練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

ウレタンとウレタン

2016年11月30日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

今日は水曜日。

アセットフォーはお休みです。

ここのところ『FPウレタン断熱パネル』についてのブログばかり書いているので、今回もこんな話題にしてみました。


こんなに違うよ!

ウレタンウレタン

(工場生産型現場生産型)

なんだよ!

結局、おんなじようなネタじゃないか!

すいません・・・。

お付き合いください。


ウレタン発泡は大変デリケート。

湿度や温度によって品質の良し悪しが左右されます。

『品質管理が難しいのが、ウレタンの特徴』

なんて言っても、あながちウソではありません。

ウレタンにも色々あります。

たとえば『硬質ウレタン』と『軟質ウレタン』。

前者は冷蔵庫の断熱材や車の内装材なんかに使われています。

校舎は食器洗い用スポンジやベッドのマット等、用途が随分違います。

両者の違いは発泡の仕方です。

独立発泡率を高める事で、硬くて丈夫な『硬質ウレタン』になります。

また、独立気泡同志を隔てる細胞膜のようなウレタン組織をスカスカにすれば軟らかな『軟質ウレタン』となります。

前者と後者の違いは、何と言っても『吸水性』です。

ほとんど水を吸わない硬質ウレタンに対して、軟質ウレタンの吸水性は非常に高くなっています。

でも、今回のメインは別のウレタンです。

そう、工場生産型と現場生産型の2つです。

前者をプレス式、後者をスプレー式なんて言う場合もあるそうです。

では、双方を比較してみたいと思います。

FPウレタン断熱パネルは、前者となります。

温度・湿度の管理がしっかりと行われた専用工場で

決められた体積に対する四季の気候変化に合わせた原材料の分量をコンピューターで計算し

注入・プレス(圧力25トン)を行い

注文されたサイズに成形します。

また、朝・昼・夜の厳しい製品チェックによるムラのない一定品質を保つ事が可能です。

こうしてつくられたパネルは、高密度で安定し、ウレタンの持っている性能を充分に発揮できます。

経年による性能劣化が無く、何度でもリサイクルが可能というのも特長のひとつになっています。

現場生産型なんていうとなんだか難しそうですが、一般的には『現場発泡』と言っています。

ウレタン発泡の重要なポイントとなる、温度・湿度の管理を現場の職人に任せてしまう為コントロールが難しいのが特徴です。

また原材料ブレンドも経験と勘に頼るしかありません。

発泡倍率や吹付厚さも一定ではなく、表面がデコボコしています。

このようなムラの多い状態で、性能・品質を一定にするのはかなり難しいですよね。

さらに問題があります。

現場発泡ウレタンで使用する原材料の量は、工場生産型ウレタンの2/3程度しかないと言われています。

これでは、ウレタンの性能が十分発揮できる訳ないですよね。

ちなみに両者の熱伝導率を比較すると、前者が0.024W/㎡K、後者が0.034W/㎡Kとなっています。

前者を105mmにした時の熱抵抗値にするためには後者の厚さを149mmにしなければなりません。

結構大きな違いですよね。

しかも後者は気泡同志が連続している為、吸水性が高くなっていて室内側に防湿・気密シートを設けないと『壁内結露』の恐れもあるんです。

将来建物を解体する時は、断熱材自体の回収に手間がかかるため相当なコストを覚悟しないといけません。


最後にFPの家と現場発泡ウレタンでつくられた家の、それぞれの特性を比較したイラストをご覧いただきます。

まずはFPの家からです。

そして、そうでない家

いかがでしようか?

2つのウレタンの違い、ご理解いただけたかと思います。

似ているようで全然違います。

あなたが、もしどちらかを選ぶ時が来たら・・・

どちらを選ぶのでしょうか・・・。

  http://www.assetfor.co.jp

  posted by Hoppy Red 

  住所:東京都練馬区北町2-13-11

  電話:03-3550-1311 

  東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

デュポン タイベックシルバーがバージョンアップしました。

2016年11月29日 08時00分00秒 | 新商品紹介

従来の遮熱透湿防水シートに代わり、弊社が今後採用するのが

旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社(以下、デュポン社)のタイベックシルバーです。

今回、メーカーよりバージョンアップのお知らせがありましたのでお知らせ致します。


以下、メーカー資料より抜粋したものとなります。

これまで一般的な透湿防水シートは、防蟻防腐剤に含まれる界面活性剤の影響を受け、初期防水性が大幅に低下してしまうリスクがありました。

また2016年8月22日に改正された『JIS A6111:2016』では、屋根用透湿・防水シートの規格新設と共に、従来の10年相当の耐久性を大きく上回る30年(耐久性区分Ⅱ)・50年(耐久性区分Ⅲ)相当の耐久性試験項目が新設されています。

同規格解説においては、防蟻防腐剤が注入された胴縁を使用する場合、界面活性剤が解け出し、透湿・防水シートに影響を与えるという内容と注意事項が追記されました。

本製品は、防蟻防腐剤に含まれる界面活性剤の影響を大幅に抑えるとともに、50年相当の耐久性にも対応可能な製品設計をしています。

上のグラフは防蟻防腐処理された胴縁を水に浸し、その上に透湿・防水シートを置き、一定時間放置した後に防水性の変化を確認したものです。

なお、本試験で使用した防蟻防腐剤の種類はBAAC(セルボーPでしょうか?)となります。

写真は新型タイベックシルバーの上に、防蟻防腐処理された胴縁を施工し、2時間後の散水を実施した後のシート裏側への浸水の有無を確認したものです。

散水後の合板内側に水染みはありませんでした。

従来の製品に比べて、新製品の防水性残存率が高い事がわかります。

より快適で安心できる家づくりに貢献する透湿・防水・遮熱シートとして、皆様のお役に立てることでしょう。


製品名称:デュポン タイベックシルバー(製品名は従来通り)

製品概要:透湿・防水・遮熱シート 防蟻防腐剤対策製品

適用:JIS A6111:2016同等品

製品形状:1M×50M/巻

特長:

①透湿・防水機能に加え、熱を反射する『透湿・防水・遮熱シート』です。

②新たな特殊樹脂コーティングにより、防蟻防腐剤に含まれる界面活性剤による影響を抑えます。

③更なる製品耐久性を見据えた製品です。(50年相当の耐久性試験を実施予定)

「開発の背景」

これまでも構造躯体への防蟻防腐処理の際、透湿・防水シートへ薬剤が付着するとシートの防水性能が低下するリスクがあったため、薬剤が十分に乾燥してから透湿・防水シートを施工するよう注意喚起しておりました。

http://www.ntba.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=9

しかし、長期優良住宅の普及と共に通気胴縁にも防蟻防腐処理(主に加圧注入)されるケースが増え、外装工事までの期間に胴縁が多量の雨水に晒されることによって、防蟻防腐剤に含まれる界面活性成分が溶け出し、透湿・防水シートの防水性能を低下させてしまうという事例が散見されるようになりました。

対策としては、胴縁を雨水で濡らさぬよう外装材を速やかに施工するなどの注意喚起を行っておりましたが、より根本的な解決を目指し、防蟻防腐剤に対する耐性に優れた製品開発を進め、製品化に至りました。

現場での事例写真です。

胴縁まわりからシート内側に雨が侵入していると報告を受け、胴縁を外してみるとシートが変色し、防水性能も低下していました。

水が染みこむメカニズムはイラストの通り。

透湿・防水シートは通常、水の表面張力により雨水が入らない構造となっています。

防蟻・防腐剤に含まれる界面活性成分により、この力が働くなると雨水は侵入してしまいます。


なんだか難しい話でしたが、ご理解いただけたでしょうか?

