱費にすると、2760~4590円になります。
エアコンを終日稼働している感じでしょうか。
あとは実際に稼働してみるしかないようです。

 

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梅雨に逆戻り?

2017年07月30日 13時11分23秒 | たわいもない話

今朝も練馬・板橋では雨が降っていました。

なんだか雨が続きますね。

でも現場は休業、良かった・・・。

気温はそれほど高くないけど、湿度はそれなりに高くなっています。

 

東大の前先生曰く

変温動物は自分の体からは代謝熱をほとんど生み出さず、外界の温度変動が体温に直接影響します。

熱を生み出さないので食料は少なくて済みますが、外界の温度が上がり過ぎたり下がり過ぎると活動が出来なくなってしまいます。

これに対して人間は恒温動物。

食料のエネルギーを消費して体の中で代謝熱を生み出します。

外界温度が変化しても体温を維持し、活動を続けることが出来るのが恒温動物のメリットです。

でも、そのために大量の食料を摂取しなければならないし代謝熱を捨てないと体温がオーバーヒートして死んでしまうことも・・・。

人間が熱を捨てる方法は放射・対流・伝導による『乾性放熱』と、汗の蒸発による『湿性放熱』の2つに大別されるそうです。

前者は周辺環境が暖かいか、寒いかで決まります。

私達に出来るのは着衣量の調整しかありません。

寒ければ厚着して、暑ければ薄着になる。

あとは冷暖房にたよるしかありません。

一方後者は人体の方で汗をかく量を調整できるので、はるかに自由度が高いそうです。

人体の発汗量は最大1500g/h。

気化熱で概ね1000Wの熱を捨てる事ができるとか・・・。

水の補給を続け、かいた汗が蒸発して、気化熱を奪ってくれる限り人間はオーバーヒートしないんですって。

エコハウスのウソ[増補改訂版]/前真之 著/日経BP 刊 より一部抜粋

 

こうした人間に備わった熱発散を行うメカニズムは、相対湿度が低い状態であれば有効です。

体表面の汗が蒸発し、気化熱を奪うため表面温度が下がるのは、注射前にアルコールを塗るとスーッと冷たく感じるのと同じ理屈です。

でも相対湿度が高ければ、汗は蒸発せず不快感を感じるようになります。

温度が高くても、ヨーロッパやハワイではさほど暑さを感じないのはこんなところに原因があったんですね。

クールビスが叫ばれる昨今、室温を28℃にするとエアコンの除湿能力は満足に機能しません。

たとえば9時半現在の弊社事務所駐車場の気温は26.4℃。

相対湿度は78.3%。(絶対湿度17.0g/㎏DA)

不快指数は77.0となっています。

温度設定28度では、冷房運転もさほど行われず除湿も期待できないでしょう。

高湿状態は改善せず、不快に思う方も多いのでは?(湿気が嫌いな私は不快感いっぱいです。)

健康に対する最適湿度は40~60%と言われています。

どうやって、湿度を下げたらいいの?

エアコンを除湿モードに切り替えましょう。

再熱除湿タイプのエアコンをお使いの方は、問題ありません。

室内空気を一旦下げて、結露を起こさせ、その水分を外に排出(除湿)してくれます。

吹き出す空気はヒーターで暖められるので、室温が下がることもありません。

ただし、電気代が余計にかかるのが珠に疵・・・。

健康・快適を取るか、省エネを取るか・・・。

再熱除湿じゃないエアコンをお使いの場合は、ちょっと面倒です。

だって湿度を下げたいだけなのに、勝手に室温が下がってしまいます。

しばらくは着衣量を調整しながら除湿運転を行いましょう。

ちょうど良い湿度になったら、冷房運転に戻して構いません。

日射取得が多いお宅であれば、カーテンを開けて室温上昇を図りながら除湿運転を行うのも良いかもしれません。

さすがに、除湿で下がった室温を電気ストーブで暖めてくださいとは言えません。(苦笑)

そうそう、こんな製品を使うのも良いと思います。

ソーラーウォーマーと言います。

集熱+送風+発電を一枚でこなすパネルを陽当たりの良い外壁に取付けるだけ。

太陽光で暖められた空気を太陽電池で回した送風ファンで室内に送るシンプルな構造です。

暖房出力は一畳弱のサイズで最大1キロワット(1000W)を実現します。

電気代はかかりません。

これをエアコンの付近に設置し、吹き出し口をエアコンの吹き出し位置に合わせます。

冬はエアコンの暖房負荷を減らせるし、除湿時の室温低下を防ぐことも出来そうです。

室内側の蓋を閉めれば漏気もありません。

 

ここで、残念なお話をしなければなりません。

弊社が標準的に採用している『第3種換気システム』は、様々なメリットを持っています。

でも、外壁に設けた自然給気口から外気をそのまま導入してしまいます。

今日であれば、26.4℃かつ絶対湿度17.0g/㎏DAの空気を採り入れてしまうんです。

せっかく下げた湿度も、いつの間にか戻ってしまう事に・・・。

結局、定期的に除湿を行う必要がある訳です。

家電量販店でコンプレッサー式除湿機を購入し、エアコンと併用する手もあります。

問題はイニシャル&ランニングコストですね。

 

「エアコンの風が嫌い。」

「カラッとして気持ち良い室内環境を実現したい。」

「ダイキンのデシカに興味あるんだよね。」

どうやら弊社が以前に施工した、FPの家 AIRの施工事例をご覧になった方のようです。

そんなお客様に提案させて戴いたのが、第1種換気システム(全熱交換タイプ)とヒートポンプ式除湿装置(1.7リットル/hの除湿能力)を組み合わせたシステムです。

換気システムに取り込んだ新鮮空気を各室に送る前に除湿して、湿度と温度を下げるのが目的です。

ついでに温水チューブを階間部分に配置し、低温暖房も兼ねるようにしてみました。

セントラル除湿・冷暖房システムと言えるかもしれませんね。

 

