練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

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カネピタ!

2019年01月08日 16時27分10秒 | 注文住宅/地盤調査・地盤改良・基礎工事

今日の練馬・板橋は風もなく穏やかで暖かいですよ。

車に乗っていると暑い位でした。

『FPの家 S邸』

基礎工事に先立ち、遣り方を行いました。

遣り方とは、基礎工事に先立ち建物の位置や基礎の高さを示すための仮設物。

基礎の外側に打った杭に、水平に板を取り付け、板と板の間に水糸を張ります。

その水糸が、 基礎(建物)の中心線になる訳です。

仮設物という位ですから、基礎工事が終わったら取り除いちゃうんですよね。

朝から、基礎業者と大工そして私の5人で行いました。

まずは、建物の周りに貫板と杭を配りました。

基礎の外側60cmくらいに貫板を並べ、継手部分は20cm程度の重ねを設けるように配置します。

継手部分と、その間に杭を配置。

四隅の杭に水糸を張り、水糸の外側に杭を打ち込んでいきます。

杭を打ち込んだら、建物中央にオートレベルを据え付けます。

中央の装置から常に赤い光が水平に放射される便利な装置です。

まず押さえるのが、仮BMの高さです。

今回の場合はココ!

前面道路にあるマンホールの蓋の中央です。

ここにバカ棒を立て、受光器を取付けて準備完了です。

これが受光器です。

オートレベルから放射される光を受けて、反応するようになっています。

装置中央に上向きの矢印が見えるでしょうか?

オートレベルからの光が、もう少し上である事を矢印と音で示してくれるんです。

少しづつ上に受光器を上げていくと、ピーッという音と共に水平線が現れます。

この時、装置右側の黒いホルダーの上端がオートレベルの光の高さと同じになっています。

ここに線を引き、さらに25cm上に線を引きます。

この線にホルダー上端を合わせて留めれば、バカ棒下端が設計GLになる仕組みです。

今回はGLから60cmの高さに水平貫の上端を合わせたいので、ここから60cm下がった所に取付けました。

杭に受光器を当て、バカ棒下端のレベルを標していきます。

この印に合わせて水平貫を取付ければ、貫の天端は設計GL+600になるんです。

貫の取付完了です。

続いて、建物の矩(カネ)を出します。

矩とは直角の事。

水平貫がきちんとした四角形になっていれば、四隅は直角になっている筈ですよね。

でも、実際には直角になっていない事が多いんです。

そこで、カネピタという器具を使います。

まず、対向する水平貫に2点を標します。

そこに釘を打ち付けておきます。

ここにカネピタのテープ先端をそれぞれ引っ掛け、テープを延ばします。

先端の真ん中にある刻みの位置を水平貫に標します。

カネピタは、先端から2本のテープを同じ長さだけ出るようになっています。

だから、先端と2枚のテープで出来た三角形は常に2等辺三角形になります。

釘の位置はそのままに対向する水平貫にカネピタの先端を当て、図の仮墨①②を押さえます。

図の仮墨①②を結べば、釘を結んだ線と仮墨①②を結んだ線は直角になっている事になります。

この4点を基準にして建物の四隅を決めれば、建物の矩を確保できる訳です。

四辺の水平貫に四隅の墨を標し、そこに釘を打ち、水糸を通せばその交点が建物中心線になります。

念の為、交点から交点の対角長さを当たってみました。

2つの対角線の長さが異なっていれば、建物の矩は取れていないことになります。

問題無し!

ちゃんと矩が取れていました。

四隅のポイントから寸法を追って、基礎図面の通りに墨を出し、水平貫に落としていきます。

最後に、基礎の巾を落として完了です。

写真中央の線が基礎の中心線、その左右が基礎巾となります。

弊社の基礎巾は180mmですから、中心線からそれぞれ90mmの位置に線が引かれています。

遣り方完了です。

この後道路清掃を行い、作業を終えました。

みなさん、お疲れさまでした。

posted by Asset Red

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