練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

木材劣化生物?

2017年05月31日 08時00分00秒 | 講演会・展覧会・勉強会

今日はアセットフォーの定休日。

先日参加したセミナーで学んだ事を少しだけ書きたいと思います。

私達がこよなく愛する木材ですが、多くの生物にとっては栄養価値が無い建材なんだそうです。

セルロースを消化・吸収できる生物は少ないんですって・・・。

そんな木材中のセルロースを栄養としうる、数少ない生物を『木材劣化生物』と言うそうです。

木材は、以下の5つの条件が揃わなければ腐りません。

①木材腐朽菌の胞子

②栄養源

③水分

④温度

⑤酸素

でも、②④⑤の条件は常に揃っているようなものです。

要するに、木材は濡れっ放しにしておけば腐る訳です。

つまり、腐らせない為には

①濡らさない

②木材腐朽菌を殺す

どちらかを選択するしかありません。

木材腐朽菌の分類・種類は上表の通りです。

木材が腐るという事は、木材腐朽菌が木材を分解するという事です。

つまり、カワラタケ・オオウズラタケ・ナミダダケ等のキノコ類による生物劣化を言います。

続いて昆虫による食害です。

シロアリと、その他食材性甲虫に分類されるそうです。

まずは、シロアリについての説明です。

シロアリは不完全変態昆虫に分類されます。

アゲハチョウのように、
たまご→幼虫→さなぎ→成虫という変態のしかたをするものを
完全変態と言います。

また何回も脱皮をして成長し、体の中で羽根ができあがると、最後の脱皮をして親になる昆虫もいます。

このように、さなぎの時代を通らないで子虫からすぐ親虫になる変態を不完全変態と言います。

シロアリはハチのように集団を作り、その中に女王や働き蜂のような階層がある生活をしているなど、人間のそれに似た社会的構造を備える虫を真社会性昆虫と言います。

(この集団、実際には家族集団であり、内容的には人間の社会とは大きく異なります。)

この辺りの性質を利用してシロアリ対策を行う訳ですが、今回は割愛します。

冬眠を行えません。

つまり冬の間も暖かい所を見付けて、そこで活動を続けている訳です。

お腹の中の原生生物と共生しています。

この生物のお蔭で、木材中のセルロースを分解・吸収し栄養源にすることが出来るそうです。

その数はなんと、24京匹

天敵はクロアリなんだそうです。

ここでシロアリとクロアリの比較をしてみましょう。

シロアリには大きく2つのタイプがあるそうです。

地下シロアリと乾材シロアリです。

ヤマトシロアリ・イエシロアリなどの地下シロアリは、主に湿った木材を食害します

また、近頃話題のアメリカカンザイシロアリは乾燥材を食害します。

まずは、地下シロアリの話から・・・。

どちらのシロアリも土壌から働き蟻が侵入します。

進入路は蟻道と呼ばれているのをご存知でしょうか?

糞や体液と土を混ぜて作られたトンネルです。

ヤマトシロアリは日本だけにいる特定種、イエシロアリは熱帯地域に多くいる種となります。

前者は寒い地域でも活動しますが、後者はなかなか北上することができません。

でも温暖化が進めば、どうなることやら・・・。

羽蟻は、こんな姿をしています。

どちらも、湿った木材を好みます。

侵入経路は概ね床下です。

そして、いよいよ乾材シロアリの出番です。

当初は、沖縄や奄美大島などの島嶼地のみで活動していましたが、現在は全国に点在し始めています。

江戸川区小岩・中野区若宮・横浜市鶴見区あたりがホットスポットになっているようですね。

寒さに弱いシロアリですが、住まいの高断熱化とともにドンドン北上しています。

羽蟻はこんな姿をしています。

こんな糞が落ちていたら、要注意です。

1mm程度のごま粒に似ています。

見付けたら、すぐに専門家に連絡を取った方が良いでしょう。

畳みや家具の裏側に、こんな穴や筋が出来ていたら間違いなく食害されています。

乾燥したヒノキが大好きです。

辺材ばかりか、芯材も平気で食べてしまいます。

従来のシロアリ対策がまるで通用しません。

怖い・・・。

最後は、食材性甲虫です。

ヒラタキクイムシ(いわゆるラワンムシ)が有名です。

広葉樹や竹を好んで食べます。

針葉樹を食べる事は出来ません。

最近はあまり見なくなりましたね。

 

木材を劣化させる生物について、ざっと書いてみました。

これらによる被害を発見したら、すぐにご連絡ください。

すぐに対策を打たなければなりません。

今が発見するチャンスかもしれません。

 

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足場撤去しました。

2017年05月30日 15時54分27秒 | 外壁・屋根・外構工事

今日の練馬・板橋は晴天でした。

暑くて堪りません。

現場で作業を行う皆さんは、汗だくで頑張ってくれています。

本当に、頭が下がる思いです。

『FPの家 T邸』

足場の撤去を行いました。

朝一で目障りなメッシュシートを撤去しました。

いよいよ、足場の解体です。

いつ見ても、何度見ても、足場払いの様子は感動します。

わずか2人で、大きな足場をあっと言う間に解体していきます。

作業時間は3~4時間と言うところでしょうか。

上に上がっている人が、足場部材を外し下に向かって投げます。

下で待機している人は、部材を受け取り、それを地面に積んでいきます。

ポンポンとリズミカルに部材が上から下に落とされ、どんどんと地面に積み上げられていく訳です。

これを、トラックに積み込めば作業完了となります。

狭い通路の先の道路に停めたトラックまで部材を運ぶのが一苦労でした。

足場撤去、完了です。

昼過ぎになって、ようやく外観が見られるようになりました。

まるで3階建てのように見えますが、2階建て+ロフト付の建物です。

縦貼りの木目調防火サイディングが存在感を出しています。

建物のボリュームがあるせいか、樹脂窓の太い窓枠もあまり気になりませんね。

工事はまだまだ続きます。

暑さにめげず、頑張りましょう。

 

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換気の必要性

2017年05月30日 08時00分00秒 | 健康住宅

計画換気はどうして必要なんでしょうか?