そもそも第1種換気システムの場合、新鮮空気の入り口は1か所しかありません

ここにフィルターを掛ければ虫・埃や花粉、場合によってはPM2.5や黄砂の侵入を防ぐことが可能です。

また、除湿装置を接続する事で室内に供給する空気の湿度を下げることも可能です。

でも、隙間が多い建物では実現が難しいでしょう。

依然にデシカを採用した際にも、ダイキン担当者より

「気密性能が相当良くないと、効果は期待出来ませんよ。」

「御社の建物の気密性能はどの位なんですか?」

と聞かれたことを思い出します。

「弊社の建物はC値で言えば0.1~0.3㎠/㎡となります。」

「0.6を上回ることはまずあり得ません。」

「それならば、問題ありません。」

お墨付きを戴き、採用を決めました。

気密性能が低い建物では、上下温度差や風によって室内空気が外に押し出され、外気が給気口以外から侵入する事になります。

給気口にはフィルターが付いていて抵抗が大きいですから、より入りやすい隙間から入る訳です。

そこではフィルターによる異物の選別も熱交換も行われません。

ましてや除湿が行われるハズもありません。

せっかくの換気システムも、それこそ絵に描いたモチになってしまいます。

気密施工の経験が多く、隙間の少ない建物をつくる事が出来る弊社だからこそ出来る提案だと思います。

全館で湿度のコントロールされた空気を味わう事が可能です。

デシカに比べてイニシャル・ランニングコストの低減が図れます。

エアコンと違い、風や音を意識しないで済むのもメリットではないでしょうか。

念のため補助冷暖房を用意しますが、稼働時間を大幅に減らすことが可能です。

高温多湿な日本でヨーロッパ並みの適温適湿環境を実現するしくみ。

是非、実現したいですね。

実現の折には、製造メーカーの方にもご協力いただき様々な実証を行いたいと思います。

 

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木材を使うと健康にいいですよ。

2017年07月30日 08時00分00秒 | 木育・住育

以前にも書きましたが、木材の癒し効果について書きたいと思います。

木材を多用した建物は人の生理面や心理面に良い影響を与える事が知られています。

例えば特別養護老人ホームでの調査では、木材を多用している施設とそうでない施設では以下のような違いがあったと言います。

特別養護老人ホーム入居者を対象とした、施設の木材使用頻度別の心身不調出現率比較

というデーターです。

インフルエンザ羅患者数の違いは、木材の持つ調湿性(湿気を吸ったり吐いたりして適度な湿度にする機能)により、室内空気が『夏は60%以下、冬は40%以上』という理想的環境を比較的維持できているのが原因と思われます。

ダニ等でかゆみを訴えた人数の違いは、ちょうどいい湿度に保たれた室内ではダニの繁殖が抑えられるのが原因でしょう。

転倒による骨折の違いは、木質床の軟らかさによるものと思われます。

日本建築学会床工事WGでは、値転倒時の安全性を確保するためにG値の推奨値を100G以下としています。

G値はJIS A6519「床の硬さ試験」で測定し、小さいほど安全性が高くなります。

コンクリート床のG値は約155G。

クッションフロアー床のG値は約130~150G。

ナラ無垢床のG値は約123Gです。

畳床やカーペットも有効ですが、ダニの繁殖を考えると使用を控えたいですよね。

不眠については色々と考えられますが、そのひとつとして運動効果が挙げられると思います。

木の床は、硬い床に比べると歩いていて疲れません。

転んでも安全です。

床と壁に明確な色の違いがあるので、ぶつかる事も少なくなります。

また木材使用比率の高い建物の室温は比較的高くなる傾向にあります。

そのため運動量(歩行量)が向上し、適度な疲労が睡眠を誘因するのでは?

 

『休む』という字は『人』が『木』に寄り添っています。

英語の『森(Forest)』は『for』+『rest』。

休息の場という意味になります。

人間は木に寄り添うことで真のやすらぎを得るということではないでしょうか。

 

続いて、良く見聞きするデーターをご紹介します。

静岡大学の農学部の調査です。

コンクリート

金属

の3種類の巣箱を使い、ねずみの赤ちゃんの生存率と成長を調べました。

コンクリートの巣箱の生存率は、なんと7%。

金属の巣箱の生存率は41%。

木の巣箱の生存率は85%でした。

もちろん、温度・湿度などの基本条件は揃えています。

それぞれの成長にも違いが出ていますね。

巣箱の素材の違いだけで、これだけの違いが出るなんて驚きです。

 

島根大学総合理工学部の中尾哲也教授がまとめた論文は衝撃的でした。

団地やマンションなどコンクリート集合住宅に住む人と、木造住宅に住む人の平均死亡年齢を比較すると、団地・マンション族の方が約9年も早死にしていたんです。

調査件数:木造×270件・コンクリート集合住宅×62件

全国調査でも『木造率が高い程平均寿命が長い』ということが立証されているそうです。

科学が立証した、木材使用率と健康の関係。

同様に暖かい家と健康の関係も、医療従事者や学者によって立証されつつあります。

高い断熱性と木材使用率を誇る、弊社の造るFPの家。

ダブルで健康に良いことが、実証されると良いんですが・・・。

 

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ブローイングしています。

2017年07月29日 14時06分39秒 | 断熱改修・リフォーム

今日の練馬・板橋の温度はそれほど高くありません。

気温31.1℃、相対湿度68.2%。(絶対湿度19.5g/㎏DA)

