練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

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床下点検口

2019年02月12日 14時34分01秒 | メンテナンス

今日の練馬・板橋は快晴です。

気温も高く、最高気温は10℃を超えるとの事。

三寒四温とは良く言ったもんですね。

寒くなったり暖かくなったり。

段々と春が近づいて来るんでしょうね。

そう言えば、先日桜前線の話を聞きました。

3月19日くらいから熊本当たりで咲き始めるようですよ。

東京では3月23日くらいなんだとか・・・。

春が待ち遠しい限りです。

『FPの家 T邸』

木工事が少しづつ進んでいます。

今回は床下点検口の話を書きたいと思います。

弊社のように『床断熱』を行う会社にとって、床下点検口は重要なアイテムです。

床断熱とはイラストのように床下に断熱施工を行い、床下を断熱境界の外側とする施工方法です。

また、近頃良く耳にする『基礎断熱』はイラストのように基礎の内外に断熱施工を行います。

基礎の立上りおよび耐圧盤が断熱・気密境界となる為、床下は室内と同様の扱いになります。

気密パッキン等を用い、外気を床下に導入しない基礎断熱と異なり、床断熱の場合の床下は外部となる訳ですから、床下換気口や基礎パッキンを使って換気・通風を行う必要があります。

基礎断熱・床断熱を問わず、床下には水道配管等のライフラインを配置することが多いですよね。

当然、定期的なメンテナンスが必要となります。

この時に必要になるのが『床下点検口』です。

ここを開けて床下に進入することが出来ます。

そして床下の配管の具合を確認することが可能。

場合によってはシロアリや木材腐朽菌の被害状況の確認をする事も出来ます。

必要であれば、修理や木材劣化対策を施すことも可能です。

でもこの床下点検口、基礎断熱と床断熱では必要とされる性能が大きく異なるんです。

前者の場合は、室内ドアと同様に開閉できれば問題ありません。

隙間があって、そこから空気や熱の出入りがあっても構わないんです。

だって室内同志ですから。

でも後者の場合は問題となります。

サッシや玄関ドアと同じく、外と中を仕切ることになりますから、それなりの気密性・断熱性が求められるんです。

隙間があれば床下の冷たい隙間風が入って来るし、断熱性能が低ければ熱が逃げちゃいますよね。

ちなみに弊社が標準的に採用している点検口は、写真のような製品です。

熱貫流率は0.34W/㎡・K以下となっています。

一般的な断熱玄関ドアの熱貫流率は2.33W/㎡・K以下ですから、それよりは随分と高性能になっています。

玄関ドアで言えばドアに相当するのが外蓋&中蓋です。

2重構造になっているんですから、当然断熱・気密性能は期待できます。

サッシのフレームに相当するのが断熱枠です。

EPS製ですから、これも問題ありません。

但し構造的に弱いですから、木枠でしっかりと補強する必要があります。

ちなみにU値2.33W/㎡・K以下の玄関ドアの断熱性能は、厚さ約21mmのグラスウール16K壁に相当します。

薄いですよね?

そしてこの床下点検口のU値は0.34W/㎡・K以下、約145mmのグラスウール16K壁に相当するんす。

中々でしょ?

これが、実際の断熱枠と中蓋の写真です。

EPS製の断熱枠を床開口に入れ、木枠にしっかりと固定。

気密処理を徹底的に行います。

その上に化粧枠を取付けて、点検口枠の施工は完了です。

枠自身も樹脂製なので、熱橋になる事はありません。

色もアイボリー・ナチュラル・ミディアム・ブラウンの4色を選ぶことができます。

無垢のフローリング

クツションフロアー等、床仕上げも様々です。

今回設置したのは、物入の床でした。

床は無垢の桐板仕上げです。

扉の仕上げも桐板で仕上げます。

それほど目立つことはありません。

できれば、見えないところに設置したいですけど・・・。

床下点検口から床下に進入すれば、大抵のところを確認することが可能です。

でも確認出来ないところもあります。

浴室と玄関土間です。

この部分は基礎断熱になっちゃうんですよね。

弊社では、2つのイラストとは異なり、玄関土間と立上り部分の両方に断熱施工を行っています。

こんな感じです。

玄関土間の場合は配管等が通っていません。

だから点検できなくたって大丈夫なんです。

でも、浴室の場合は色々な配管がありますよね。

何かあれば壊すしかありません。

でもユニットバスならば安心です。

基礎断熱部分とはいえ、ユニットバスであれば床下があります。

ここに進入する為の点検口を用意しておけば、対応可能です。

イラストでは、着脱可能な断熱材とあります。

着脱可能って、テープで貼るくらいしか思い当たりません。

そんなの何年もすれば剥がれちゃいますよね。

剥がれていなくても、隙間が空けば同じです。

だから弊社では、こんな点検口を使っています。

(ちなみにFPの家 T邸は2階浴室の為、浴室点検口そのものが不要なんですが・・・)

EPS製の点検口です。

開閉用ロックを開けると、断熱蓋が開いて中に進入することが出来る仕組みになっています。

写真で見ると、こんな感じです。

点検口の向こう側が浴室になります。

現場では、この後断熱施工が行われる筈です。

ちなみにU値は0.53W/㎡・K以下ですから、問題ありません。

でも床下を動き回るのって大変なんです。

ひたすら匍匐前進するしかありません。

暗いし・・・。

北海道の建物のように、もっと基礎高さがあれば点検しやすいのに・・・。

posted by Asset Red

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