要するに今までのシートの問題点が改善され、より防水性・耐久性が向上したという事ですよね。

住宅の耐久性をどんどん向上する方向に誘導する以上、透湿・防水シートの防水性を30~50年維持させるのは当然ですよね。

と言うか、10年もてば良い。という現行の基準を知った時は驚きでした・・・。

なお、従来の製品から新製品への切り替えは順次行われる予定ですが、出荷ベースでいうと概ね1か月程度で完了する見込みとなっています。

 

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

壁パネルの施工中です。

2016年11月28日 11時20分49秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

昨日のブログをFBに投稿したところ、そのリーチの数にびっくりしてしまいました。

中にはシェアをしてくれる奇特な人もいた位です。

『FPウレタン断熱パネル』に注目している人の多さを、改めて思い知りましたね。

大多数の方は関係者の方ばかりなんだろーなー。

少しでもいいんです。

一般の方に興味を持ったいただけたらなーと思います

そして、FPの家を知ってもらえたら・・・。

間違った断熱施工を知ってもらうだけでも意味があるかなぁー、とも考えています。


今回も、壁パネルを中心にFPの家の断熱施工について書かせていただきます。

壁パネルの写真です。

何種類もの巾のパネルが見えるでしょうか?

パネル専用工場にてサイズオーダーが可能な為、柱間の寸法に合わせてピッタリの寸法のパネルが現場に搬入されます。

 

パネルの4辺のうち、柱に当たる2辺には軟質ウレタン製のスポンジが貼られています。

パネルの寸法は、以下の通りです。

長さ方向・・・梁-胴差し間の寸法±0mm(ピッタリ)

巾方向・・・柱-柱間の寸法-2mm(少しだけクリアランス有り)

パネルに貼ったスポンジの厚さは3mm位でしょうか?

この分を加えると、4mmほど大きくなっちゃうんですよね。スポンジは潰れるから問題ないけど・・・。

これを柱間に当て、そのまま真っ直ぐに掛け矢で叩き入れればピッタリと納まります。

叩き入れる作業は大変だし、音もうるさいので近隣にも配慮が必要となります。

でも、柱間に納まったパネルを見るときれいですよ。

上の写真は、窓開口の下側に嵌めた壁パネルの上端を撮ったものです。

柱とパネルがピッタリとくっついているのがわかります。

壁パネルは4辺の枠材および間柱に国産杉を採用しています。

筋違が入る場合と入らない場合がありますが、枠材および間柱にクラフト紙を貼り、その間に硬質ウレタンフォームを充填します。

イラストにはありませんが、パネルが反応熱で反ってしまわないように、間柱に直行する方向に桟木も入っています。

写真はパネルを現場にてカットした断面です。

桟木の小口とウレタンが隙間なく接着しているのが、良くわかります。

こちらの写真は枠材とウレタンがピッタリとくっ付いている様子を撮ってみました。

ご存知でしょうか?

硬質ウレタンフォームには、他の断熱材料にはない『自己接着性』という優れた特長があります。

これは、接着剤を使わなくとも金属・合板・コンクリート等の対象物表面に直接発泡することにより、対象物に強く接着した断熱層をつくることが出来るということです。

ウレタンの自己接着性に関する、面白い動画を見つけました。

よろしければご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=B5WDrCFKcmc

この仕組みを利用して、FPウレタン断熱パネルは作られています。

築17年を経過し、建て直す事になったFPの家の断熱材を試験場に持ち込み、断熱性能や自己接着性能の経年劣化を測定した事があるのをご存知ですか?

その様子は動画で見る事も出来ますので、是非ご自分の目でご確認ください。

http://www.fpweb.tv/special/

【解体】モデルハウス解体 年変化検証という動画です。

 

その時の測定によれば、FPウレタン断熱パネルの断熱性能および自己接着性能の経年劣化は認められませんでした。

つまり、17年程度ではFPの家の性能は何ら変わらないという事です。

壁パネルを取り付ける前の躯体を撮ってみました。

お気づきでしょうか?

プレカットによる構造の加工を行う場合、間柱の欠き込みが当たり前に行われています。

他から転用した写真です。丸印内にある溝が間柱欠きとなります。

この部分に間柱先端を嵌め込み、釘で固定します。現場の施工性を考えて彫られているようですね。

許容応力度計算で安全を確認しないと、写真のように梁が破断する!なんて記事もありますが

壁パネルを取り付ける場合は、間柱欠きも要らないんですよね。

壁パネルの耐震強度はすでに国交省で認定されていますが、

こんな所でも耐震的だったりします。凄いでしょ?

 

一連の写真は、建物外周部の梁に開けられた『座彫り』部分にウレタンを充填し、切削したところを撮ったものです。

 

壁パネルと柱脚金物との取り合い部や2階床パネルと構造金物との取り合い部なども、同じような断熱処理を行います。

この後、アルミテープによる気密・防湿施工ももちろん行います。

パネルの性能が良いからこそ、こうした細やかな施工も求められます。

細やかな施工を当たり前に行う事が出来る工務店でなければ、高性能住宅はつくれません!

次回も、そのあたりの事が書ければ・・・。

と思います。 

お楽しみに・・・。

 

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

 

コメント

お風呂に入るとき

2016年11月28日 08時00分00秒 | 健康住宅

お風呂にはいるとき

脱衣所で

ブルッ

震えを感じてしまう・・・

こんな経験ありませんか?