湿度が結構高いせいか、不快指数は82.7になっています。

暑さにもようやく体が慣れたのかもしれません。

弊社近くのリフォーム現場

今日は『吸音対策』としてセルロースファイバーの吹込み工事を行っています。

この工事、ブローイングマシンという専用の機械で綿状の断熱材を吹込むため『ブローイング』とも言います。

一般的なマット状の断熱材よりも早く簡単に断熱施工を行うことができるのが特徴です。

セルローズファイバーは天然の木質繊維を使った断熱材。

今回は、日本製紙木材㈱のスーパージェットファイバーを採用しました。

主原料は、新聞店などで売れ残った新聞をリサイクルしたもの。

限りある資源を有効利用し、環境への負荷を極力おさえるサスティナブル(持続可能)な社会にマッチした断熱材なんです。

この袋に15kgの断熱材が詰まっています。

これを計15袋使いましたから、総重量は225㎏。

2.8~3.4年分の新聞紙に相当するそうです。

こんな風に、道路に停めたトラックから長いホースを使って施工します。

直径100mm程度のホースを使っていました。

2階床の床材を所々剥がし、そこから階間部に木質繊維を充填します。

まずは、床板を剥がした部分に不織布を張る作業からスタートします。

断熱材として使う場合には室内側に防湿フィルムを張りますが、今回は不織布です。

充填した繊維がこぼれたり、飛散したりしないようにするのが目的のため、防湿性は必要ありません。

繊維系断熱材の代表であるグラスウールやロックウールと比べると、セルローズファイバーは吸放湿性が非常に高い断熱材です。

防湿フィルムを使わなければ、かなりの量の水蒸気を吸ったり吐いたりして、室内空気の湿度調整をしてくれると思います。

びっくりする位、ステップルで固定しています。

「充填の際の圧力が大きいから、しっかりと留めておかないと・・・。」

作業している方が言っていました。

さあ、いよいよ充填作業開始です。

不織布に十文字に切れ目を入れ、そこにホースを突っ込みます。

ホースに沿えた手で向きを変えつつ、繊維を吹き込んでいきます。

切れ目からは、細かい粉が噴出していて辺りは粉だらけ。

吹込みが終わると、こんな感じです。

周りの繊維を塵取りで集め、穴の中に押し込み、一旦気密テープで塞ぎます。

手に持っている携帯電話のようなものがコントローラーのようです。

これを押すとトラックの荷台にある機械が作動して、ホースから繊維が吹出してきます。

不織布を開けて、中を覗いてみました。

下階天井板の上から床根太まで繊維がいっぱい詰まっていました。

でも、意外に隙間が多いんですね。

根太の上端まで10cm以上開いています。

一通り充填を終え、不織布の穴にテープを貼り終えると、作業員が新しい部品を持ってきました。

どうやら、ホース先端に取付けるアタッチメントのようです。

これを取付けて、再度充填開始。

今度は、不織布がパンパンになる位に入れています。

昨日の現場発泡ウレタンのように、反応熱が出る訳でもありません。

養生さえしっかりとしていれば、窓を開けて施工することも可能です。

ブローイング工法の方が、作業環境は相当良いですね。

夏向きだと思います。

ウレタンと違って付着した粉は、はたけばすぐに取れるし・・・。

メーカーの施工動画を貼っておきます。ご興味のある方はご覧ください。

https://youtu.be/Kry-yooTobI

 

折角ですから、少しだけセルローズファイバーの優れた点をご紹介しましょう。

セルロースファイバーは吸音材として優れた性能を持っています。

隙間のできない施工によって、外からの騒音だけでなく、中から外へ逃げるプライベートな音も和らげます。

「隣のオーディオの音がうるさい」

「自動車の騒音で夜も眠れない」

「ピアノの音が近所迷惑じゃないかしら」

など、音の遮断効果をあげるに最適です。

音は繊維のように多孔質な物の中に入れると、繊維と繊維が激しく振動して摩擦の熱エネルギーに転換されます。

これが『減音』という効果をもたらします。

50~100mmの施工で吸音材の役割を十分に発揮するでしょう。(今回は300mm近い施工を行いました。かなり期待できると思いますよ。)

また音源に一番近い部位に施工するため、床の太鼓現象を防ぐことも出来ます。

太鼓現象とは・・・

太鼓は、叩いた側より反対側により大きな音が響きます。

これは、叩いた音源から音が空気層を伝わり音を広げるためです。

しかし、叩いた面に触れていれば、音の伝わりは少なくなります。

まだまだあります。

難燃剤としてホウ酸を添加している為、炎を当てても表面が炭化するだけ。

万が一火災が発生しても、延焼を遅らせることが出来ます。

ホウ酸のおかげで、シロアリや木材腐朽菌の繁殖にも一定の効果が期待できるようですね。

専門業者による責任施工というのも魅力のひとつだと思います。

FPの家でも、天井に限って採用している断熱材です。

熱伝導率はそれほど良くありませんが、吹込む厚さを大きくすればFP遮断パネルを凌ぐ断熱性を得る事が出来ます。

適材適所、大切なことだと思います。

 

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〇〇帖用はあてになりません。

2017年07月29日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

エアコンを買いに家電量販店に行くと、『〇〇帖用』という表示を見ることでしょう。

エアコンの冷暖房能力の目安にしている方が大勢いると思われます。

「暑さ・寒さは堪えるから、これよりもワンサイズ大きいものにしよう。」

なんて方もいるのではないでしょうか?

ご存知ですか?

