練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

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快適を探る

2018年07月06日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

昨日は、PMVを使って窓開けの効果を書いてみました。

今日は、快適さを測る指標について書いてみようと思います。

まずは、快適の6要素についてから・・・。

人間の体温調節に影響を与える要素を『温熱環境要素』と呼ぶそうです。

参考までに、私の周りの値も書き添えておきます。

空気温度/26.1℃

湿度/62.7%

気流/0m/S

放射(輻射)/26.1℃

以上4つの環境側要素と

在室者の

着衣量/0.9clo

活動量(代謝量)/1.1Met

以上2つの人間側要素があり、これらは温熱快適性の6要素と呼ばれています。

さて、指標の話です。

一番耳にする指標と言えば『体感温度』かもしれません。

体感温度とは、人間が肌で感じる温度を『リンケの式』で数値化したもの。

気温

風速

の2要素だけで判定します。

リンケ曰く『風速が1m/S大きくなれば、体感温度が1℃下がる。』との事。

でも微風ではそうなりません。

リンケの体感温度式は以下の通りです。

L=気温(℃)-4×√風速(m/S)

気温26.1℃、風速0m/Sだと体感温度は26.1℃となります。


逆に最近あまり耳にしなくなったのは、不快指数かもしれません。

夏の蒸し暑さを表す指標として、1957年アメリカで考案されたそうです。

不快度を指数で示しますが、年齢・人種・性別・季節差・慣れなどにより差異が発生します。

よって、アメリカと日本でも不快指数とその感じ方は違うようです。

不快指数(DI)が70以上であれば、アメリカ人は一部の人が不快と感じますが日本人は感じません。

75以上だと、半数が不快/やや暑いとなり

80以上だと、全員不快/暑くて汗が出る

85以上だと、暑くてたまらないとなるようです。

ギリギリDI=75以内ですから、問題無し。


そして、昨日使った指標がPMVです。

暑い時に発汗して体温を下げる。

寒い時には震えて熱をつくり、手足の血管を収縮させて放熱を防ぐ。

こうしたメカニズムを有するのが人体です。

暑くも寒くもない時は、体温調節のストレスから逃れ、脈拍・血圧ともに安定し、快適な健康状態となります。

この状態を『中立』と表現し、温冷感を7段階の尺度で示したのがPMV(予測平均温冷感申告)です。

中立な状態でも、100%の人が満足する訳ではありません。

これを示すのがPPD(予測不快者率)とPMVの関係を示したグラフです。

PMVがゼロでも5%の人が不満をもつと予想され、国際標準化機構(ISO)ではPMV±0.5以内(不快者率10%以下)となる温熱環境を推奨しています。

計算してみました。

PMV:0.96

PPD:25%

やや涼しいというところでしょうか。

そして最後はSET*(新標準有効温度)という指標です。

相対湿度50%

風速0.1m/S

軽装(0.6clo)

軽作業(1.0Met)

の環境に換算することで、異なる条件での快適性を比較できます。

上記の標準環境での快適な温度範囲は22.2~25.6℃。

満足度が80%以上の範囲となります。

下グラフによれば、冬服(1.0clo)にすれば、19.5~23℃になるようです。

また風速が大きくなれば、快適温度の範囲は高まります。

同様に、湿度が下がれば快適温度の範囲は高まります。

この指標が示す快適温度、私には夏は寒すぎ、冬は暑過ぎるように感じます。

計算してみました。

29.3℃

えっ!4℃以上高い?

不快指数のように、人それぞれということなんでしょうか?

私には少し肌寒く感じます。


南雄三のパッシブ講座/通風トレーニング

南雄三 著

建築技術 刊

より一部を抜粋させていただきました。

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