これは温度差がカラダに負担を与える『ヒートショック』と言われる現象です。

高齢者の方は特に注意が必要です。

死亡につながる恐れだってあるんですから・・・。

家庭内死亡事故の多くは、部屋間の温度差が原因になっています。

グラフは入浴中の死亡者数と月平均気温の関係を示したもの。

ヒートショックが引き起こす心筋梗塞・脳出血・脳梗塞によって、寒い時期の入浴中に死亡事故の多くは起きています。

室温10℃および25℃の時の、入浴中の血圧変動を示したグラフです。

両者を比べると、最高血圧の変動差に大きな違いがある事に気が付くことでしょう。

暖かいリビングから寒い脱衣所へ移動。

そして冷えたカラダで浴室に入り、熱いお湯に浸かります。

この間の血圧の上がり下がりによって、深刻な疾患につながる危険性は増大します。

入浴時のヒートショックを防ぐには、脱衣所の断熱強化が重要です。

イラストは冬、外気温が16時時点7.0℃、21時時点3.9℃の時の一定条件における試算結果です。

旧省エネ基準相当の住宅に断熱補強をしたイメージとなります。

16時時点の室温は12.5℃から14.8℃と2.3℃上昇し

夜9時に10℃まで下がっていた室温は、断熱リフォームによって14℃を保持できるようになりました。

暖房器具を併用する事で、より効果を高める事ができるでしょう。

『いい風呂の日』

11月26日に配信された、ヒートショック対策となります。

是非ご覧ください。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161126-00000912-fnn-soci

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

 

コメント

断熱材のアレコレ

2016年11月27日 11時39分35秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

おはようございます。

なんだか、冴えない空模様ですね。

日曜日で現場は動いていませんから、特に問題はないんですけど・・・。

あっ!

FPの家を作っている同志の方々は、現場見学会の真っ最中だったりしています。

せめて、ご来場される皆様の足元に差し障りのない程度の天気が続きますように!

なんて、お天道さまにお祈りをしてみました。


『FPの家 I邸』

昨日は、色々と目についた事を挙げてみました。

今日も、その続きみたいなものです。

是非、お付き合いください。

まずは、1階で使われる『FPウレタン断熱床パネル(以下、床パネル)』を撮ってみました。

国産杉でつくった枠材を周囲と真ん中に配置し、この間に硬質ウレタンフォームが充填されています。

厚さは88mm、熱伝導率/熱抵抗値は0.024W/mK/3.66㎡K/W。

その上に厚さ12mmの針葉樹合板が貼ってあり、床パネル自体の厚さはちょうど100mm。

専用工場で作られたオーダー品の為、サイズはある程度自由に決められます。

土台に38×105の枠材を留め付けたところを撮りました。

これにホウ酸系防腐防蟻剤を塗布します。

これが際土台のパネル受けとなります。

床パネルの裏及び小口にも、同様に防腐防蟻剤を塗布します。

これを際土台の側面に取り付けたパネル受けおよび土台もしくは大引きの上に敷き込み、専用のネジで留め付ければ床パネルの取付は完了です。

高い断熱性能が最大の特長ではありますが、ほかにもメリットがあります。

写真は床用発泡プラスチック系断熱材を使った住宅の床下を撮ったものです。

このタイプの断熱材は厚さを90mmと仮定すると(写真は45mm位でしょうか?)、熱伝導率/熱抵抗値は0.040W/mK/2.25㎡K/W。

その断熱力は、床パネルの61%程度しかありません。

硬質ウレタンと同様に、湿気を通さない事が自慢の製品ではありますがこのような状況ではその効果も期待できません。

根太間に施工しているようですが、断熱材自体が経年収縮で痩せてしまい、重力に逆らう事ができなくなってしまいました。

せめて、釘や専用の金物で落下防止策を採っていればと思います。

もっともそうした対策を採ったところで、痩せた断熱材と根太の隙間からの漏気や湿気の侵入は防ぐ事はできませんけど・・・。

床パネルであれば、こんな事にはなりません。

だって、土台や大引きおよびパネル受けの上に載せていますから落ちる事はあり得ません。

いつだって床材(フローリング)にしっかりと密着しています。

知っていますか?

断熱材と床材の間に隙間があると、そこに対流が発生し熱が逃げてしまいます。また結露が発生する事だってあるんですよ。

ウレタン断熱材の外側には枠材がしっかりとある為、床パネル同志の接合もしっかりと行えます。

繊維系・発泡プラスチック系を問わず、断熱材自体を躯体にしっかりと留める事は大切です。

でも、断熱材自体が軟らかすぎて中々うまくはいかないんですよね。

 

続いて、『FPウレタン断熱壁パネル(以下、壁パネル)』を撮ってみました。

上が通常使われているもの、下が防蟻・防腐処理されたものとなります。

工場で壁パネルを製作する際にホウ酸系防腐防蟻剤を塗布した枠材を使用して作っています。

1階ではこのタイプを採用しています。

 国産杉でつくった枠材を周囲と真ん中に配置し、この間に硬質ウレタンフォームが充填されています。

 厚さは105mmと120mm。今回は105mmを採用しました。

熱伝導率/熱抵抗値は0.024W/mK/4.37㎡K/W。

ちなみに、一般的なグラスウール(16k)厚さ100mmの熱伝導率/熱抵抗値は0.045W/mK/2.22㎡K/W。

断熱力は壁パネルの50%程度になります。

壁パネルの断熱性能、凄いと思いませんか?

また、写真のような『大工任せの施工不良』を防ぐ事が出来るのも特長のひとつです。

工場でオーダー製作された壁パネルを嵌め込むだけですから、施工間違いもなく安心です。

ご存知でしょうか?

繊維系断熱材は、室内側石膏ボードの内側に隙間なく連続して『気密・防湿シート』を施工しなければなりません。

そして、断熱材の外側に『透湿防水シート』を貼り、その外側に通気層を設ける必要があります。

なぜなら、断熱施工をすると『壁内結露』の発生する危険が高まるからです。

こんな写真を見たことがあると思います。

断熱材に室内の湿気を侵入させない!

もし断熱材に湿気が侵入したら、すぐに外に排出する!

その為の対策が、前述の防湿・気密シート施工であり、通気層施工という訳です。

また断熱材外側に耐力面材を貼る場合には、ダイライトやモイスのような『透湿性の高い面材』を貼るなどして、壁内に湿度が残らないための工夫をする必要があります。

合板を貼ったりすると、結露の心配が増えてしまいます。(きちんと計算をして、結露の心配があるかどうかの確認をしていれば問題ありません。)

寒冷地では当たり前に行われているこうした施工も、蒸暑地といわれる地域ではあまり行われていないように感じています。

結露による木材腐朽菌やシロアリの繁殖で、建物の耐久性が落ちなければいいんですけど・・・。

また、写真のような『筋違』に絡む施工にも間違いが多いようですよ。

ちなみに、写真の施工はNGです。

完成後、赤外線カメラを覗けばすぐにわかると思いますよ。

正しい知識を持たず、いい加減な施工を行う事で『断熱欠損』や『漏気増大』を増やしてしまいます。

筋違も工場で製作される壁パネルならば、心配ありません。

パネルの隅々まで硬質ウレタンが隙間なく行き渡りますから、断熱欠損や漏気増大なんてありません。

先日ご紹介した『FPウレタン遮断パネル』も同様です。

タルキにしっかりと釘打ちします。

もちろんパネル同志だって釘で緊結していますよ。

ですから、こんな事もあり得ません。

先程の床断熱材と同じ現象です。

見ていて残念でなりません。

今回お見せした『悪い断熱施工例』ですが、施工者はきちんと対応してくれたのでしょうか?