この『〇〇帖用』という表記はJISに沿って計算されています。

でもJISで対象としているのは『東京にあるあまり断熱性能の高くない家』なんです。

もちろん日当たりも検討されていません。

一般的なエアコンの能力の算出基準を示しました。

最近の断熱性能の良い家であれば、この基準は目安にならない筈。

実際には建物の断熱性能や陽当たりによる効果を考えて、必要な能力を計算すると良いでしょう。

冷暖房負荷計算を行うことが出来る設計事務所・工務店に相談することをお勧めします。

以下に断熱性能別のエアコン選定の目安を示します。

上表と比較するとわかりやすいと思います。

レベル1が等級3に相当する、平成4年(新省エネ基準)です。

このレベルの家であれば、2.2kwのエアコンで夏は問題ありませんが冬は少し辛いことがわかります。

レベル3が等級4に相当する、平成11年(次世代省エネ基準)です。

現行基準(平成28年/改正省エネ基準)とほぼ変わりありません。

このレベルの家であれば、2.2kwのエアコンで夏であれば10帖、冬であれば8帖までいけます。

全住宅に占めるレベル3以上の住宅の割合は5~6%。

残りの94~95%の住宅はレベル2以下になるそうです。

そうなると、メーカーの言う目安は正解と言えるでしょう。

でも、レベル3以上の住宅であれば話は違います。

最近新築した家であれば、概ねレベル3以上の性能を有していると思いたい。

であれば、断熱性能を考慮したエアコン能力選定が必要です。

「大は小を兼ねるでしょ?」

なんて人もいるかと思います。

確かに、小さい能力のエアコンをめい一杯運転させるのは効率よくありません。

でも大きい能力のエアコンが動いたり止まったりを繰り返すのも、決して効率良いわけではないんです。

エアコンにはそれぞれ、効率の良い運転状況があります。

この状況で運転する事が出来れば、一番効率が良くなります。

不必要に大きなエアコンを買わなくて済む分、イニシャルコストが下がります。

買い替えの際の費用も同じです。

大は小を兼ねるとは限らない・・・。

そうそう、窓からの熱量の検討も重要です。

掃出し窓1つで、電気ストーブ並みの熱取得があるそうですよ。

冷房をかけながら、窓という名前のストーブで部屋を暖めていませんか?

人体や家電から発生する内部発熱も、思った以上に室温を上昇させます。

冬は有利側に働きますが、夏は不利側に働きます。

弊社でも冷暖房不可計算を行うことができますので、いつでもご相談ください。

 

 

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現場発泡ウレタン施工中

2017年07月28日 15時18分12秒 | 断熱改修・リフォーム

今日の練馬・板橋も暑いですよ-。

2日振りの30℃超えです。湿度も高くてイヤになってしまいます。

弊社近くのリフォーム現場、外壁&屋根の断熱工事を行っています。

流石にリフォームには『FPパネル』は採用しません。

柱間や梁間の寸法がマチマチで、特注寸法になってしまい割高になってしまいます。

今回の場合は、外装は一切いじりません。

ピッタリに作られたパネルを叩き入れる際に、外装にひびでも入ったら大事です。

今回、採用したのは『フォームライトSL』。

低密度硬質ウレタンフォームに分類されるそうです。

いわゆる現場発泡ウレタンの仲間ですね。

FPパネルに使われている硬質ウレタンと同じように

ポリオール

イソシアネート

の2液を混ぜて化学反応を起こします。

空気中の水分と反応して。わずか数秒で100倍発泡のウレタンになります。

見ていると面白いですよ。

スプレーで吹き付けられた液体が、急にモコモコと膨れてきます。

ノンフロンで環境に優しく、自身の持つ自己接着性と弾力性により木材の痩せにも追従できるのが特徴です。

一般的な硬質ウレタンは内部に不活性ガスを含んでいます。

この不活性ガスのお蔭で高い断熱性能を得ている訳ですが、反面長い年月の間に不活性ガスが空気に置換することで断熱性能が低下してしまいます。

フォームライトSLの場合は、フォーム内部の99%が空気のため発泡ガスの置換が起きません。

つまり長期に渡り断熱性能の劣化がないんです。

その分、初期の熱伝導率は0.034W/㎡・Kと他の現場発泡ウレタンよりも高くなっていますが・・・。

道路に停められたトラックの荷台には、2つの液体が入ったドラム管とコンプレッサーが積まれています。

ガラガラとうるさい音が気になります。

ここから長いホースが建物に向かっていて、その先にはウレタンを吹きつける職人さんが持つスプレーガンに繋がっています。

まずは養生からスタート。

床や柱・間柱にマスカーおよびテープが貼られます。

養生が終わったら、すかさずスプレー開始です。

野地板の裏にたっぷりと吹き付けています。

壁にもたっぷり・・・。

柱よりもはみ出した分は大きなカッターで平らに削り落とします。

外壁仕上げはモルタル下地吹付仕上げです。

通気層はありません。

現場発泡ウレタンの現場は、原則防湿フィルム施工が必要です。

断面構成を検討し、結露の無いことを確認できればその施工を省略することが出来ます。

早速、結露判定をしてみました。

この上に石膏ボードを貼り、クロスで仕上げてしまえば防水フェルトの裏側が結露してしまいます。

防湿フィルムを貼れば、なんとか結露を防げそうです。

大工さんに防湿フィルム施工をお願いしないとなりせん。

現場は窓を閉めて風が入らない状況です。

ウレタンの反応熱で室温も上昇しています。

上からはウレタンの細かい雨が降ってくるし・・・。

作業環境は最悪です。

作業を行っている職人さん!

適度に休憩を挟みつつ、無理のない施工をお願いします。

 

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熱伝導率に対する経年劣化の考慮

2017年07月28日 07時20分34秒 | 講演会・展覧会・勉強会

昨日大宮で行われた、FPの家 北関東地区研修会に参加しました。

『命の基本仕様とブランディング』~中小工務店の唯一無二の戦略とは~

講師はオストコーポレーション北関東の吉田登志幸氏

自立循環住宅研究会でもお世話になっている方です。

改めて、ブランディングの難しさと重要さを確認することが出来ました。

でも今回書きたいのは、その話ではありません。

当日の話には無かったのですが、戴いた資料の中にあったデーターが気になって仕方ありません。

その事を書きたいと思います。

ネタ元は『NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)』の『断熱材の長期断熱性能評価に関する標準化調査成果報告書』の中にある『経年劣化を加味した熱伝導率算出のための補正係数』です。

簡単に書くと、こうなります。

以下に示す断熱材の場合断熱性能の経年劣化が想定されるため、示される係数或いはISO11561規定により求められた正規化熱抵抗を用いて熱伝導率の計算を行うこと。

ビーズ法ポリスチレンフォーム・・・0.98

押出法ポリスチレンフォーム・・・0.88

硬質ウレタンフォーム・・・0.81

吹付硬質ウレタンフォーム(現場発泡)・・・0.75

フェノールフォーム・・・0.92

ポリエチレンフォーム・・・0.99

つまり、ポリエチレンフォームは経年劣化で断熱性能が1%しか低下しないけど、硬質ウレタンフォームは19%も低下するから、予め補正して計算してね。

ということなんです。

これって、ネオマフォームがカタログで説明しているガスの置換の事ですよね。

以下、ネオマフォームのページからの抜粋です。

ネオマフォームの気泡は小さいだけでなく、極めて穴の小さい膜による気泡が1つ1つ独立して構成されています。(独立気泡率 94~95%)
また、素材のフェノール樹脂による膜は、中に閉じ込められた発泡ガスが抜けにくく、同時に外からの空気の侵入も少ないので、 長期間断熱性能を維持できます。