昔の家は隙間だらけ。

自然換気が行われていました。

でも、汚れた空気と一緒に暖められた空気も捨てていました。

だから昨今の家は、健康・省エネを確保することを目的に、高断熱化を図るようになりました。

アルミサッシの普及や真壁造から大壁造への変遷等、気密化もそれなりに進んでいます。

隙間の少なくなった家では、窓を開けて換気するしかないですよね。

自然換気は室内外の温度差がある時や、ある程度の風がある時に限って能力を発揮します。

つまり室内外温度差が無い場合や風が吹いていない場合は、空気が動くこともなく換気は行われない。ということです。

窓を開けたからといって、うまく風が抜けるとも限りません。

雨が降っている時や、強い風が吹いている時は開けにくいですよね。

換気がうまくいかないと・・・

室内には生活臭が残り、その臭いは建物に付着するかも知れません。

本来であればすぐに排出すべき

一酸化炭素

二酸化炭素

窒素酸化物

ダニの死骸

浮遊塵

観葉植物の農薬

洋服の防虫剤

蚊取線香の煙

煙草の煙

などの室内空気汚染物質・有害物質を留めてしまいます。

ホルムアルデヒドのように喘息の発作を引き起こす物質に囲まれた生活なんて、考えただけでゾッとします。

このような環境では、健康な生活を送るのは不可能です。

二酸化炭素の濃度と人体への影響を示すデーターです。

わずか0.1%を超えると、呼吸器・循環器・大脳に影響がみられるそうです。

ビル管理法建築物環境衛生管理基準では0.1%に定められています。

窒素酸化物濃度と人体への影響を示したデーターです。

これらは待ったなしで人体へ影響を与えます。

確実に室外へ排出しなければ、健康を害することになる事を肝に銘じましょう。

室内で発生する水蒸気も問題です。

結露・カビの原因になります。

表面に発生するそれは拭き取ればいいですが、壁や床下・天井の中で発生していてもどうにも出来ません。

まして雨の日や湿度の高い時期に窓を開けたりすれば、わざわざ水蒸気を室内に採り入れているようなものです。

外気の湿度と室内の湿度を正確に把握し、室内の湿度が高い時に限って窓を開ける事が重要です。

自然換気ってお金もかからないし、なんとなく健康的なイメージがありますよね。

でも実際は

新鮮空気を採り入れられていなかったり

不要な水蒸気を採り入れてたり

臭いや埃

エアコンの室外機で暖められた空気

等を採り入れてる事になりかねません。

「だったら、窓は開けない。」

「換気なんか止める。」

止めてください。

換気は大切です。

シックハウス法が施工されて以来、被害はそれほど変わっていないそうです。

原因物質を含む建材は著しく減少し、身の回りから無くなっている筈。

それなのに被害が減っていないのは、換気を怠る人が減らないからだと思われます。

計画換気のスイッチを入れましょう。

電気代は勿体ないかもしれません。

でも、シックハウスで体調を悪くするよりはマシですよね。

 

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FPの家/改修計画

2017年05月29日 18時25分35秒 | 断熱改修・リフォーム

今日の練馬・板橋も暑かったぁー。

そろそろ、熱中症対策を考えないといけませんね。

『FPの家 S邸』

リフォーム工事が始まりました。

本日、乗り込みの日を迎えたのは

築11年目を迎えるビルトインガレージ付木造軸組み3階建てのお宅。

もちろん、FPの家です。

ご家族の人数が増えてしまったため、ビルトインガレージを納戸に変更します。

床を張り、窓を取付け、内装仕上げも行います。

でも予算の関係で、増築部の断熱仕様は最低限に抑えることになりました。

断熱境界外につくる新しい部屋をとの間仕切りドアは、念のため断熱・気密サッシにしました。

単独の換気設備・空調設備も設置します。

室内環境には、相当の差が出来ると思いますよ。

完成したら、色々と調べてみようと思います。

材料を置くスペースも無い為、道路部分に少しはみ出す形でビニールシートを敷いて、そこに置いて作業を進めます。

帰る際には、広げた店を畳まなければなりません。

室内との接続部分の確認をする為に、念のため壁の一部を剥がしてみました。

当時のパネルは裏表ともアルミのクラフト紙になっていました。

きれいなものですね。

とても10年経過したとは思えません。

アルミテープもしっかりと貼られています。

いつもはプレカットされた材料ばかりを使用していますが、リフォームは別です。

現場に合わせて、その場で加工を行います。

写真は土台の米ヒバ120mm×120mm角を加工している様子です。

パネル受けに土台の受けを作ったり、土台の仕口・継手加工をしたり・・・。

まるで30年前のようです。

当時は材木屋さんの下小屋で、大工さんによる手刻みが当たり前に行われていました。

懐かしく思いました。

木の香りがプンプンして、なんとも言えないんですよね。

現地の確認と寸法採りは済ませました。

土台を敷く為の段取りも完了です。

今日のところは材料を作業場に持って帰ります。

機械を使って、土台の先端加工と仕口加工を行わなければなりません。

手刻みも良いけど、効率を考えると電動工具を使った方が良い場合もありますから。

FPパネルを取外す日は、じっくりと確認したいと思います。

経年劣化の心配はまったくしていませんが、念のため。

弊社のOB宅の場合、断熱改修はほぼ必要ありません。

創業してすぐにFPグループに加盟し、高断熱・高気密の家づくりを行っています。

OBの方のお話を聞く機会がありますが、評価は概ね良好です。

その証拠にリフォームと言えば、住宅設備機器の交換やエアコンの交換。

外装の塗り直しや内装の張替えをする程度です。

シロアリや木材腐朽菌の被害もありません。

「本当に暖かい。光熱費もかからないしね。」

こんな風に言っていただけると嬉しく思います。

今回のようなケースも、割と珍しいんですよね。

個人的には、良い機会だと思っています。

以前に作った弊社の家が経年でどう変わっているのかを確認する事が出来ます。

それを新しい家づくりに活かす事ができるかも知れません。

さらなる断熱強化を求めるOBが出てくるかも知れませんね。

 