私見です。断熱施工の不備は、明らかに『瑕疵』だと思います。

でも残念ながら、雨漏りや床鳴りのように『瑕疵保険』の対象にはなりません。

従って施工者がいなくなってしまえば、あきらめるしかありません。

設計者を頼ってみたところで、欠陥施工による瑕疵ですから設計責任を認める事はないと思います。

こうした施工が結露を招き、結果的に構造を弱めます。

構造耐力上主要な部分であるのに、結露による場合は瑕疵保険の対象にはならないなんて

おかしいですよね。


断熱材の選定をする際には

『断熱性能だけではなく施工性や気密・防湿施工のしやすさなども重要である』

という事をご理解いただければと思います。

弊社では創業以来27年、こうした断熱施工の瑕疵は一件も発生していません。

これも『FPの家』の凄さだと思いますよ。


安い家には、何らかの理由があります。

そして高い家にも、何かしらの理由があるでしょう。

組織の大きさや展示場・営業所の多寡による維持管理費、広告宣伝費ではない部分にお金を掛けている工務店を探すのが

将来後悔しないための近道かもしれませんね・・・。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

木のアレコレ

2016年11月27日 08時40分12秒 | 木育・住育

久し振りに『木育』ネタを書きたいと思います。

少し固い話になりますが、日曜日ですからいいですよね。

時間のある方は、是非読んでみてください。


木材は鉄やアルミニウム等に比べて材料製造時の炭素放出量の少ない省エネ材料です。

木造住宅1戸当たりの材料製造時の炭素放出量は鉄骨プレハブ住宅などよりも低位であると言えます。

また、木材の乾燥重量のおよそ半分は炭素です。

森林は空気中の二酸化炭素を吸収し炭素を貯蔵していますが、木材そのものも伐採後に利用される過程で森林と同じように炭素を貯蔵してます。

木材製品・木造住宅を増やすという事は、地杞憂温暖化の抑制に繋がります。

木材は『植える→育てる→収穫する』というサイクルで、

森林が適切に循環する事により、半永久的に再生産できる優れた材料です。

また廃材から新たな製品を作ることが出来る循環可能な材料でもあります。

植える→育てる→収穫するという森林のサイクルがうまく循環すれば、国土保全・水源涵養・土砂災害の防止等の森林が持つ多様な機能の発揮に繋がります。

我が国は国土の約2/3に当たる2500万haが森林で、そのうちの約4割が人為的に造林等を行った人工林となっています。

樹種別にみると、人工林1035万haのうちスギが43%と最も多く、次いでヒノキが25%となっています。

森林蓄積は、森林の約4割を占める人工林を中心に毎年増加しており、総蓄積は約44億m3となっています。

人工林の材齢構成は、45年生以下のものが6割以上を占め、保育・間伐等の手入れが必要な状況にあります。

10年後には約6割が46年生以上の資源として利用可能な材齢となり、本格的な利用可能期を迎えます。

この事からも、今後は更なる木材の利用を推進する必要があり、持続可能性に配慮した木材を適切に利用する事で、国内森林整備に繋げたいものです。


木材の輸送にかかるエネルギー消費によるCO2排出(ウッドマイレージCO2)を抑制する観点からは、地域材を活用する事が大切です。

地域材の活用は、地球環境の観点だけではなく地域での雇用創出・地域活動の活性化等に貢献する点で大きな可能性を秘めています。

ここで環境負荷に関する試算をしてみましょう。

住宅生産時の構造別CO2の排出量は以下の通りです。

①木造・・・平均約230kg-CO2/㎡

②鉄骨造・・・平均約410kg-CO2/㎡(木造の1.8倍)

③RC造・・・平均約550kg-CO2/㎡(木造の2.4倍)

木造を建設する事でRC造に比べれば、建設時のCO2排出量を320kg-CO2/㎡も削減する事が可能という事です。

例えば、延べ床面積120㎡の住宅をRC造から木造に変更するだけで、その削減効果は38.4tにもなるそうです。

木材中の炭素固定量は、木材実質重量の1/2が炭素であり、木材の平均密度を400kg/m3とすると、200kg-C/m3となります。

これをCO2の固定量に換算すると、733kg-CO2/m3となります。

例えば木造施設の木材使用量は約0.25m3/㎡ですから、延床面積120㎡の住宅では30m3(22t)となります。

以上を合わせると60.4tのCO2固定・削減となりますが、この量をガソリンのCO2排出量に換算すると27klになります。

CO2×1tを約1600円の価値(日経・JBIC排出量取引参考気配を参照)と仮定すると、9.6万円となります。

植物としての木の寿命は、長いもので2000年以上。

私達人間の何倍も、何十倍も生きるのです。

こうして森で生きてきた木が伐られると

今度は木材としてその木が生きてきた年月と

同じくらいの時間を過ごすことができます。

「木は最初、樹木として森の中で生き、二度目は、木材として人とともに生きるのです。」

ですからも木材は『第二の森林』と云われています。

そんな樹木ですが、ある程度の材齢を過ぎるとにCO2の吸収が少なくなってしまいます。

こうした時期を迎えた樹木は、伐採し新たな樹木を植え、育てる必要があります。

植える→育てる→収穫するという森林のサイクルを繰り返す意義はここにもあります。

地域産材を有効に活用し、人工林の運営をスムース゛に行う事で、地球温暖化を防ぐ。

そして、健康や快適さを得る。

木材と人間の正しい関係、思い出していただけたでしようか。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