独立気泡膜写真(当社撮影)

ネオマフォームの気泡膜

従来技術品の気泡膜

空気と気泡内の発泡ガスの置換イメージ図

ネオマフォーム

ガスバリア性の高い気泡膜
=経年劣化が小さい
 空気 発泡ガス

ガスバリア性の高い気泡膜

ガスバリア性の低い気泡膜
=経年劣化が大きい
 空気 発泡ガス

ちなみにネオマフォームはフェノールフォームなので、先述の補正値を見ると8%ほど劣化するようですよ・・・。

でも、築17年超のFPの家の断熱材の物性を調べたら『新築時と変わらない』ことが確認されています。

まさに『論より証拠』です。

50mm厚断熱材の25年後の熱抵抗という事ですが、あと8年で急激に劣化するとも思えません。

ポリスチレンフォームが劣化しないと言うのも納得いきませんね。

解体すると、収縮して固くなったものを見る事があります。

不思議・・・。

現場発泡ウレタンの『断熱性能25%ダウン』は納得です。

本当のところはどうなんでしょうか?

硬質ウレタンフォームにも色々あるという事なのかもしれません。

 

追加させていただきます。

NEDOの文章を見ると、『スキン層の有無によるガスの置換が問題』と書かれていました。

スキン層とは、硬質ウレタンフォームを吹き付けた後、発砲してくる断熱材の表面層のことを指します。

食パンを型に入れ焼き上げた時をイメージしてください。

表面の6面に茶色くて硬い部分があります。

スライスした際に『パンの耳』と呼ばれる部分です。

白い部分と比べると、詰まっていて穴も少なくなっていますよね。

硬質ウレタンフォームも同じです。

一般的に販売されているボード状の硬質ウレタンフォームは、スキン層をカットして形を整えています。

食パンで言えばサンドイッチ用の耳なしスライスパン状態。

そして硬質ウレタンフォームで重要なのが、『スキン層』があるかどうかなんです。

これがあるかどうかで、透湿性や置換性が異なる訳です。

FPパネルは木枠を組み、表面にクラフト紙を張りつけ、その中にウレタンフォームを充填します。

その際に25トンの荷重を掛け、内部の発泡を均一にするよう管理されています。

スキン層は木枠もしくはクラフト紙の中に存在します。

組立図に基ずく完全注文生産ですから、原則として無加工の状態で取り付けられます。

おそらくNEDOの調査で経年劣化していたのは、耳なしパン状態の硬質ウレタンだと思います。

スキン層がある硬質ウレタンフォームは一般的ではないですからね。

これで、FPパネルが経年劣化しない理由がわかりました。

胸の中のモヤモヤしたものが吹き飛んだ気分です。

 

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高効率家電に買い替えましょう。

2017年07月27日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

創業以来、弊社が積極的に取り組んできた省エネ住宅づくりの基本は住まいの高断熱・高気密化と機能する換気システムの採用でした。

これにより、暖房・冷房・換気エネルギーの消費量削減を果たす事ができたと自負しています。

でも、生活全般の中に占めるこれらのエネルギーって意外と高くないんです。

上グラフは東京を含む6地区における省エネ基準相当の家のそれぞれの消費エネルギー割合を示しています。

暖冷房と換気を合わせても全体の30%。

その他家電の26%と大差ありません。

これに照明の13%を加えれば39%。

黙って見逃す手は無いですよね。

家電機器の新規購入または買い替えの際に、機能や価格に加え省電力化された製品を選びましょう。

省エネルギー化・省CO2化とランニングコストの低減に繋がります。


東京の一般的な住宅における家電機器のエネルギー消費の割合を下グラフに示しました。

実証実験によって家電機器を実際に運転して得られた消費エネルギーデーターを元に、東京の気候の影響を考慮して算出したものです。

実証実験では、実物大の実験住宅における平均的な家族構成(4人)・所有機器・生活スケジュール・使用状況を想定し、給湯・空調を始め照明・家電機器にいたるおおよそ家庭内で生じるエネルギーの消費や熱の発生を、年間を通じて再現しました

 

下グラフが示す、2000年当時は家電機器の年間1次エネルギー消費量は25.3GJでした。

当時は冷蔵庫とテレビ2台で家電機器全体の6割以上を占めていました。

その後、冷蔵庫やテレビを始め多くの家電機器の省エネルギー化が進んだ結果、2010年頃の年間1次エネルギー消費量は2000年比33%減の17.1GJになっています。

また冷蔵庫とテレビ2台が家電機器全体に占める割合は約6割から約4割と少なくなっていることもわかります。

一方、相対的に他の家電機器の割合が多くなっていて、温水暖房便座2台を加えると全体の6割超を示しています。

効率が良くなったとは言え、依然とテレビと冷蔵庫の占める割合は凄いですね。

温水暖房便座も2台合わせると22%。冬だけとは言え見過ごすわけにはいきません。

長時間利用が原因と思われます。

冷蔵庫の開け閉めを減らし、テレビの点けっぱなしを止める。

便座カバーを利用して暖房温度を下げてみる。停めてもいいでしょう。

なによりも、使用者側の工夫が一番なのは言うまでもありません。

冷蔵庫・テレビ・温水暖房便座・電気ポット・洗濯機

これらの機器の選定には、充分な配慮が必要だと思いますよ。

自立循環型住宅への設計ガイドラインより抜粋しました。

 

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絶対湿度

2017年07月26日 08時00分00秒 | たわいもない話

今日はアセットフォーの定休日。

生憎の雨ですね。

なんだか、ぐずついた天気が続きます。

思わず梅雨に逆戻りしたように感じます。

いまさらですが、梅雨の語源を調べてみました。

以下、ウィキペディアからの抜粋です。

漢字表記「梅雨」の語源としては

この時期は梅の実が熟す頃であることからという説

この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから『黴雨(ばいう)』と呼ばれ、これが同じ音の『梅雨』に転じたという説