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労務費と材料費

2017年05月29日 08時00分00秒 | 注文住宅/見積・資金計画

建築職人が活躍できるようになるまでは、それなりに鍛錬機期間が必要です。

思い立って急に職人になれるものでもありません。

さらに技能だけではなく、日々使う道具なども自ら揃え、調整しておかなければなりません。

職人には日頃の研鑽と努力が欠かせないんです。

昨今になって、日本の経済全体で人材不足に悩まされるようになってきました。

相応の鍛錬機関と匠の技を必要とする建築業界では、さらに深刻です。

その上、格差社会を象徴するように職人の仕事が下請けとして叩かれると、後継者も育たず、人材も本当にいなくなってしまいます。

建設業における2025年までの職人不足は40%にも及ぶとか・・・。

人材不足を原因に、既に労務費が高騰している一部職種もあるようです。

 

家を建てるための建築資材があっても、それを組み上げる職人の手がなければ形にはなりません。

この手間賃は労務費として計上され、住宅価格の大きな要素となります。

家の価格は材料費と労務費、そして諸経費で決まります。

それは大手ハウスメーカーであっても、ローコスト住宅会社であっても変わりありません。

わかりやすいのが材料費です。

安い建材を使えばコストが抑えられます。

量産品として生産されているものを選んだり、大量に買い付けたりすることで材料費を抑えます。

大手メーカーもローコストメーカーも材料を抑えることに長けています。

ただし安易に材料費を下げれば安普請になってしまいます。

同じように労務費に対して厳しいコスト削減を行いますが、そのために腕の立つ職人を必要とする工事が避けられてきたのは残念な限りです。

例えば左官職人に頼むよりもビニールクロスなどの内装職人に。

大工による造作仕事よりも組立仕事に。

乾式化・ユニット化することでローコストを実現します。

その意味ではプレハブなどの工業化住宅もローコスト住宅も、職人の技術を使わないで、組み立てるだけの住宅と言えるかもしれません。

職人の代わりに組立工を育成し、諸経費を削減する努力も必要です。

しかし結果的には職人の手間賃を叩いてコストを下げることになっている企業も多いんです。

でも現場までの交通費、例えばガソリン代や車の維持費を下げることは出来ません。

釘代や接着剤などの職人持ちの材料費だって減らすことは難しい。

やみくもにコストカットを行えば、作業内容を変えるしかありません。

釘を3本打つところを2本で済ませる。

釘と接着剤の併用するところを釘だけで済ませる。

一歩間違えば手抜き工事・欠陥工事になる可能性だってあります。

一人で10件も監理している現場監督もいると聞きます。

現場まで1時間から1時間半も掛けて現場に向かう場合もあるとか・・・。

こんな状況で、しっかりとした監理を望むのは難しいかも・・・。

それにも関わらず大手メーカーの価格が高くなるのは、結果的に経費の違いということになるでしょう。

広告宣伝費・大勢の販売員経費・たくさんあるモデルハウス運営費。

社員一人当たりの生産性が低いのも、その理由のひとつです。

でも住宅価格に含まれる、こうした余分な経費はあなたの資産にはなりません。

家の価値とは別なんです。

どうせお金をかけるなら、家の価値に直結する部分にかけるべきだと思います。

職人の働きに敬意を示しましょう。

地域に密着した工務店では、地域の数々の職人との連携を大切にしています。

そうでなければ、その地域の仕事を続けることは出来ません。

そして腕の立つ良い職人を多く抱えていることは、工務店の自慢になります。

だからこそ、お客様のご要望に合わせて、現場で細やかに対応することも可能です。

職人を大切にして、その働きを自慢する工務店が家づくりの際に本当に頼りになると思います。

大手ハウスメーカーやローコストメーカーが生き残っていくためには、こうした工務店を下請けにするしかありません。

下請け経費も必要です。その分コストは高くなります。

現場と設計、設計と営業、営業と消費者。

その接点で連絡ミスも発生するでしょう。

スピーディーな対応も難しくなります。

出来上がった家の本当の価値をご判断ください。

安かろう悪かろうも困りますが

「高い割にはたいした事無いね。」

も困ります。

 

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BELSの申請をしました。

2017年05月28日 18時16分51秒 | 注文住宅 その他

今日の練馬・板橋は曇時々晴れ。

気温もそれなりに上がりました。

日曜日で現場はお休みで良かった・・・。

でも、未だにエアコンのスイッチを入れていない事務所の中は少し暑くなってきました。

そろそろエアコンの季節なのかな?

『FPの家 T邸』

ようやく『BELS』の申請を行いました。

質問や是正のやり取りで何日かかかると思われますが、しばらく待てばラベルが手元に届くことでしょう。

ラベルはこんな感じです。

3つの★の所が★★★★★になっている筈。

外皮性能は0.47W/㎡K

1次エネルギー消費量は年間50.8MJ、その他を除くと36.1MJになりました。

BEI値は0.76(削減率24%)となっています。

太陽光を必要量搭載すれば、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に出来る建物です。

でも1次エネルギーってわかりにくいですよね。

ですから、これを2次エネルギーに換算してみました。

電気はMJ(メガジュール)を9.76で割る事でkwhに換算します。

これにkwh当たりの電気代を掛ければ、年間使用量を算出することが出来ます。

都市ガスであれば、MJ(メガジュール)を41.9で割る事で㎥に換算します。

これに㎥当たりのガス代を掛ければ、年間使用量を算出することが出来ます。

表中では、それぞれ25円・140円を想定しています。

設計エネルギー金額がFPの家/T邸の金額

基準エネルギー金額がこの建物を省エネルギー基準相当で作った場合の金額になります。

その差30439円が、両者の年間光熱費の差額になります。

建築研究所の1次エネルギー消費量計算プログラミングによる試算結果ですから、他のプログラミングを使えば多少異なる結果になるかもしれません。

延べ床面積30坪位のFPの家の場合、実際に支払った光熱費を調べてみるとさらに30000円程度安くなっているケースが多いようですね。

つまりFPの家/T邸であれば、30439円の筈がもっと安くなる訳です。

UA値がどうとか、イータ値がどうとかではなく、燃費で説明した方がわかりやすいですよね。

 

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『BELS』利用が加速!?

