練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

お打ち合わせ、設計、建築中現場、見学会のことなどアセットフォーの注文住宅家造りの日々を皆様にお伝えいたします。

出窓から漏水が・・・。

2019年10月21日 15時54分07秒 | メンテナンス

練馬・板橋の天気は下り坂。

夜には雨になるようですね。

台風20号と21号も仲良く北上を続けているというし・・・。

天気予報から目が離せません。

今日は、築21年の弊社OB宅を訪ねてきました。

先日の台風時に出窓から漏水があったそうです。

お話を伺ってみると、5年ほど前に外壁のメンテナンスを行ったようです。

残念ながら、弊社に声は掛かりませんでした。

築21年で雨洩り・・・。

嫌な予感がします。

当時採用していた透湿防水シートって、耐久性がそれほど高くないようなんです。

数年前に同じシートを採用していた現場でも、同じような雨洩りがありました。

その時の写真です。

サイディングを剥がしてみると、防水シートが明らかに劣化していたんです。

まるでガーゼのように、なっていました。

一般的には、雨水の侵入は透湿防水シートで防ぐ事になっています。

そのシートが劣化してしまえば、雨水の侵入を防げません。

ちなみに透湿防水シートの防水性は、10年間保証です。

逆を言えば、11年目以降はいつ雨洩りが起きても不思議が無い事になります。

この事実を知って以来、弊社では20年保証の透湿防水シートを採用する事にしました。

それが『タイベックシルバー』です。

箱にも『20年保証製品』の表示があります。

他社製品と比べると、明らかに耐久性が高いんです。

グラフを見ると、30年もいけそうです。

本当は30年保証が必要だと思います。

でも、そんな製品はまだありません。

近いうちに、20年保証品が30年保証になるらしいんですが・・・。

本題に戻ります。

今回の場合、対策は2つです。

①透湿防水シートに水が掛からないようにする。

②透湿防水シートを張り替える。

前者は、外装材の塗装や目地の打ち替えを指します。

そして後者は、外壁の張替えです。

どちらも足場が必要です。

工期だって、それなりに掛かります。

必要な費用は前者の方がかなり少なくなりますが、その効果は長く続きません。

後顧の憂いを無くしたいのであれば、後者を選択すべきかと思います。

でも、このお宅は5年前に外壁塗装をしているんですよね・・・。

施工の様子を見ていると、どうやら目地の打ち替えを行わず、そのまま上から塗装しただけのようですね。

目地の至る所が割れています。

横殴りの雨が、ここから侵入したと思われます。

所々、雨水の抜ける道も塞がれていました。

あまり優秀な業者ではなかったようですね。

目地の打ち替えをしていれば、まだまだ大丈夫だったと思うんですよね。

残念で仕方ありません。

状況を説明して、見積書を作成する事になりました。

前者の施工を採るのか?

後者の施工を採るのか?

価格次第との事。

長い目でみれば、絶対後者だと思います。

まだまだ、充分住み続けることが出来る家なんですから・・・。

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気候変動の話④

2019年10月21日 08時00分00秒 | 住宅を取り巻く環境

気候変動に関する話を数回に分けてご紹介しています。

その第4回目は、塩分濃度と海洋大循環の関係というお話です。

海洋大循環では塩分濃度が重要な役割を担っています。

温暖化によって北極や南極の氷が溶けてしまえば、海に大量の淡水が流入し、塩分濃度は低下します。

すると海洋大巡循環は流れが弱まったり、停止する可能性が高まります。

極地研の田村岳史助教の南極氷河崩壊による海氷生産量減少に関する論文は、この海洋大循環の停止が起こるのではないかという警告ではないかと思われます。

塩分濃度の高い海洋深層水は、北極や南極の寒冷な気候の中で氷塊から零れ落ちるように生成されます。

氷塊が融けても真水にしかならず、深海に沈み込むことはありません。

そう、海洋深層水の条件である濃度の高い塩水にはならないんです。

むしろ海洋大循環を停止させてしまうかも・・・。

海洋大循環が停止すれば、ヨーロッパは一気に寒冷化と乾燥化が進みます。

ノルウェーなど北欧では、年間降水量が30%程度まで落ち込み、最悪の場合は平均気温が6℃まで下がります。

農業は大打撃を受け、モンスーンに熱と水分の供給も少なくなります。

北米・アフリカ・アジアでも寒冷化と乾燥化が進みます。

例えば中国は寒冷化する上に降水量が不安定になり、旱魃が起き、農業が大打撃を受けるでしょう。

ここに豪雨が襲えば、壊滅的な洪水が発生します。

日本だって例外ではありません。

海洋大循環の停止は、数十億人の生活を脅かすことになります。

もう既に海洋大循環は弱まっています。

塩分濃度の低下により、過去50年で30%も低下しているんだとか。

また北大西洋でも、塩分濃度がここ40年間ずっと下がり続けているといいます。

塩分濃度の低下は、北極海のある地点では、10年間ほどで約3%から約2%に。

また北大西洋では、20世紀後半で0.2%減となっています。

このまま進むと2200年には海洋大循環が停止するとも言われているんだとか・・・。

一旦停止すれば、暖かい南大西洋の海水が北上してくるまでの間、億単位で再駆動する事はありません。

このように地球温暖化は、人類の存亡に関わる重大な問題を含んでいるんです。

続く・・・。

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