アレコレ書いてみました。

2016年11月26日 11時35分13秒 | 注文住宅/木工事

『FPの家 I邸』

少しづつ、現場は進んでいます。

昨日は、防蟻処理の1回目が行われました。

オレンジ色になっている部分が、ホウ酸系の防蟻剤を塗布されたところです。

塗布範囲は土台・大引・外回りの柱(土台天端から1000mmまで)となっています。

土台および大引については、土台敷きの時に裏側に防蟻剤を塗布してあるので

基礎に乗っている部分についても、塗り残しはありません。

この後、柱間に『FPウレタン断熱パネル』を充填しますから、パネルを入れる前に防蟻処理を行う必要があります。

パネル自体にはホウ酸系防蟻剤を塗布した国産杉材を使用しているので、改めて防蟻処理をする必要はありませんが

その上に耐力面材を貼る場合には、もう一度来てもらい防蟻処理をしてもらう必要があります。

こんな面倒な事をする位なら、「土台や柱をホウ酸処理したものに変えてしまえ!」なんて考える事もあるんですが

色々と越えなければならない障害があって・・・。

実現はまだまだ先のようですね・・・。

そうそう、2枚目の写真で基礎の上を這っている3本の配管は水道配管です。

オレンジ色が給湯管、青色が給水管、淡灰色がお風呂の追炊き用のペアチューブになっています。

材質はPP管(架橋ポリエチレン管)です。

従来は灰色の塩化ビニール管や紺色の硬質塩化ビニール管、茶色の耐熱塩化ビニール管などが使われていました。

それらに代わり、採用する工務店も増えているようですよ。

その特徴を調べてみると、こうなっていました。

 

(1)優れた耐食性
酸・アルカリ・耐薬品性などに優れた耐食性を示し、錆の心配がありません。



(2)優秀な耐塩素水性
水道水に含まれている塩素にも、優れた耐食性を持っています。



(3)広い使用温度範囲
耐寒性、耐熱性に優れています。



(4)スケールの付着がない
パイプの内側は、非常に平滑で摩擦抵抗が小さく、スケールが付着しにくい。



(5)優れた電気絶縁性
電気絶縁性に優れていますので、金属管のような電食の心配がありません。



(6)衛生的で安全
化学的に安定していますので、水質に影響を及ぼさない安全なパイプです。



(7)優れたパイプ強度
水道用はもちろん、給湯用として長期間利用できます。



(8)優れた耐環境劣化
プラスチック材料の欠点とされる環境応力亀裂(ESC)に対し、優れた性能を有し、長期にわたって劣化がほとんどありません。



(9)強いパイプクリープ特性
長期にわたってパイプ内に圧力をかけたまま放置した場合に起こる塑性変形量(クリープ現象)が小さく、破損しにくい材質です。



(10)軽くて柔軟、施工が簡単
材質自体が軽量、柔軟です。取り扱いやすく、パイプは尺長ですので中間接続が不要になり、施工が極めて簡単です。

どうやら、いいことづくめのようですね。

配管からの漏水を調べるために管内に水を入れ、圧力をかけてその減り具合を調べる検査があります。

その検査の際にわかりにくいという話を聞いた事はありますが、その位でしょうか・・・。

弊社でも20年近く採用していますが、取り立てて不具合は出ていません。

目立たないところでも技術革新は進んでいるようですね。

屋根の上にはアスファルトルーフィングが敷かれました。

これで、雨が降っても大丈夫!

そして軒先には、GL鋼板製の軒先キャップが取付られました。

以前はこの部分、合板のままだったんです。

その上に塗装をして仕上げていました。

何年かすると、塗装が剥げてしまいます。

大きい写真を載せてみました。

わかりますかね。

築17年のお宅です。

途中で、外部塗装を入れているそうです。

窯業系の材料と比較すると、合板部分の塗装だけが劣化しています。

放っておく訳にもいかないし、わざわざここだけを塗りにいくのも割高になるし・・・。

施工方法を切り替えて正解だったと思います。

意外と好評ですよ。

OBのお宅でも外装リフレッシュの際に、取り付ける事がある位です。

外気にせっする床の部分へのウレタンパネルの充填も始めました。

写真はビルトインガレージの天井部分を下から見たところです。

この上が2階の床になります。

しっかりと断熱処理しておかないと、床が冷たくなっちゃいますからね。

パネルを入れる前に、構造金物の為の座彫り部分に現場発泡ウレタンを充填しておきます。

これを平らに削り、そこにパネルを入れ、パネルと構造材の接合部にアルミテープを貼ります。

この上から、厚さ30mmの構造用合板を留め付ければ完成です。

思い付くままに、アレコレ書いちゃいました。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

暖房で頭かボーッとなる事ありませんか?

2016年11月26日 08時00分00秒 | 健康住宅

子ども部屋のお話です。

学習効率を高める上で、部屋の温度・湿度は重要な要素です。

昔から『頭寒足熱』という言葉があります。

エアコンなどの暖房器具で室温を上げすぎて、頭がボーッとならないように注意しましょう。

効率を高める温度があります。

気温が25℃を超えると作業効率が落ち始め、25℃から1℃上がるごとに効率は2%落ちるのだとか・・・。

人間工学的に言えば、最適温度は18~24℃、最適湿度は40~60%というところでしょうか。

人が感じる温度(体感温度)は室温そのものではありません。

周囲の壁・床・天井・窓などの温度に影響を受けるんです。

断熱性が低い家であれば、必要以上に暖房温度を高め過乾燥の原因にもなりかねません。

 

部屋の壁・床・天井・窓などの断熱性を高める事で、冬の体感温度は上がります。

断熱リフォームの前後を比較したデーターでは、体感温度が2.6℃もアップしています。

これは長袖セーター1枚分の違いに相当します。

※築38年の1階居室(6地域)での測定値に基づいた試算結果となります。

結論!

温度・湿度のコントロールが学習環境には重要です。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

柱頭・柱脚金物の取付を始めました。

2016年11月25日 15時39分00秒 | 注文住宅/耐震構造(制震・免震も含む)