2017年05月28日 08時00分00秒 | 新聞・雑誌・WEB情報

『BELS』とは、建築物の省エネ性能を『★』の数で表示するラベリング制度です。

2016年4月から対象が住宅にも拡がりました。

こんなラベルを見たことがあると思います。

性能の評価は、一次エネルギー消費量の削減率による★の数により表示されます。

★の数は1つから5つまでの5段階。

★が多い程、削減率が高く性能が高い事を表します。

削減率が

0.8(削減率20%)であれば★★★★★/ゼロエネ相当

0.85(削減率15%)であれば★★★★

0.9(削減率10%)であれば★★★/低炭素住宅相当

1.0(削減率0%)であれば★★/省エネ基準適合

1.1(削減率-10%)であれば★/既存の省エネ基準

となります。

住宅・不動産の流通で大きな役割を果たすポータルサイトも省エネ性能の表示に乗り出しています。

2016年1月に公的な不動産物件情報システム『レインズ』の仕様が変更されたのを機に、リクルート・ライフル・アットホームが性能関連の表示を拡充。

物件情報の1項目として『省エネ基準適合/BELS取得状況の表示』への対応を始めました。

まだ検索項目にはありませんが、BELS取得が情報として入力されれば表示されるようになっています。

残る課題は不動産会社の意識かもしれませんね。

何故なら入力担当者が物件の性能を正しく理解し、きちんと入力しなければ消費者に情報が伝わりませんから。

そのためリクルートでは、適切な情報提供を行う事業者を側方支援する記事連動コンテンツを予定しているとか。

性能入力に対するインセンティブを設け、利用者にとって有意義な情報の拡充を図るようです。

いよいよ市場全体が『性能による付加価値化』にシフトを始めました。

住宅あんしんニュース№201の記事より一部抜粋、加筆・修正のうえ転載させていただきました。

弊社では、全棟BELSによる性能表示を行っています。

住宅燃費(1年間の光熱費)もご提示していますので、いつでもお問い合わせください。

 

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太陽の恵みを活かす工夫

2017年05月27日 16時44分37秒 | 太陽熱給湯設備

今日の練馬・板橋は曇時々晴れ

昨日とは、打って変わって蒸し暑い日となりました。

家庭の消費エネルギーの内訳を見ると、給湯の占める割合はおよそ31%。思ったよりも大きいですよね。

これに自然エネルギーを活かさない手は無いと思いませんか?

太陽熱を利用する給湯システムの導入は、省エネルギーの観点から見ても有効な手段です。

住宅に採用される給湯設備の熱源は、ガス・石油・電気および自然エネルギーの4つに分類されます。

このうち自然エネルギーである太陽熱を利用した給湯設備は、1970年代のオイルショック以降の長い歴史と実績を有しています。

現在においても給湯における、最も有効な省エネルギー手段の1つと言えるでしょう。

太陽熱給湯は他のシステムと比べ、太陽熱給湯装置にかかるコスト分だけ初期投資が高くなります。

でも設置後は大幅に運用資金が削減でき、適切に設置する事で初期投資分も装置寿命の間に回収する事が可能です。

太陽熱給湯設備には『太陽熱温水器』と『ソーラーシステム』に大別されます。

前者は太陽熱で水を直接加熱する方式で、簡便で初期投資が少ないのがメリットです。

ただし冬季は凍結防止の為に水抜きをする必要があるので集熱する事が出来ません。

屋根の上に大きな装置を置くため、耐震的にも不利となります。

後者は不凍液を循環させて集熱する方式で、冬季も集熱が可能です。

設備が複雑になり、初期投資が高くなります。

また運転時に不凍液の循環に電力を消費するため、前者に比べると消費電力が大きくなります。

冬の日照時間の少ない地域であっても、温暖地であればどちらも通年で十分な省エネ効果が得られるでしょう。

太陽熱給湯設備は、太陽熱を集める『集熱部』と暖められた湯を蓄える『貯湯部』から構成されます。

このうち集熱部の面積は集熱量の多少に最も影響を与えます。

日射が限られている地域では、より多くの集熱面積が必要となります。

補助熱源として、ガス・石油給湯機に接続するのが一般的です。

『FPの家 T邸』

本日、集熱パネルを屋根の上に載せています。

 

足場に2連梯子を掛け、集熱パネルを搬入しています。

屋根の上には既に架台が据え付けられていて、これに集熱パネルを固定します。

今回採用したのは、矢崎のエコソーラータイプⅡ 。

ソーラーシステムになります。

2.0㎡タイプを3枚、合計6.0㎡分載せました。

補助熱源は都市ガスを利用したエコジョーズ(潜熱回収型省エネ給湯器)を採用。

今お使いの給湯設備にプラスして暮らしの中に「太陽エネルギー」を。

システム図

こんなイメージになります。

その特徴は

①太陽熱利用機器では業界初の『設計耐用年数20年』を実現しました。

②いざという時も安心です。貯湯タンクで非常用水を確保できます。

③貯湯タンク内の水を清潔に保つため、高耐圧ステンレスタンクを採用しています。

④重い貯湯タンクを地上に設置するため、屋根上が軽くなり安全です。

 

今回は、貯湯タンク・エコジョーズともに設置していません。

残りは足場を撤去し、水道配管を終わらせて土間コンクリートを打設してからの工事となります。

ご家庭にてエコソーラータイプⅡを設置した場合(Lモードにて静岡市、傾斜角度:真南30°での算出結果)の節約具合は以下の通り。

 こんなに節約!

1年間に削減できる二酸化炭素はおよそ549㎏、スギの木に換算すると約39本分になります。

LPガスの節約金額は、パネル6㎡で66000円。

20年を寿命とすれば、20年×6.6万円で132万円の節約になります。

仮にガス代が上がらないとしても、充分元は取れそうですね。

陽当たりも良いし、もっと節約できるかもしれませんね。

太陽光発電もいいけど、太陽熱利用もお得です。

屋根面積が小さい場合

屋根に電柱や木の影が射す場合

など、太陽光発電が難しい場合は是非ご検討ください。

 

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エアコンのしくみ

2017年05月27日 08時00分00秒 | たわいもない話

そろそろエアコンを稼働する方もいるのではないでしょうか?