この時期は『毎』日のように雨が降るから『梅』という字が当てられたという説

がある。

普段の倍、雨が降るから『倍雨』というのはこじつけ(民間語源)である。

このほかに『梅霖(ばいりん)』、旧暦で5月頃であることに由来する『五月雨(さみだれ)』、麦の実る頃であることに由来する『麦雨(ばくう)』などの別名がある。

湿度が高くてカビが生えやすいから『黴雨(ばいう)』とは・・・。

あまりにもストレート過ぎて風情がありません。

梅雨に転じてくれて良かったと思います。

確かに、凄い湿気ですよね。

絶対湿度が20g/㎏DAを超えています。

絶対湿度と相対湿度、時々耳にすると思います。

その違い、ご存知ですか?

湿度とは、空気中の水蒸気の量や空気の湿り具合の程度などを表す量を言います。

空気中の水分量の比率を表すのに、空気を下記のように分類します。

乾き空気 ・・・水分が全くない状態の空気

湿り空気 ・・・ほんの少しの水分が混じっている状態の空気(一般に存在する空気)

飽和空気 ・・・これ以上水分を含むことが出来ない空気

 

私たちの周りにある空気は『湿り空気』といい、水分だけでなく酸素、窒素、炭酸ガスなどを含んでいます。

空気中の水分は水滴(液体)として存在しているのではなく、水蒸気(水が蒸発して気体になったもの)として存在しているので目に見えません。

湿度100%となると、もうこれ以上水分を含めない『飽和空気』という状態になります。

この状態で空気よりも冷たいものに接触し空気が冷やされると、空気中に含むことが出来る水蒸気は少なくなります。

その結果、水が水蒸気のままではいられずに接触面で水滴となる現象を『結露』と言います。

相対湿度と絶対湿度の違い

一般的に湿度というときは相対湿度を指していますが、他に湿度の表し方に絶対湿度があります。

相対湿度と絶対湿度について説明していきましょう。

相対湿度

ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値で%RHで表します。一般的に湿度を表す時に使用します。

相対湿度

絶対湿度

湿り空気(一般に存在する空気)中の乾き空気(全て水分を含まない空気)1kgに対する水蒸気の重量割合を示し、g/kgDAします。

絶対湿度

電車を例にしてみます。

200人乗りの電車に100人乗っているとしましょう。

相対湿度は、電車の乗車率50%というのに似ています。

絶対湿度は、電車に100人乗っているというのに似ています。

事実はどちらも同じ「200人乗りの電車に100人乗っている」というものですが、言い表し方が違うし、目的も違います。

乗車率50%と言うと込み具合がわかります。

逆にこれだけからは何人乗っているのかわかりません。

乗車率50%という情報に加えて、定員200人というのがわかって初めて「50%=100人」だとわかります。

もし電車の定員が100人なら「50%=50人」になります。

一方、電車に100人乗っている、と言うと、100人が電車の中でいることがわかります。

逆にこれだけからは、込み具合はわかりません。

定員が500人ならガラ空きだそ。定員100人なら満員です。

100人乗っている、という情報に加えて、定員が200人というのがわかって初めて、「定員の半分しか乗ってないな」とわかります。

さて、なぜこのような2つの違った言い表し方(乗車率vs乗客数、または相対湿度vs絶対湿度)をするのか。それは目的が違うからです。

室内の快適さを求める時、温度と湿度をコントロールを考えます。

この時期は、温度を下げなくても湿度を下げれば快適に感じる場合も多いんですよね。

例えば、現在の室温が28℃、相対湿度70%だったとします。

ちょっと蒸し暑いでしょうか。

エアコンの設定温度を2℃ほど下げてみましょう。

温度を下げると空気中に含む事の出来る量が少なくなってしまいます。

つまり水蒸気量が同じであれば、相対湿度が上がってしまうんです。

逆に室温はそのままにして、除湿すれば湿度は下がることになります。

空気中に含まれる水蒸気が減るからです。

この時に除かれた水蒸気量がどの位かを知りたければ、絶対湿度の減少量をみるのが良いでしょう。

暑さ・寒さで大きく異なる相対湿度ではなく、空気中に存在する水蒸気量を目安に室内環境をコントロールする。

絶対湿度の目安は12g/㎏DAと言われています。

でも、夏場に湿度をそれだけ下げるのは大変です。

除湿機とエアコンの両方が必要になるかも・・・。

湿度を下げるよりも、温度を下げる方が省エネだったりします。

つくづく湿度管理は難しいと思います。

 

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電気工事中です。

2017年07月25日 17時44分42秒 | 注文住宅/電気・空調設備

今日の練馬・板橋は曇。

今にも雨が降りだしそうな空模様です。

気温31℃、湿度も73%を超えています。

絶対湿度20.8g/㎏DA、不快指数も83.4となっています。

外で体を動かしていると、汗が落ちてきます。

エアコンの効いた室内が恋しい季節ですね。

『FPの家 T邸』

クロスがほぼ完了し、外ではアルミ笠木の取付中。

2階はお隣さんの視線を避けるために横だけ腰壁を高くしています。

3階は一般的な高さです。

黒い外壁なので、空が暗いと良く見えませんね。

中では電気屋さんが器具付けを行いました。

給気電動シャッターを付けたり

照明器具を付けたり

インターホンをつけたり・・・。

ワットメーターも付きました。

最近の照明器具はLEDばかりですね。

以前に使っていた蛍光灯や電球に比べて、なんだかややこしいイメージがあります。

ワット表示の方が、目安としてわかりやすかったとおもうんですよね。オジサンとしては・・・。

少しだけ、勉強してみました。

 

一般的に照明器具を選択する際には次の表のようにランプ光束(光源から出る全光束)を用いて検討するそうです。


単位光束一覧表(それぞれの器具で部屋の規模に応じた必要光束を示した表)