昨日の雪が嘘のような、良い天気ですね。

でも、寒いですよ-。

『FPの家 I邸』

屋根の雪は、まだ融けていません。

今日の日差しで融けてくれるといいんですけど・・・。

現場では、柱頭・柱脚金物の取付を開始しました。

写真はシークホールダウン/C-HD1520という金物です。

短期基準引張耐力は23.0KN(N値は4.3以下)となっています。

こちらの写真はホールダウンコーナー10KN用という金物。

短期基準引張耐力は、中柱の場合13.5KN(N値は2.5以下)/隅柱の場合は12.4KN(N値は2.3以下)となっています。

どちらも柱頭・柱脚金物と言いますが、こうした括りの金物(接合金具)は各社各様かなりの種類が出回っています。

それぞれの耐力に応じた金物を選択し、その取付方法に従う必要があります。

上のイラストは、地震や風などの水平力が建物に加わった時のイメージです。

筋違の取り付いた柱に上向きの力・下向きの力が加わり、柱と土台・梁を引き離そうとする力が生まれます。

この時の力を

①告示(平成12建告第1460号)の仕様

②N値計算法

のいずれかを選択し、接合方法を決定しなければなりません。

その時に関わってくるのが、壁倍率です。

2倍筋違とか4倍筋違という言葉を聞いた事があると思います。

倍率が高い壁ほど、壁の長さを短くする事が出来ます。

開口部を大きく取りたい時などは、壁倍率の高い壁が欲しいですよね。

でも、上のイラストのように壁倍率の高い壁を使用するとより耐力の大きな接合金具が必要となるんです。

弊社では、許容応力度計算により柱の引き抜き力を算定、それにより接合具を決めています。

接合具はより小さく、少ない方が断熱・気密施工の際には有利となります。

この辺りの事もよくよく考えて、耐力壁の配置を決定するのが理想的なんですよね。

中々難しい事ではあるんですけど・・・。

大工さんが何気なく行っている金物の取付、じつは構造計算がからんでいたんですね。

ただ取り付ければ良いというものでもありませんし、取付方法も決められた通りにしなければなりません。

釘やビスの種類や留付本数も決まっているんですよ。

構造図や計算書の通りかどうかをチェックするのも、意外と大変です。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

 

コメント

寒さ対策、どうしていますか?

2016年11月25日 08時34分51秒 | 健康住宅

こんなアンケート結果があります。

自宅における寒さ対策と窓に関するアンケート調査

株式会社マクロミルによるインターネットによる調査です。

対象エリアは東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県

調査対象は20~60代の主婦(既婚女性)

サンプル数は520名

調査期間は2013年9月20日~9月22日

まだまだ、寒い家で我慢している方が多いようですね。

暖かい家へのリフォーム

もしくは暖かい部屋へのリフォーム

暖かい家への建て替え

お考えの方は

是非、ご一報ください。

お得な情報をお届けします。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

雪!ゆき?ユキ・・・

2016年11月24日 11時30分21秒 | 注文住宅/木工事

東京に雪が降りました。

空から落ちてくる、あの白いふわふわしたヤツです。

雪!

ゆき?

ニュアンス伝わりますかね。

えっ!

なんで?

そして

・・・。

ちなみに私の奥様もゆき〇です。

全然関係がない訳でもありません。

(ゆきには勝てないってことです・・・。)

現場付近はこんな感じでした。

結構積るかも知れませんね・・・。

『FPの家 I邸』

こんな天気にも関わらず、大工さんは仕事中です。

何故なら、朝一番でこんな荷物が搬入されるから・・・。

トラックの荷台に積んであるのは、FPの家で必ず使う必需品です。

そう、FPウレタン断熱パネル。

これを壁の中に入れる事で、耐震・耐風及び高い断熱・気密性を確保する事が出来ます。

今日搬入されたのは、3階および2階に施工する分のパネルでした。

トラックの運転手と大工×2名、私が加わって計4名で建物内に搬入しました。

それほど重い訳でもないんですが、とにかく大きいので狭い現場で振り回すのが大変です。

30~40分程度、一心不乱に汗をかきました。

既に筋肉痛です。

病み上がりにはキツイ・・・。

休み前に、野地合板の施工を終わらせておいて正解でしたね。

野地合板の上は既に雪で真っ白でした。

写真は屋根を下から見たところ。

屋根パネルと屋根タルキが見えると思います。

今日の作業は進みそうもありません。

大工さんにも、早々にあがってもらう事になりそうです。


『雪』と言えば・・・。

FPの家の断熱性能を説明する際に、必ず話す小ネタがあります。

こんな写真を見せるんです。

この写真、東京都東村山市の定期借地権付分譲住宅地の、ある雪の日のものです。

手前左側のツートン外観の家のみ『大手ハウスメーカーの高断熱住宅(省エネ等級4の家)』となっています。

そして、残りの5件(寄棟、茶系の外観)は全てFPの家なんです。

もちろん、弊社の建物ではありません。でも断熱性能はほぼ同じです。

ご入居された後の写真なんだそうです。

まず、この写真を見てもらいます。

「この写真を見て、何かお気づきの事ありませんか?」

と聞いてみると、大概の人は

「屋根の雪!」

と答えてくれます。

正解です。

後者の屋根は雪で真っ白です。

でも前者の屋根は四角く雪が融けていますよね。

何故かわかりますか?

そう、室内の暖かさが屋根に伝わっているんです。

ですから部屋の形に雪が融けていて、軒の部分の雪は融けていません。

では、FPの家の屋根には何故雪が積もっているのでしょうか?

そうです。

室内の暖かさが屋根に伝わっていないからなんです。


上のイラストは平成25年省エネ基準相当の家(6地域)の夏冬それぞれの熱の出入りを示したものになります。

ちょうど、このイラストの左側が雪の融けた屋根の家と同じになります。

屋根から逃げる5%の熱で、雪が融けてしまったんですね。

反対に、FPの家はこの家と比べると屋根から逃げる熱が少ないから、雪が融けないという事になります。

夏もまた然りです。

70~80℃にまでなるという屋根の熱さを室内に伝えないという性能は、確実に快適さと省エネ・省CO2を実現してくれます。

こんな説明を、この写真の無い状況で行おうとすれば、ほとんどの方はピンと来ないかもしれません。

ですから、日頃から雪に感謝しなければならない。

そうは思うのですが、実際に雪が降ると・・・。

屋根上の雪は、中々融けません。

いつまでも軒先から雨だれとなって足場に落下します。

落下した雨粒は足場板に跳ね返り、建物内を濡らします。

外部の作業性にだって影響します。

やはり、雪は降らない方がいいですよね。

風情があっていいとも思うんですけど・・・。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

冬場のキッチンでの水仕事・・・

2016年11月24日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

冬場のキッチンでの水仕事

足元が冷えてつらい・・・

こんな経験、ありませんか?