以前にも書いたと思いますが、エアコンについて、もう一度書いてみたいと思います。

エアコンが涼しい空気を送り出すまでの流れを順を追ってみましょう。

①液化している冷媒をエアコン内に入れ、圧力を下げて気化させます。

②冷媒が気体になると気化熱が奪われて蒸発器(アルミフィン)が冷却されると同時に、部屋の中の暖かい空気が引き寄せられます。

③冷却された空気がファンの回転で部屋に送られます。

④気化した冷媒を部屋の気化熱と共に室外機に送ります。

⑤圧縮機で冷媒を圧縮し、同時に熱を発生します。

⑥圧縮され高温になった冷媒(気体)をファンにより冷却。放熱しながら再び液化します。

エアコンの原理は、注射の時に腕をアルコールで消毒するのと同じです。

アルコールを浸した脱脂綿で消毒した直後、スーッと冷たさを感じますよね。

これはアルコールが蒸発する際に腕の熱を奪うために起こる現象です。

この時奪われる熱を『気化熱』と言います。

エアコンの室内機と室外機はパイプで繋がっている事をご存知でしょうか?

あのパイプの中には『冷媒』と呼ばれる物質が入っています。

室内機に入るまで、冷媒は液体です。

しかし室内機内部に送られ、『蒸発器』と呼ばれる機械の中に入って圧力を下げられると、液体だった冷媒は気体に変わります。

この時、室内の空気は気化熱を奪われ、これが冷風の元となります。

一旦気体に変化した冷媒ですが、そのままパイプを通って室外機に窓ると、今度は『圧縮機』と呼ばれる機械の中で圧力をかけられ液体に戻ります。

この時、機械の中では熱が生まれます。

この熱は、今まさに室内で奪ってきたばかりの気化熱です。

冷媒が室内の熱を運んで屋外に排出した訳です。

電気のチカラで熱を移動させる機械がエアコンです。

熱は移動するだけで消える訳ではありません。

言ってみれば、部屋を急いで片付けるためにひとまずゴミを外に放り出したようなもの。

これが積もれば街はゴミだらけになってしまいます。

室外機から熱い空気が吹出されているのを見たことありますよね。

エアコンがヒートアイランド現象の一因と言われているのは、こんな理由からなんです。

暑くはないけど、少し蒸し蒸しする。

こんな時期に使いたい機能が『除湿運転』です。

温度を下げずに湿度を下げてくれる便利な機能だと思っていないでしょうか?

除湿の原理は、冷たい水の入ったコップに水滴がつくのと同じです。

エアコン内部の冷たい部分に結露を発生させて、室内の水蒸気をパイプから屋外に排出しているんです。

ただしエアコンの運転自体は『弱冷房』と同じです。

湿度を下げるために室温を下げなければなりません。

おそらく除湿運転を使う人は冷房が嫌いな人だと思います。

室温はそのまま、湿度だけ下げたいんですよね。

そんな方にお勧めしたいのは、『再熱除湿』。

除湿する為に一旦温度を下げた空気をヒーターで暖めます。

これを吹き出し口から出す事で、温度を下げる事もなく湿度を下げる事が可能になります。

夏なのにヒーターを使う・・・。

電気のチカラで夏と冬を合わせて春を作るようなものですよね。

快適だけど、その分電気代がかかります。

でも外皮の断熱性能を強化して、日射遮蔽対策を上手に行っていれば、エアコンの電気代なんて大したことはありません。

一年の間に再熱除湿の必要な時期なんて、それほど無いと思います。

初期投資もそれなりに掛かりますが、健康・快適な生活を得たいのならば『再熱除湿運転』のあるエアコンを選びましょう。

ただし、使用に当たっては注意する事があります。

それは連続運転をする事。

エアコン内部に冷えた部分を作り、そこに結露を発生させることで湿度を下げる仕組み上、エアコンの運転を停めてしまうとここにカビが繁殖する恐れが高まります。

スイッチを切るのであれば、2時間程度『送風運転』をする必要があるでしょう。

エアコンを上手に使って、健康・快適な生活を送りましょう。

『エアコンのいらない家』エクスナレッジ刊/山田浩幸著より一部転載させていただきました。

 

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見えない部分が大切です。

2017年05月26日 14時21分57秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

今日の練馬・板橋は雨。

なんだか肌寒いくらいの陽気です。

『FPの家 T邸』

せっせと作業を続けています。

ウレタン処理と気密処理について、簡単に書きたいと思います。

断熱窓の周りに設けた隙間を現場発泡ウレタンで充填しました。

充填したウレタンが発泡硬化後、平らに切削しアルミテープにて気密施工を行った写真です。

基礎に直結したアンカーボルトと柱を柱脚金物で緊結している部分を、以前撮ったものです。

こうした金物も、床パネルの施工を終えたら現場発泡ウレタンで覆ってしまいます。

冬季基礎の冷たさを伝える『熱橋部』となり、暖かい室温に触れた際に結露する事を防ぐのが目的です。

 