拡散配光器具・・・シーリングライトを想定したもの。

3つの照明の中では最も光が拡散するタイプ。

広照配光器具・・・電球型LEDランプを用いたダウンライトを想定したもの。

1/2ビーム角が85°程度となっていて、光の拡がり方が3つの照明の中では中間のタイプ。

中照配光器具・・・LED一体型ダウンライトを想定したもの。

1/2ビーム角が44°程度となっていて、光の拡がり方が3つの照明の中では最も拡がらないタイプ。

単位光束は器具光束ではなく、ランプ光束を示す。

天井高さは2.4と想定。

室内反射率は天井反射率(%)・壁反射率(%)・床反射率(%)を示し、一般的に天井や床の反射率はあまり変わらないため、ここでは壁反射率のみ変化させている。

保守率は0.7に設定

 

でもランプ一体型のLED照明器具においては、少し気をつける必要があるようです。

これはLEDにおける光束がランプ光束ではなく、器具光束(照明器具から出る全光束)しか分からない場合があるからです。

一般的に器具光束はランプ光束のうち照明器具で吸収された分を差し引いた光束となりますから、ランプ光束よりも小さくなります。

上表はランプ光束ですから、器具光束しか分からないLED器具の値を適用すれば過剰光束になってしまいます。

ちなみに

器具光束=ランプ光束×器具効率

という感系にありますが、器具効率が判っている場合はランプ光束を逆算することが可能です。

器具光束・器具効率のどちらも分からない場合は、器具光束の1.1倍をランプ光束とみなしていいでしょう。


関連用語

ランプ光束・・・光源からの全ての方向に放出する光の量。(単位:lm/ルーメン)

器具光束・・・照明器具から全ての方向に放出する光の量。(単位:lm/ルーメン)

器具効率・・・器具光束/ランプ光束。(%) 照明器具の性能を測る指標となるが、現状はデーターが整備されておらず不明であることが多い。

配光・・・ランプや照明器具から光がどの方向にどの程度の強さ(光度)で出ているかの分布。 照明器具メーカーの配光データーを参照すべし。

1/2ビーム角・・・その角度における光の強さ(光度)が器具直下方向の光の強さの1/2になる角度。

自立循環型住宅への設計ガイドラインより抜粋しました。

やっぱりチンプンカンプンです。

 

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吹抜けの快適性

2017年07月25日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

吹抜けについて書きたいと思います。

憧れている人も多いですよね。

広々としたリビングと大きな吹抜け。

窓から採り入れた涼風を高所から排出して、室温を下げるパッシブデザインの肝『採風(通風)』にも有効と云われています。

自然の風を誘うには、風や空気の特性を上手に利用する事が必要です。

温度の違いによって空気の流れをつくる『温度差換気』は暖かい空気が上に行く特性を利用する方法です。

 

でも、外皮の断熱・気密性能を高めてあげないと『快適』とは程遠い環境を作り出すことになってしまいますよ!

季節外れの画像ではありますが、エアコン暖房の場合の断熱性能による上下温度差をみてみましょう。

上図は左から

H4年基準(4078W)

H25年基準(2366W)

HEAT20 G2(1190W)

相当の断熱性能となっています。

それぞれのエアコンの吹き出し温度は、57.8℃・37.9℃・28.2℃となっています。

また上下温度差も、断熱性能があがるほど小さくなることがわかります。

表面温度を見ても、窓からの冷放射の影響に差があることがわかります。

エアコンからの吹き出し空気は吹抜け空間を介して2階に逃げてしまいます。

上下温度差は顕著となり、必要熱の投入量も増大します。

断熱性能を高めることで、2階を含めた空気温度・表面温度とも全体的に均一な状況にすることが可能です。

どの断熱グレードがより快適で省エネなのか?

一目瞭然ですよね。

東大 前研究室

がっかりさせない家づくり

-環境住宅の考え方-

より一部を抜粋させていただきました。

 

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気温30℃を下回っているようですね。

2017年07月24日 15時42分01秒 | たわいもない話

今日も、それほど暑くありません。

30℃を超えなければ、それなりに過ごせるものですね。

それでも、クロス工事中の新築現場に寄った後にリフォーム現場に行くと暑さを感じてしまいます。

1件目はこちら。

現在、内装部分を撤去しています。

勿論冷房は行っていません。窓を開けて通風を行っているだけです。

2階和室の天井仕上と断熱材を剥がし、野地板の裏を撮った写真です。

写真下半分の青もしくは緑色の部分が外壁下地の杉板です。

赤い部分がカラー鉄板屋根の下地板。

その上もカラー鉄板屋根の下地板なんですが、下の写真のようにベランダの下になっています。

陽が当たらない部分が青くなっていた訳です。

陽当たりの良い無断熱部分の温度が外気温+8℃程度となっていました。

断熱施工をするまでの間は、無断熱状態です。

階段を上がるたびに室温が上がるのを体感できます。

壁からの放射も、かなり体感できます。

良い経験かも・・・。

そして2件目がこちら。

今日は休業日のため、朝から閉めっきり。

もちろん冷房は行っていません。

3階部分の勾配天井を撮った写真です。

インテリアリフォームの為、断熱強化は行っていません。

この部屋も、クロスを貼りかえる程度です。

剥がした壁や床の様子から察すると、厚さ50mmのグラスウール10Kを屋根タルキ間に充填していると思われます。

下側の青い部分は壁です。

上の青い部分は、梁型です。

梁型の手前は、写真中央と同じように赤もしくは黄色になっていました。

外気温との差は5℃程度でしょうか。

1件目が8℃ですから、その差3℃が断熱材の効果というところでしょうか?