それは窓などから冷気が侵入するのが原因です。

暖かい空気は上へ

冷たい空気は下へ

これによって、足元が冷えてしまうのです。

足元が冷える理由は、空気の流れです。

暖房による暖かい空気は

窓辺で冷やされ

足元にたまってしまいます。

写真は、断熱性能の低い窓によって冷やされた空気が床の温度を下げている様子を写した赤外線画像です。

これを『コールドドラフト現象』と言いますが

窓の断熱性能を高め

冷気の侵入を防ぐことが重要です。

窓の性能を高める事で、床の温度が低くなっていない事がわかります。

上下の温度差が3℃以内の場合による、不快感の割合を示すデーターです。

室温が高い部屋でも、室内の上下の温度差があると、快適に感じられない場合があります。

逆に上下の温度差が3℃以内であれば、90%以上の人が快適でると感じるようです。

上イラストは、築38年・6地域・1階居室における測定値に基づいて試算された結果です。

エアコン設定25.0℃、外気温4.7℃の場合の

リフォーム前の床温度は16.5℃。

リフォーム後の床温度は21.0℃となっています。

まずは、リフォームコールドドラフトの原因である窓の断熱性能を高めましょう。

既存窓の内側に、断熱内窓やハニカムスクリーンを取り付ける事で簡単に改善する事が出来ます。

そしてまどの性能向上を行う際には、壁・床・天井の断熱リフォームを行いましょう。

室内温度の上下差を3℃以内に改善する事が出来れば

暖かさが足元まで行き届き

快適性がアップします。


ちなみに

弊社が建てる『FPの家』の室内温度の上下差は

2℃以内

家中全ての温度差も2℃以内です。

エアコンをつけていないトイレ・洗面所・浴室や玄関・階段・廊下、押入れの中まで・・・。

快適な室内を省エネ・省CO2に実現する事が可能です。

表面結露・内部結露ともにおこりにくくなりますから、建物の耐久性を損ねる事もありません。

アトピーやアレルギーの元になるカビ・ダニの繁殖を防ぐ事も可能です。

お時間がある方は、

12月18日、10時~16時30分に開催される

FPの家/H邸

完成現場見学会にご参加ください。

詳細は、弊社HPをご確認ください。

ご来場、お待ちしています。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

こんな本、見つけました。

2016年11月23日 06時22分45秒 | 休日・プライベート

おはようございます。

今日は勤労感謝の日ですね。

いつも精一杯働いている皆様、お疲れ様です。

ご家族・ご友人・親御様等々・・・。

ご自分にたいしても、その労をねぎらい感謝し、明日からのお勤めに精進出来るよう、今日一日だけでもゆっくりと心身をいたわってあげましょう。

勤労感謝の日を調べてみると、こうあります。

1948年に制定された国民の祝日の一つ。

その年の新穀を天地の神に供え,天皇みずからも食する儀式の旧新嘗祭 (にいなめさい) を改めたもの。

呼称はアメリカの感謝祭 Thanksgiving Dayにならったものといわれる。

また、新嘗祭を調べてみると

日本では、古くから五穀の収穫を祝う風習があった。

その年の収穫物は国家としてもそれからの一年を養う大切な蓄えとなることから、大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられている。

 

一時中断されたが、元禄時代の東山天皇の在位中に復活した。

もともとは旧暦11月の二の卯の日(卯の日が2回しかない場合は下卯、3回ある場合は中卯とも呼ばれる。旧暦11月13日~11月24日のいずれかが該当する)に行われていたが、1873年(明治6年)の太陽暦採用に際して新暦11月23日とされた。

これは、同年11月の二の卯の日が11月23日だったことによる。

1908年(明治41年)9月19日制定の「皇室祭祀令」では大祭に指定。

同法は1947年(昭和22年)5月2日に廃止されたが、以降も宮中では従来通りの新嘗祭が行われ、最も重要な祭祀としている。

神嘗祭と同様に神宮(伊勢神宮)には勅使が遣わされる。

 

また、「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」および「休日ニ関スル件」により、1873年(明治6年)から1947年(昭和22年)まで同名の祝祭日(休日)であった。

以降も「国民の祝日に関する法律」により、勤労感謝の日と改称されて国民の祝日となっている。

なお、固定日の休日では最も長く続いており、11月23日は日本国民に最も定着している休日でもある。

 

現代では稀であるが、新嘗祭まで新米を口にしない風習も残っている。

 

2013年(平成25年)12月23日、今上天皇が傘寿(80歳)の誕生日を迎えたのを記念し、宮内庁によって、初めて新嘗祭の様子が映像として公開された。

 

 とあります。

こんな日ですから、弊社ももちろんお休みをいただいています。(元々水曜日ですしね・・・。)

という事で

今回は、今読んでいる本をご紹介します。

楽しく分かる!

木構造入門

佐藤実 著

株式会社エクスナレッジ 刊

木構造の実践的内容を豊富なイラストで分かりやすく解説しています。

木構造といえば、なんだか難しいイメージがありますが、それを理解せずに設計および施工をする事は出来ません。

それなのに、木構造は他人にお任せ!