壁パネルを欠き込み、金物を取付けた部分も同様です。

石膏ボードを上に張るため、ウレタンを平らに切削しアルミテープによる気密施工を行います。

梁の外側に設けられた構造金物と座堀りです。

この部分にも発泡ウレタンを充填し、硬化後平らに切削します。

床パネルの水道配管部分にも、しっかりとアルミテープを貼っています。

パネルと柱の取合い部

パネル相互もアルミテープでしっかりと気密施工を行います。

床パネルと壁パネルの取合い部

壁パネルと梁の取り合い部

ウレタンパネルの表面は平滑です。

だからアルミテープをきれいに貼る事が可能です。

パネル自体が空気や水蒸気を通しにくい素材で出来ていますから、継ぎ目の処理さえしておけば『防湿・気密施工』は大丈夫。

誰でも簡単に、完璧な施工が可能です。

でも一般的に採用されている繊維系断熱材の場合は、上のイラストのように

防湿フィルム付断熱材を採用する場合

断熱材と別張り防湿フィルムを採用する場合

を問わず、断熱材の室内側に防湿フィルムを張る必要があります。

柱や間柱・梁の上で防湿フィルムを貼るのはそれほど難しくありません。

でも、窓廻りや配管廻り、フィルムの継ぎ目の施工は大変です。

ご存知のように、繊維系断熱材は断熱材内部の動かない空気の働きで熱の伝導を妨げます。

水蒸気を含んでしまうとその効果は大幅に損なわれてしまいますから、くれぐれも水蒸気と接触させないようにする事が重要です。

そのためには、防湿フィルムによる防湿層を連続させる事が重要なんです。

継ぎ目を設ける場合には、必ず下地のある部分で30mm以上重ね、ボードもしくは木材等で押える必要があります。

また構造躯体などの木材と取合う防湿シートの端部は、乾燥木材やボード等で押えなければなりません。

断熱材の内側全てに途切れることなく防湿シートを施工するのは大変です。

破れたり、穴が開いたりしても断熱効果は著しく落ちてしまいます。

せっかく丁寧な施工をしても、地震や台風で破断するかも知れない・・・。

「少しの穴くらい、いいんじゃないの?」

なんて思う方もいると思います。

上のイラストはR2000マニュアル内のオタワ州における、隙間から侵入する水蒸気量を示した実験です。

1.0m四方の石膏ボード壁から侵入する水蒸気の量は1/3リットル。

これに2.0cm×2.0cmの穴を開けた場合の水蒸気量は、30リットルにも及びます。

小さな穴ひとつでも、こんなに違うんです。

くれぐれも、防湿気密施工は丁寧に行いましょう。

仕上がってしまえば見えなくなってしまいます。

でも、住宅の断熱性能を大きく左右する重要な施工なんです。

建物完成後に『気密性能測定』をする事で、防湿・気密施工の良し悪しを確かめる事は可能です。

でも、もしその結果が悪くても、採れる対策はいくらもありません。

壁や天井を剥がしてフィルムを貼り直したり、電線や配管廻りの隙間を塞ぐのは難しいでしょう。

防湿・気密施工の不具合は内部結露を招く恐れがあります。

内部結露は構造躯体の腐朽やシロアリを招く事に繋がります。

耐震性・耐朽性の経年劣化、怖いですよね。

見えなくなる部分だからこそ、しっかり確実にていねいな施工を行ってもらいましょう。

 

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雨が降っています。

2017年05月26日 08時00分00秒 | たわいもない話

練馬の7時現在の気温は21.1℃。

相対湿度は72.4%。

絶対湿度は13.38g/㎥になっています。

雨が結構降っていますね。

体感的にはジメジメしています。

でも、先日のセミナーで近大の岩前教授は言っていました。

「人間の皮膚には湿度を感じるセンサーは備わっていません。」

「今日はなんだか湿っぽいね。」

とか

「ジメジメして嫌な天気だね。」

なんて言葉を良く聞きますよね。

おそらく、体表面から蒸発する水分による体温低下の具合でそう感じるんでしょうね。

詳しい話は聞くことが出来ませんでした。

こんなグラフがあります。

 

空気線図計算表です。

横軸に乾球温度。

縦軸に絶対湿度。

中央部で相対湿度を確認できます。

温度と相対湿度は簡単に確認できますよね。

オレンジ色の四角の範囲が冬の快適ゾーン、水色の四角の範囲が夏の快適ゾーンと言われています。

ピンク色の範囲が理想的な健康・快適ゾーンのようですね。

表中にあるClo 0.5とか1.0は着衣量を示します。数値が小さい程裸に近くなります。

ASHRAEというのはアメリカ暖房冷房空調学会の略称らしいです。

これをみると気温21.1℃における理想的な健康・快適ゾーンの相対湿度は40~60%。

絶対湿度は6~9g/kgになっています。

只今の相対湿度は72.4%。

絶対湿度13.38g/㎥を換算すると、およそ17.3g/kgになりますから、かなり湿度が高い事がわかります。

除湿モードにして、湿度を下げる必要がありそうですね。

そろそろ梅雨の時期になります。

ジメジメして嫌いなんですよね。

 

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ダブルヘッダーでした。

2017年05月25日 16時14分42秒 | 注文住宅/設計・図面・現場監理

今日の練馬・板橋は曇時々雨。

気温もそれほど高くありません。

空がどんよりとしていて、心まで沈んでしまいます。

『FPの家 T邸』

ダブルヘッダーでした。

えっ!何がダブルヘッダーかって?