思ったよりも、効かないんですね。

50mmのグラスウールって・・・。

こちらの現場も、1階は割と涼しいんです。

でも、階段を上がるにつれだんだん暑くなる。

FPの家に携わるようになってから、こういう感覚から遠ざかっていました。

改めて、住環境の違いに驚きます。

残念ながら2件目の場合は、エアコンに頑張ってもらうしかありません。

でも1件目の現場は、これから断熱施工を行います。

現行省エネ基準はクリアできる内容です。

施工後の写真と見比べてみたいと思います。

 

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フレームの太さ

2017年07月24日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

窓の断熱性能は面積の大部分を占めるガラス性能に大きく依存します。

L社のように、サッシ(フレーム)の見付け巾を細くしてガラスの面積を大きくすることで窓としての断熱性能向上を図っている製品もあります。

フレームを含む窓面積に対するガラス部分の面積の比率を『ガラス面積率』とすれば、これは断熱性能に加え日射取得量にも影響します。

日射取得率がガラス面積率に比例するとすれば、ガラスの日射取得率が同じでもそれが大きいほど、住宅の暖房・冷房の合計負荷は少なくなるはず。

実際のガラス面積率は、サッシの種類や躯体への納め方によって異なります。

また開口面積が小さい程ガラス面積率も小さくなり、小窓では窓の面積の2/3程度がフレームになる場合もあります。

断熱性能・採風のしやすさ・意匠性などに加え、ガラス面積率も窓の着目すべき性能のひとつでしょう。

上グラフでは、フレームの見付け巾がない場合を100とし、それぞれ以下のように仮定しています。(掃出し窓のような大型窓/その他)

細い・・・88/88

標準的・・・80.1/80.1

太い・・・72/67

ガラス面積が大きくなるほど暖房負荷が小さくなり、冷房負荷が大きくなります。

暖房負荷の最大差は1.9GJ、冷房負荷の最大差は1.3GJ。

年間光熱費(25円/KWh)で比較すると、暖房費4867円、冷房費3330円となります。

日射遮蔽を行わなければ、フレームの細い窓の方が省エネなんですね。

あくまでも断熱性能が同じであれば・・・。

フレームの細い窓を採用する際には、より日射遮蔽部材の検討が必要になるようです。

算出条件は以下の通りです。

外皮仕様

窓:熱貫流率4.65w/㎡・K(付属部材なし)

躯体:H25省エネ基準相当(6地区)

暖冷房

居室間歇運転(省エネ基準一次エネルギー消費量算出用スケジュールとし、冷房においては一部実態アンケートに基づく)

住宅モデルはAPPENDIX1を参照しています。

建築技術 刊

HEAT20 設計ガイドブック+PLUS

より抜粋しました。

 

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久し振りに雨が降りました。

2017年07月23日 17時23分41秒 | メンテナンス

練馬・板橋に久し振りの雨が降りました。

と言っても、時折パラパラと小雨がぱらつく程度なんですけど・・・。

気温は30℃あるかないか。

相対湿度も60%程度になっています。

感覚的には、もっとジメジメしている感じなんですよね。

不快指数は79.8。あと0.2ポイントで全員が不快と感じるレベルです。

絶対湿度は16g/㎏DA。

まだまだ、湿度に関するセンサーを研ぎ澄まさなければなりません。(先は長そう・・・。)

 

今日は朝からOB宅にお邪魔してきました。

定期巡回サービスです。

特に不具合があった訳でもなく、とりとめのない立ち話をして終わりました。

話題は湿度に関する事がほとんどです。

「この間、頂いていた『住まいのハンドブック』を読んでいたんです。」

と奥様。

住まいのハンドブックとは、ご入居後『無結露50年保証書』と一緒に渡しているお手入れやメンテナンスの方法を書いたマニュアルです。

一般的なマニユアルと異なり、温熱に関する基本的なこともたくさん書いてあります。

もっともっと読んでもらいたいんですけど・・・。

「私、勘違いしていました。」

「FPの家は過乾燥気味だから、一年中洗濯物は部屋干しが良いと思っていたんです。」

「でも、湿度の高い時期の部屋干しは避けてください。とありました。」

「そう言えば、お引渡しの際にもそんな話されてましたよね?」

はい。もちろんお話させていただきました。

説明を受けた旨のサインも戴いていますよ。

心の中のつぶやきです。

「そうですね。この時期の部屋干しは避けた方が良いと思います。」

「湯船の栓を抜いたたら、入口ドアを少しだけ開けておくようにしています。」

「だって、全開にしたら湿気が部屋に入ってきそう。」

「身体から出る湯気は別ですが、ドアを全開でも問題ありませんよ。」

「逆にドアを閉め切っていても、空気の出入りは行われています。」

初めて知り合って以来、ずいぶんとこうした話題を重ねてきたつもりでした。

でも、未だにこうしたすれ違いがあるんですね。

「給気フィルターのお掃除はきちんとしていますか?」

給気口を開けてると真っ黒。

「半年に一度は交換しています。」

「月に一度くらいは掃除機で吸ってみてください。」

「そして半年に一度は新しい物と交換し、古いフィルターは中性洗剤を溶かしたお湯に漬け置きしてみましょう。」

「汚れ具合にもよりますが、2~3回は使えると思いますよ。」

「前回のフィルターはどうしたの?」

と奥様。

どうやら、ご主人が洗っているようです。

「まさか、捨てたんじゃないわよね?」

「新しいフィルターを持ってきたください。購入します。」

ご主人から新規注文を戴きました。

「弊社事務所に在庫がありますから、いつでも言ってくださいね。」

「明日にでもお届けにあがります。」

こんな会話も、毎度のことになってきました。

どこのお宅にいっても、こんな会話ばかりです。

前回の訪問の際には建付けが悪くて調整をしましたが、今回は問題なし。

早々に引き揚げてきました。


そうそう、その後に顔を出したお宅ではドアレバーの交換をしました。

築8年のお宅です。

レバーハンドルを留めるビスがバカになってしまい、締め付け不良で外れてしまうんです。

メーカーに部品の注文をしたら、既に廃盤との事。

後継部品を調べてもらい、それを届けてもらいました。

無事、交換完了です。

でも色が微妙に違う気がする・・・。

お客様は「良いですよ。」と言ってくれましたが・・・。

メーカー品の商品開発サイクルがどんどん早くなっているように感じています。

部品供給が続いていればいいんですが、意外と早くなくなってしまいます。

困った話ですよね。

部品の製造元を聞いて、部品メーカーに聞いた方がいいのかもしれません。

 

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