練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

この位の部品なら・・・

2020年01月20日 10時43分29秒 | メンテナンス

SOSの電話を戴きました。

築19年を迎える弊社OB様からです。

マルチエアコンの室内機が動かなくなったらしい・・・。

早速いつもお願いしている職人さんに連絡を取り、現場確認に行ってもらいました。

マルチエアコンとは、1台の室外機で複数台の室内機を稼働することのできるエアコンです。

狭小地に建てるケースが多い弊社では、以前に積極的に採用していました。

でも色々と問題があるんですよね・・・。

ちなみにこちらのお宅の場合は、1台の室外機で、1~3階居室に計6台を賄っています。

室内機1台当たりの容量は小さくて、1.2~1.6kW。

当時は、省エネと謳われていました。

問題の室内機は、3階居室に設置されています。

調べてみると、送風用のファンが原因らしい・・・。

でも10年以上前に製造中止となっているため、部品交換は出来ません。

転用の効きそうな部品くらい、無いのかな?

いつも思うんですよね。

メーカーにも聞いています。

でも、応えはいつも同じです。

「新しいエアコンに交換してください。」

確かに19年も頑張ったんだから、そろそろ交換してもいいと思います。

でも、足場を掛けなければ作業は出来ません。

余計な出費ですよね。

裏技を使うことにしました。

大きな室外機です。

6台分だから仕方ありません、これ1台で6台分の冷媒を運んでくれるんですから。

でも、修理の時には都合が悪いんです。

配管をいじるために冷媒を抜くと、全ての室内機が動かなくなってしまいます。

寒くはないと思いますが・・・。

「そろそろ、ゲージが無くなっちゃうよ。」

作業を始めると、世間話の間に職人が言いました。

あっ、そうか・・・。

以前のエアコンで使われていた冷媒は、もう使われていません。

チャージ用の冷媒ガスの需要同様、チャージの際に使うゲージの需要も減っているらしい・・・。

今使っているゲージが壊れたら、もう買えないかも知れない?

心配なんだそうです。

でも、まだまだ以前の冷媒ガスをチャージする事はある筈です。

ゲージだって、買えるでしょう。

そう言って、話題を変えました。

問題の室外機です。

確かにウンともスンとも言いません。

でも直さなければなりません。

幸い1台だけ、使っていない室内機がありました。

そもそも、100㎡の3階建てに6台のエアコンって多過ぎるんです。

でも当時は、各室の温度管理をこまめに行えるようにしていました。

今なら、多くても3台です。

建物の外皮性能を考えれば、1台でも可能・・・。

時代を感じます。

念のためスイッチを入れてみました。

おっ、充分使えそうです。

これを外して、交換する事にしました。

1・3階天井に設置されて天井点検口です。

これを開けてみると、写真のような分岐装置が入っています。

室外機から1本の冷媒管が延び、これに接続。

その後、各室内機に分配されます。

1・2階で1系統、3階で1系統になっていました。

問題の室内機と交換することにした室内機が同じ系統であれば、他の系統は修理中も運転出来たのに・・・。

そう思いましたが、さすがにソレは無いですよね?

仕方ありません。

でも半日くらいエアコンを切っていても、寒くなることはありません。

そこが高性能住宅のメリットだと思います。

さあ、作業開始です。

一旦、ガスを抜きます。

そして室内機×2台を外して、それぞれの取付位置を交換します。

ガスをチャージして、再稼働。

これで修理は終わる筈。

当然メーカーは、こんな修理方法を推奨しません。

何かあっても、工務店の責任で処理してくださいと言います。

言いたいことは分かるけど・・・。

修理できるのであれば、直して使いたいですよね?

でも、既に19年使っているエアコンです。

いつ壊れるかわかりません。

「修理の日が近いことを理解してください。」

「すぐに壊れてしまうかも知れません・・・。」

その時は、もっと大がかりな工事になるんですよね・・・。

お客様もそうですが、施工する側も覚悟しておく必要があるようです。

 

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二酸化炭素の濃度

2020年01月20日 08時00分00秒 | 健康住宅

ようやく手元に届きました。

えっ、何がって?

新しい計測器が届いたんです。

データーロガーです。

温度・湿度・二酸化炭素濃度、そして騒音も測れます。

これを設置しておけば、いつでもスマホで確認する事が出来ます。

しかも離れた場所で・・・。

湿度を適度に保つために、換気風量を落とす事があります。

でも、大丈夫なの?

二酸化炭素濃度が心配になります。

湿度はちょうどよくなったけど、二酸化炭素濃度が上がってしまい健康を害したらダメですよね。

たとえば大勢の人が集まる場所に長時間いると、空気がもわっとして頭がぼーっとしてくることがあります。

そんなときには「換気、換気!」といって窓を開けることがありますよね。

あるいは外に出て冷たい風にあたりながら、大きく深呼吸したり・・・。

外の「おいしい空気」と室内の「息苦しい空気」の違いは、二酸化炭素(以下、CO2)濃度の違いです。

人は新鮮な空気(酸素)を体の隅々まで送り込むことで、エネルギーをつくり活力を得ています。

そのため、酸素が減りCO2が増えた室内にいると、だるくなったり、疲労感が増したりする訳です。

具体的には、室内のCO2濃度が3000ppmを超えると、目まいや頭痛など健康に被害をおよぼすといわれています。

なお屋外のCO2濃度は、およそ300〜450ppmです。

ちなみに法律(建築物衛生法)では、居室のCO2濃度を1000ppm以下にすることを定めています。

ずっと幸せに暮らすための住まいの教科書

からだにいい家のつくり方

エクスナレッジ 刊

FPの家グループ工務店 著

より、一部を抜粋してご紹介しました。

CO2濃度なんて、普段意識しないですよね。

どの位なんだろう?

試しに事務所のCO2濃度を測定してみました。

スマホにデーターが5分おきに届きます。

ふーん、こんな感じなんだ・・・。

多少の前後はありますが、概ね400ppm程度を推移しています。

換気扇は動いていません。

外と変わらないんですね、清浄というところでしょうか。

人が少ないからなのかな?

問題無さそうですね。

良かった・・・。

便利な世の中になったものです。

 

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