検査です。

午前中瑕疵保険の躯体検査を受け、午後は確認検査会社の中間検査を受けたんです。

現場の進み具合は、こんな感じでした。

サッシの取付が完了し、全ての耐力壁及び構造金物の施工も完了しています。

躯体検査の様子

中間検査の様子

どちらも構造材の配置や仕様・寸法、金物の使用・寸法、耐力壁の仕様・取付状況等を図面の通りに出来ているか確認してくれます。

双方で連携してくれるといいのになぁー。といつも思うんですよね。

瑕疵保険はJIO、確認検査はUDIを利用しています。

瑕疵保険の検査については過去に何回か書かせて頂いたので、今回は中間検査について書きたいと思います。

FPの家 T邸は木造軸組み住宅3階建てです。

地階を除く階数が3以上の建築物に該当しますから、中間検査を受けなければなりません。

木造の場合は、屋根工事の完了時に検査を受けるように指導されています。

これは、道路斜線・北側斜線等の斜線制限に抵触していない事を確認する為だと思われます。

もちろん屋根工事は完了しています。

柱間に硬質ウレタンパネルを充填する『FPの家』は、建物外周部の耐力壁を筋違にする場合予めパネル内に筋違が組み込まれてきます。

これを柱間に叩き入れ、枠をビスで留め付け、筋違端部に筋違金物を取付けなければなりません。

面材耐力壁を張る為にも、パネルの中の間柱が必要ですしね。

柱脚・柱頭部に取付ける金物も、パネルの中に隠れてしまいます。

厚さ100mmの床パネルを敷き込めば、建物外周部以外の筋違金物や柱脚金物も見ることはできません。

検査前に金物にウレタンを吹付けたり、気密テープを貼ることはしないようにしていますが、それでも一般的な建物に比べると見てもらえない部分があります。

自主検査が重要という事です。

新しい検査機関を利用する場合は、事前の相談が重要です。

「パネルのせいで金物を見る事が出来ない。」なんて後から云われても困りますからね。

ひとつひとつの金物を看板と一緒に写真に収めて用意した事もありました。

「現物を見なければ意味が無い。」なんて言われたりして・・・。

パネル施工の途中で検査を受けた事もありましたね。

そんな経過を辿って、今の形に落ち着いています。

検査当日は検査員の質問に、どんな金物をどう取り付けたかを答えながら検査は進みます。

特に問題はありませんでした。瑕疵保険の躯体検査も含めて無事合格です。

検査に合格すると、建築主あてに『中間検査合格証』が交付されます。

また、検査に合格しないと後続の工事をすることができません。

これで安心して工事が進められます。

阪神・淡路大震災では、施工の不備が原因と考えられる建築物の被害が多く見られ、施工段階での検査の重要性が改めて認識されました。

こうした背景をふまえて、中間検査制度が設けられているそうです。

中間検査を受けることで、工事監理者と指定確認検査機関が二重にチェックをし、より安全で良質な建築物ができます。

瑕疵保険の検査を含めれば、3重チェックになりますしね。

 

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樹脂サッシの作り方

2017年05月25日 08時00分00秒 | 休日・プライベート

昨日、休日を利用して埼玉県熊谷市まで足を延ばしてみました。

そう、一時期『日本一暑い町、熊谷』と騒がれたあの熊谷です。

目的地はここ。

株式会社栗原、熊谷工場。

樹脂サッシを製造・販売している企業です。

工場内に入ると、外に置かれた樹脂サッシのフレームが目に入りました。

各メーカーの製品を屋外に放置して暴露試験を行っているようですね。

樹脂サッシ=日に当たると変色・退色するというイメージがありますよね。

そんなイメージを払拭したくて、長い時間をかけて実験しているようです。

同時に各メーカーのフレーム断面の比較も出来るのでわかりやすいですね。

フレームの肉厚は、そのまま耐久性や断熱性能に影響します。

またフレームの中をより細かく仕切ったり、ここにウレタンフォームを入れることで断熱性能を高めている製品もあります。

栗原の樹脂フレームの断面です。

多数の仕切りチャンバーを設け、高断熱化を図っているようです。

まずは座学でした。

講師の佐竹氏より、開口部に関する貴重なレクチャーをいただきました。

写真は、そのヒトコマ。

昨今よく耳にする『アルゴンガス』と『クリプトンガス』の比較です。

どちらのガスも比重が大きく熱伝導率が小さい為、空気層内の対流や熱伝導を抑える効果があります。

通常の複層ガラスに封入されている乾燥空気の熱伝導率は0.024W/㎡K。

アルゴンガスは0.016W/㎡K、クリプトンは0.0088W/㎡K。

断熱材と言われる素材が0.035~0.016W/㎡Kですから、その性能に驚くばかりです。

ご存知のようにアルゴンガスよりもクリプトンガスの方が性能は高いんですが、値段がかなり違うようですね。

前者の値段が1㎥当たり400円とすれば、後者の値段は1㎥当たり18000円にもなるとか。

しかも、空気層の厚さが8mmを超えた辺りから両者の性能差は余りなくなってきます。

どうやら空気層内の対流の影響のようです。

細菌の複層ガラスの空気層は16mm、以前の6mmとは大きく異なります。

6mmであれば、優位性が高かったものの、もはやクリプトンガスの利用価値は無いようなものですね。

アルゴンガスって、どの程度抜けるの?

誰もが興味のある質問だと思います。

年間で0.5%~1.0%程度抜けると考えられているそうです。

ちなみに空気層内のガス充填率は各メーカーによって違うそうです。

特に規格は無いようですね。

85~90%が一般的なんだそうです。

栗原さんでは90%にしているそうです。

充填率がそのままガラスの断熱性能に繋がります。

100%にすればいいのに。

と思い、聞いてみました。

製造的に無理なんだそうです。残念・・・。

こんな計測機器を利用して、ガラス内のガスの充填率を測る事ができます。

今回測った試験片は、91.4%となっていました。

この装置欲しい!と思いましたが、100万円以上するそうです。諦めました。

色んな試作品も見せて戴きましたが、写真の遮熱網戸は良いと思いました。

すでに昨年の建材展でリフォーム用の製品は見掛けていたんですが、新築用の窓にセッティング出来るそうです。

他メーカーには提案しましたが、一向に製品化する兆しもありません。

良いと思いませんか?

いよいよ工場見学です。

大きなガラスがたくさん置かれていました。

ガラスと樹脂フレームのバー材を仕入れ、それを加工・組立して製品化しているそうです。

Low-E硝子を窓サイズに合わせて切断し、周縁部のLow-E膜をきれいに削り取ったガラスが並べられています。

切断の様子を撮り忘れてしまいました。

平置きそれた大きなガラスの上を水レーザーが縦横無尽に動き回り、静かに、あっという間に小さく切り分けていました。

こちらは、アルミスペーサーを切断・曲げ加工する機械です。

様々なサイズのアルミスペーサー・樹脂スペーサーが積んでありました。

スペーサーの中にゼオライト(乾燥材)を充填する機械です。

空気層内の空気を乾燥させるために、全てのスペーサーには乾燥材が入っています。

 

栗原の作る標準的なガラスを挙げてみました。

特注で4層ガラスも作れるようですよ。

図中の黄色い部分がスペーサーと乾燥材になります。

スペーサーの両面にブチルテープを貼る機械です。

こんな感じに仕上がります。

スペーサーだけを見る機会なんてそうそう無いですよね。

ガラスの間に乾燥材の入ったスペーサーを挟み、貼り合せる機械です。

スペーサーよりもガラスの方が出っ張っています。

この部分にシール剤を充填する機械です。

こんな感じに仕上がります。

傍らには、アルゴンガスが置かれていました。

残念ながらガス封入の様子は見る事が出来ませんでした。

続いて、ジュシフレームの加工エリアです。

こんなバー材がたくさん置かれていました。

切断加工をする機械です。

こんな機械で組立て、接合部の溶着を行います。

溶着部の出っ張りを削り取る機械です。

綺麗に仕上がりました。

フレームにガラスを嵌め込み、金物を取付ければ完成です。

規模の大きな工場も、基本的には同じような機械を使って組立・加工をしているそうです。

違うのは機械間にベルトコンベアーを設け、移動を効率よく行うようになっている位だとか・・・。

大手の樹脂サッシメーカーは工場ラインを見せてくれないようですね。

セミナー中、興味深い映像をご紹介いただきました。

地球温暖化に関するNHKの映像です。

6分ほどかかりますが、よろしければ是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=NCqVbJwmyuo