なんて風潮が蔓延し、構造に関して無責任な建物も増え続けています。

これらに関する現状と問題点、あるべき姿を明確にし、問い続ける本書は

木造住宅に関わる全ての人々が、まず初めに手に取るべき一冊かも知れません。

この本を読んだのち、それぞれのもっと専門的な本を読む事をお勧めします。

建築に明るくない人も、あんがい簡単に理解できる内容だと思います。

東日本大震災以降、熊本そして鳥取と悲惨な結果は相変わらず続いています。

そして地震も続いています。

いずれ来るであろう、直下型大震災にそなえ

ご家族の生命・財産を災害から守るだけでなく、倒壊して道を塞ぎ、救命活動の妨げになるような事態を避けるためにも

もう一度

木造住宅における

構造の重要性および構造計算(許容応力度計算)における安全の確認について

認識を改める必要があります。

この本を読んでいると、弊社が当たり前にやっている事ができずに

誤った設計・施工をしているケースがたくさん出てきます。

またこうした設計・施工がいかに危険なものであるかの丁寧な説明と、危険を回避するための方策も書かれています。

ハウツー本としても利用できる一冊ですよね。

難しい木構造をお施主様に説明するのは本来、設計者の役割です。

単語の説明から始まり、力の伝わり方や部材の選定理由等々・・・。

お施主様の求める耐震性能を満たすために必要な構造をいかに理解・納得していただけるか。

外皮性能と同じで、少なからずコストを跳ね上げる方向になるでしょう。

前者は快適性と健康・省エネ・省CO2を実現する為に多大な費用が必要とされます。

もちろん耐朽性にも影響があるため、耐久性にも影響するんですけど・・・。

かたや安全性と耐久性のためには、構造材・構造金物の費用増大と構造計算費用の発生というコストUPを生みます。

どちらも、お施主様からのコストダウン要求の際には真っ先に削られてしまう傾向にあります。

詳しく説明しなければわからない・・・。

そもそも設計者・施工者自体が、事の重大性にきがついていない、わかっていない・・・。

安くなった分、寒くなりますよ。健康を害しますよ。環境に悪い影響を及ぼしますよ。長持ちしない家になりますよ。

地震や台風などの災害に弱くなりますよ。

なんて説明はしてくれません。

わかっているのに・・・。

もしくは、わかっていないから・・・。

いずれにしても、そんなレベルの設計者・施工者と家づくりをするのはまっぴらごめんです。

みなさん自身が、この本を読んでください。

そして

家づくりを一緒に行う設計者・施工者に

わかりにくい部分を聞いてみましょう。

すぐに答えが返って来なくても、きちんとした解答を待ち、安全を確認してから次のステップに進むべきだと思います。

昨今の悲しい現実を見ている限り、ここまでやらないと

本当に安全な家は建てられないかもしれません・・・。

ベタ基礎だから安全です。

檜の柱を使っています。

耐震等級3です。

なんて言葉で安心しないでください。

それらを満足していても、地震で壊れた家はたくさんあります。

ましてや

真面目に取り組んでいますからとか、実績があります・・・。

構造も外皮性能も、イメージではなく数値による根拠を求めましょう。

設計者・施工者の有名・無名や企業の大小は関係ありません。

根拠を明確に出来ない相手には、明確に根拠の提示を求めるべきだと思います。

だんだん堅い話になってしまいました。

純粋に読み物として面白い本だと思います。

本屋さんで見かけたら、手に取っていただき、パラパラと中をごらんください。

後悔しない一冊だと思います。

  http://www.assetfor.co.jp

  posted by Hoppy Red 

  住所:東京都練馬区北町2-13-11

  電話:03-3550-1311 

  東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

FP遮断パネル施工中です。

2016年11月22日 16時27分18秒 | FP工法/屋根・壁・床断熱材・断熱サッシ

天気予報が外れました。

予想に反して、板橋・練馬は良い天気です。

写真は現場近くの民家の庭にある、ミカンの木です。

黄色い実が青空に映えていました。

『FPの家 I邸』

無事上棟を終え、構造金物の取付及び屋根下地を施工しています。

写真は梁の仕口部分に取り付ける羽子板ボルトと言われる金物です。

大引きを支える鋼製束の取付も終わっています。

小屋束とモヤを留めるカスガイ

梁の継手を補強する短冊金物等の金物も取り付けました。

斜線をクリアする為にモヤ下がりがたくさんあります。

そのせいか、いつもよりも梁の組み方が複雑になり金物の取付箇所も非常に多い気がします。

金物の取付に関しては、少し苦労しそうですね・・・。

写真は桁の上端に加工された『タルキ削り』と『タルキ彫り』です。

屋根パネルが当たる面全体を削るのがタルキ削りであり、屋根タルキが乗る部分を予め削っておくのがタルキ彫りです。

どちらか一方の加工をするのが一般的のようですね。

でも弊社では、タルキ削りを行った上でタルキ彫りをさらに行っています。

ここに屋根タルキを乗せ、先端にマークされた線をタルキ削りラインに合わせます。

このまま屋根タルキを釘で仮固定すれば、屋根タルキの位置決めは完了します。

後はタルキ留め金物を取り付けるだけです。

写真は『ラフターロック』と呼ばれる特殊な金物。

屋根構面の水平剛性を高めたい場合に採用しています。

プレカットタルキを採用しているので、タルキ彫りがしてあると簡単に施工することが出来るんです。

屋根タルキの取付が完了しました。

写真は隅木部分です。

寄棟屋根の場合は、切妻屋根に比べて施工に時間がかかります。

タルキを組むのも大変ですし、屋根パネルを入れるのにも時間がかかってしまいます。

大工さんにとっては切妻もしくは片流れ屋根が良いようですね・・・。

 

写真は足場に登って撮影した、養生ネットと隣家出窓の様子です。

空き寸法は10cmもありません!

くれぐれも注意してくださいね。大工さん。


いよいよ屋根タルキの間に、屋根パネルを入れていきます。

薄い緑がかった銀色と言えばいいのでしょうか?

これが屋根パネルです。

正式名称は『FP遮断パネル(以下、屋根パネル)』といいます。

厚さ105mm×巾415mmの木製枠付硬質ウレタンフォームパネル遮熱二重通気層35mmが設けてあります

長さは最長2850mm位までオーダーする事ができます。

これをタルキ間に嵌め込み、タルキに釘で留めつけます。

留めつけた直後の様子です。

なんだか、よくわからないですよね。

イラストの緑色の部分が遮熱材です。

タルキ上端に留めつけられるように耳がでていて、写真はこの耳がなんとなく立上っている状態なんです。

この耳を写真のように、タルキにタッカーで留めつけます。

タッカーとは大きなホッチキスのようなもの、ハンマーのように振り上げて先端を留めたいものに当てると針で留める事が出来ます。

断熱材表面に張られた遮熱材の耳をタルキに掛ける事で、野地合板(屋根材の下にある合板)とウレタンパネルの間にアルミクラフト紙で出来た通気層が2層できます。

この2層の通気層が熱せられた屋根材や野地合板の発する熱線を反射し、暖められた空気を排気する働きをします。

優れた断熱性能と輻射性能、屋根パネル最大の特徴です。

きれいに留め終わりました。

この上に野地板を張ります。

写真は針葉樹合板を仮置きしたところです。

この後、規定の長さのN釘を一定間隔で留めつけます。

野地合板を張り始めたところを撮りました。

野地合板と通気層が確認できると思います。

軒先から見ると、こんな感じです。

暗くてよくわかりませんね。

棟の部分を撮ってみました。

屋根パネル同志がかち合っているのがお分かりでしょうか。

 

この部分には、現場発泡ウレタンをたっぷりと充填します。

あまりたくさん充填して、通気層を塞がないようにするのがポイントです。


公共機関の試験によれば、外気温が31.5℃の夏の屋根の表面温度は70℃を超えるそうです。

これではせっかく屋根の下にロフトを作っても、暑くて上がれたもんじゃないですよね。

でも、FP遮断パネルを採用すれば話は別です。

70℃まで上昇した屋根の表面温度を、断熱材手前で約31℃まで下げる事が可能です。

これなら、ロフトや小屋裏収納等デッドスペースを活用したり、勾配天井をつくって開放的な空間を楽しむ事も出来るでしょう。

厚さ105mmの硬質ウレタンフォームの断熱性能を、一般的な断熱材であるグラスウール(16k)に換算すると約197mmに当たります。

夏は遮熱通気層が、冬は高性能ウレタンフォームの高い断熱性能が、室内の温熱環境を快適に保ってくれる。

これが特許取得した『FP遮断パネル』の実力です。

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

 

コメント

チェックしてください。

2016年11月22日 08時00分00秒 | メンテナンス

いまのお住まいで

こんな経験はありませんか?

もし、あるとすれば・・・

お部屋の断熱性に問題があるかも知れません。


お住まいの築年数をチェックすれば

原因もわかります!

目安として

20年以上前に建てられた家にお住いの方は

断熱性が低いことが

その原因になっています。

カンタンな断熱リフォームで

新築並みの快適な家に改善することが可能です。

リクシル

PATTO

リフォーム

簡単

早い

明朗

特長


玄関ドア

断熱内窓

交換

快適すまい

実現します。

 

http://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

コメント

東武練馬/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)