地球温暖化をストップするためにも、窓の高性能化を推し進めなければなりません。

栗原の皆様、お仕事中にも関わらずありがとうございました。

 

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要求性能

2017年05月24日 08時00分00秒 | 住宅を取り巻く環境

今日はアセットフォーの定休日。

いつもより、少しだけ固い話を書きたいと思います。

色々な方々の話をまとめると、今後の木造住宅に求められる性能(要求性能)を3つに絞ると以下のようになるようです。

1.耐震性

2.耐久性(耐朽性)

3.防火性

すでに、省エネ・環境性能は『あって当たり前』の段階に来ているようですね。

そのレベルの差こそあれ・・・。

これを意識しない家づくりは、もはや家では無い。

という事みたいです。


耐震性は良くわかりますよね。

耐震等級3を目指し制振装置を装着し、大震災時の倒壊・半壊を免れるような家づくりを行う。

地震の際に倒壊して、道路を塞ぎ、救護・災害活動の妨げにならないようにすることも重要です。

防火性も理解できるでしょう。

火事に強い家づくりは、都市近郊においては絶対条件です。

それでは耐久性(耐性)はどうでしょうか?

結露・雨漏り・工事中の雨対策・使用する木材の含水率等による、木材中の水分に起因する腐朽の無い家づくりを言います。

もちろん、ダニ・カビ・シロアリやキクイムシなどによる被害を受けない事も重要です。

せっかく耐震性の高い家を作っても、構造材が腐っていたりシロアリの食害があれば意味がありません。

こんな環境では、鉄骨も錆びてしまいます。

先日の『ホウ酸処理勉強会』のヒトコマです。

およそ18600件中5300件あまりの家で腐れ・シロアリ・カビなどの劣化が発生しているそうです。

全体の28.6%に当たります。

このうち、シロアリの被害にあった家はおよそ25%。

これって、多いのか少ないのか・・・。

使えなくなって壊した住宅の年代別平均築年数を、日本・米国・英国で比較したデーターです。

見えないと思います。

こんな感じになっています。

算定期間/各国の平均築後年数を日本/米国/英国の順に書いています。

1993~1998/31/44/75

1998~2003/30/55/77

2003~2008/27/67/81

2008~2013/32/67/81

3つの国を比べると、やっぱり日本の住宅って寿命が短いですよね。

でも、それだけではありません。

1993年から2013年の間の築後年数の変化を見てみると

日本は、ほぼ31年と変わっていません。(何の進歩もしていません。)

米国は、44年から67年と寿命が23年も延びています。

英国に至っては、55年から81年と寿命が26年も延びているんです。

日本以外の国は、何らかの対策を行ったと思われます。

こんなデーターがあります。

日本・アメリカ・スゥエーデンの住宅寿命と国民一人当たりの木材保存処理量の比較をしたものとなります。

日本は30年、使用量を1とします。

アメリカは84年、使用料は16.

スゥエーデンに至っては、95年、使用量は17にもなっています。

どうやら、木材保存処理の違いが住宅の寿命に大きく関係しているようですね。

このデーターを見る限り、木材保存処理量が多い程住宅の寿命は長くなる。

つまり木材腐朽菌の繁殖による腐れや、シロアリ等の食害を防ぐには、薬剤による防蟻・防腐処理が必要であり、その使用量により住宅の寿命は大きく左右すると言う事になります。

でも環境や人体に対する影響を考えた時、合成殺虫剤(ネオニコチノイド・ピレステロイドなど)を現在の16~17倍も使うのは怖い気がする・・・。

そこで登場するのが『ホウ酸』です。

ホウ酸は自然素材です。

昔から目薬に使われています。

多くの野菜に含まれていて、毎日微量のコレを人間は口にしています。

ゴキブリに効く『ホウ酸団子』を思い出す方も多いとは思います。

でも哺乳動物には安全で、それ以外の動物・昆虫には厳しく作用するのがホウ酸の特徴なんです。

ホウ酸は空気を汚しません。

無機物であり揮発する事もありませんから、効果が長持ちします。

既に欧米では、合成殺虫剤の使用は禁止されているようですね。

でも、日本におけるホウ酸のシェアはわずか2%に過ぎません。

残りの98%は合成殺虫剤なんです。

最大5年で効果が無くなります。

ホウ酸と違い、虫側に耐性が出来る事もわかっています。

仮に100年効果が長続きする合成殺虫剤を作ったとしても、シロアリが耐性を持ってしまえばそれ以降は効果が無くなる訳です。

平成23年9月にホウ酸は木材保存処理剤として認定されました。

それから約5年。

少しずつ、実績は増えているようです。

ホウ酸による全構造処理を行って、欧米の住宅並みに耐久性の高い家づくりを行いたいものです。 

 

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外部作業を進めています。

2017年05月23日 10時29分30秒 | 外壁・屋根・外構工事

今日の練馬・板橋も暑いですね。

天気は良いですよ。

『FPの家 T邸』

外部作業、粛々と進めています。

久し振りのサイディング張り。

張り方も無事終わり、シーリング作業も完了しています。

今回採用したのは『プラチナシール』。

変色・退色15年保証のスグレモノです。

従来のシール剤のように、サイディングよりも5年位早くダメになる事もありません。

破風板・軒裏には塗装済の製品を採用しました。

現場塗装と比べると、工場塗装品の方が耐久性が高いというメリットがありますから・・・。

今日は朝から、アルミ雨樋の取付を行っています。

いつもの『シームレスガター』です。

軒樋を現場で成形する為、継手がありません。

経年による変色や、継手からの漏水の心配もありません。

雪にはめっぽう強く、過去の大雪でも軒樋が外れるという事故もありませんでした。

足場の解体は、5月30日の予定です。

その間、電気・水道・換気・空調等の足場に絡む作業を進めます。

 

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